加藤愛アナが愛知県新城市鳳来の愛されフード『おかめ五平』を調査!食感と甘辛味噌ダレがキメ手!地元で愛され続ける五平餅

2024年2月15日(木)放送
加藤愛アナが愛知県新城市鳳来の愛されフード『おかめ五平』を調査!食感と甘辛味噌ダレがキメ手!地元で愛され続ける五平餅

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、根づく愛されフード。CBCの加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、『愛知県新城市鳳来地区』の『おかめ五平』です。

半分つぶすことで生まれる五平餅の食感 

CBCテレビ『チャント!』いただきます!ほぼ地元だけ 愛されフード

聞き込みをすると、『おかめ五平』は“おかめ”という店の“五平餅”。赤味噌の甘辛ダレときりたんぽのようなモチモチ感がたまらない絶品だとか。おじゃましたのは、鳳来寺山の麓にある『おかめ茶屋』。94年続く老舗で、戦前から変わらず愛される地元の憩いの場です。

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鳳来地区でナンバーワン!?…との呼び声も高いこの店の“五平餅”は大きめで、飴色のタレをまとった一品。味の絡みもよく、「お米の粒感が見て分かるくらいしっかり残っています。つぶつぶなのに、お餅はやわらかい」と加藤アナ。すると、「これは、お餅じゃなくて普通のご飯」と3代目。粒感を残す方法について、「米粒の形を半分くらい残してつぶす。それを“半殺し”と言うんです」と教えてくれました。

五平餅は“餅”といえど餅ではない! 原料は一般の“米”

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この店では、全国各地の厳選したコシヒカリを独自にブレンド。釜で炊き上げたら、すぐさま杵を差し込んで、つくようにして練っていきます。半分くらい粒がつぶれたところで手を止めますが、そのタイミングは手に伝わる感触で見極めるそうです。練りすぎると串にくっつかず、逆に練り方が甘いと焼く時に串から落ちてしまい、この絶妙なバランスを保つちょうどいい塩梅が“半殺し”なのです。

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この練り上げのあとは、何年やっても全く慣れることがない…という、熱さに耐えながら行う五平餅1本分のご飯を丸める作業。冷めてしまうと次の工程ができなくなるため、70度~80度もある釜の中のご飯を握っていきます。加藤アナは、過酷な手作業の話を聞いて、五平餅作りの大変さを知りました。

受け継がれる味噌ダレが味の決め手

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『おかめ茶屋』の創業は、昭和5年(1930年)。祖母が食堂から始め、戦後になって嫁いできた母へと受け継ぎ、五平餅の販売を開始。今は、3代目となる娘の三七子(みなこ)さんが店を切り盛りしています。

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看板商品『おかめ五平』がおよそ75年にわたり、鳳来地区で愛され続けている理由は、初代が作ったという秘伝の味噌ダレで、今もその味を忠実に守り続けているそう。深いコクを感じた加藤アナは味の秘密を尋ねますが、材料は味噌と砂糖と水だけで昔から何も変わっていないとか。

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鳳来地区では、五平餅はそれぞれの家でも作るという家庭のおやつ。かつては多くあった専用の焼き台が家庭から姿を消しつつあるため、需要に応えていつしか“五平餅専門店”となり、その『おかめ五平』は地元の愛されフードとして根づいていきました。

(CBCテレビ「チャント!」2月15日(木)放送より)

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