今、日本中が注目するドラゴンズのゴールデンルーキー・根尾昂！キャンプ地・沖縄での“根尾フィーバー”は記憶に新しいところです。

そんな中、根尾選手の出身地・飛騨市がある岐阜県に、ある地名を発見。その名も『旧根尾村』！

根尾選手と同じ名前で、何か影響があるかもしれない…ということで、現地を緊急取材しました。

人口わずか1400人。岐阜県本巣市にある「旧根尾村」地区は、国の天然記念物にも指定されている淡墨桜（うすずみざくら）で有名。

行ってみると、「JAぎふ 根尾支店」、「根尾小学校」、「バスのりば 根尾中前」などなど…村の至るところが「根尾」だらけ！

何だかワクワクしてきたところで、早速聞き込み開始です。

Q.根尾選手とこちらの旧根尾村は何か関係があるのでしょうか？

女性：「今のところ知らないです」

と、あっさり否定。しかし調査を続けると…。

（リポート）
「あ！あそこに『根尾診療所』という建物がありますね」

「根尾診療所」を発見！そういえば、飛騨市にある根尾選手の実家も診療所だったはず…。

Q.根尾選手と関係があるんですか？

根尾診療所 加納宏冶事務長：
「ええと…根尾選手とは関係はないんです」

ところが同じ「根尾」ということで、こんな影響が…。

加納事務長：
「ドラフトで根尾選手がドラゴンズに決まった時に、こちらに何件か『おめでとう！』というお電話をいただきました。ドラフト1位ともなると違うなと思いました。新聞社からも間違って電話をいただいたこともあります」

勘違いした記者から、取材依頼の間違い電話がかかってくるようになったとか…。

さらに、こんな有力情報が！

女性：
「今度3月13日に応援団を立ち上げますので。根尾の人が集まって根尾選手に『頑張ってください！』っていう感じで」

なんと3月、新たに応援団が設立されることが判明！その名も「根尾うすずみ応援団」です。

応援団員の男性：
「あの眉毛がスゴいですよね。まるで武士みたいな」

実は、旧根尾村のかつてのお殿様の名前も「根尾」右京之亮。「全国の根尾さんのルーツはこの地にある」という“説”を唱えるメンバーも。ということで…。

応援団員の別の男性：
「（根尾選手には）旧根尾村に来てもらって、ご先祖様に線香の一本でもあげていただきたいなと。そんな気持ちですね」

さらに団長には、こんな希望もあるようで…。

根尾うすずみ応援団 石川博紀団長：
「お米のブランドで『根尾米』というのがありますので、根尾選手に食べてもらおうと寮へ送りました」

一面、田んぼが広がる旧根尾村。実は、ここで作られるブランド米の名前が『根尾米』なんです。米と数々の名産品を差し入れして、根尾選手に村のPRをしてほしいと計画中。

応援団員の男性：
「全国に広がった根尾一族の方の声を集めて、根尾昂さんをシンボルとして応援していきたいです」

「応援するぞー！」と気合いが入りつつも、根尾選手にあやかって“村おこし”をしたいという思いをちょっとだけ感じなくもない「根尾うすずみ応援団」の皆さん…。

しかし、淡墨桜をデザインした横断幕を持って、ナゴヤドームまで応援に行くツアーも予定。根尾選手の活躍を心の底から願っているようでした！

（2月24日（日）午後1時24分放送 CBCテレビ『スポーツLIVE High FIVE!!』より）