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0.47秒も短縮に成功!…スポーツの家庭教師直伝“速く走るポイント“で「速く走りたい」小3男子のお悩み解決!

0.47秒も短縮に成功!…スポーツの家庭教師直伝“速く走るポイント“で「速く走りたい」小3男子のお悩み解決!

「速く走りたい!」ボイメン平松賢人がお悩みをサポート

毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が視聴者の方から寄せられたお悩みをサポートしています。

今回は小学3年生の息子さんを持つママから、お手紙をいただきました。
「お助けちゃんのコーナー、大好きです。小3の息子の悩みですが、走り方にクセがあるのか、なかなか速く走ることができません。正しいフォームや走り方を教えてください。」というお手紙です。

早速平松くんは、ママと息子さんSくんの元へ。
「学校の中で1番になりたい!」と話すSくん。しかし現状は、クラス30人中25番目くらいだそう。それでも目指すは学年最速!平松くんも全力でお助けします。

今回は、走り方の教室や個人レッスンなどスポーツの家庭教師『フューチャーキッズ』の加藤翼先生に助っ人をお願いし指導していただきます。

まずはSくんの今の実力を見せてもらいましょう。
今回は体育館のスペースの関係で40mのタイムを計測。Sくんのタイムは9秒06でした。小3男子の平均は約8秒※なので、どうやら現時点では平均よりも走るのが遅いようです。
(※50mの小学3年生男子平均10.00秒を40mで単純計算)

ちなみに平松くんが走ってみたところ、タイムは6秒12。この結果に「僕との差がスゴイ!」と羨望の眼差しを向けるSくん。平松くん、いいところを見せられました。

さあではいよいよ特訓開始です。速く走るポイントは次の3つ。
【速く走るポイント】
体の柔軟性
走るフォーム
トレーニング方法

<1.体の柔軟性>

まず両脚を開いてお相撲さんが四股を踏む前のような体勢で構え、ゆらゆらと左右に揺らし股関節を柔らかくします。次に両手を地面に付け、両脚を前後にし、前の脚は曲げ後ろの脚は伸ばして前後にゆらゆらと揺らして股関節やアキレス腱を伸ばします。股関節が柔らかいほうが、脚がしっかりと上がり速く走れるようになるそう。お風呂上りにやると効果的です。

<2.走るフォーム>

次に走るフォームを確認します。フォームの改善にはスマホを使用し撮影。正面と横から、いずれもスロー撮影がおすすめです。

Sくんと一緒に撮影した動画を確認すると、先生が2つの改善点を見つけてくれました。

一つ目は、走る時に腕を横に振っていること。横に振ると力が進行方向に働かずに逃げてしまうので、腕は後ろにまっすぐ大きく振ることが大切。また腕を正しく振ると肩甲骨がうまく動き、脚を高く上げることができのだとか。

二つ目は、脚の向き。Sくんは進行方向ではなく外に向いてしまっているので、力が外側に逃げてしまうのです。さらにカカトから地面についていることも遅くなる原因。走るのはジャンプの繰り返しなので、なるべくカカトを上げるようなイメージで脚を真下にトーンと勢いよく着くと、速く走ることができるようになるそうです。

<3.トレーニング方法>

ではいよいよトレーニング方法です。速く走るためには、自分の脚を思い通りに動かすことがポイント。今回は練習用のラダー(梯子のようなもの)を地面に置き、踏まないように1マスずつ進みます。この練習でもつま先から着地することを忘れずに。他にも、ラダーの左右に動いたり、ジャンプしながら進んだり、自分の脚を思ったように動かせるよう、様々な動きの練習をしましょう。ラダーがない場合は地面に線をひいて代用可能です。

続いてはミニハードルを使用し、脚を高く上げる練習。地面を蹴るつもりで、高く速く脚を動かします。

さらにフォームを正すため、Sくんのおへその辺りにタオルを回し、先生が後ろからタオルを引っ張りながら支えます。Sくんはおでこが前にくるように前傾姿勢になり、その場で走ります。しっかり腕を振って脚を上げて体を倒して…このフォームを身につけられるよう、タオルを使って感覚を養います。

ほかにも、脚の向きを真っすぐにするためラインの上を歩いたり、脚を高く上げるために大きくスキップをしたり、様々な練習に一生懸命取り組むSくん。

「どうしてそんなに頑張れるの?どうして速く走りたいの?」と平松くんが訊ねると「将来、走るのが遅い大人になって後悔したくない!」と答えます。将来のために“今”頑張れるSくん、すごいですね!

そんなSくんに、最後に先生から正しいスタート姿勢を伝授されます。
後ろのカカトをしっかりと上げて少し体を前に倒し、手と脚が一緒にならないように注意する、これが正しいスタート姿勢です。前後の脚をどちらにするかは個人差がありますが、背伸びをして前に倒れた時に支える脚が軸脚とするのが、走りやすいそう。

こうして練習すること1時間。再び計測です。ママに見守られ、全力で走るSくんのタイムは…8秒59。以前より0.47秒も短縮することに成功しました!

この結果に喜びの表情を見せるSくん。そして、練習前とはスタート姿勢から全然違うSくんの姿に、ママも感動の表情です。将来のために一生懸命努力したSくん、これからも学年最速目指して頑張ってね!今回のお助けも大成功!!

いかがでしたか?
「脚が速くなりたい!」そんなお子さんもきっと多いのではないでしょうか。
パパさんママさんも今日のアドバイスを参考に、ぜひお子さんのサポートをしてあげてくださいね。

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