伊藤みどり、浅田真央、そして竹内すい! またまた愛知に現れた…トリプルアクセル操る16歳
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スポーツLIVE High FIVE!!

伊藤みどり、浅田真央、そして竹内すい! またまた愛知に現れた…トリプルアクセル操る16歳

2018.10.16

東海地方で注目のフィギュアスケーターを紹介する企画『HighFIVE!! on ICE(ハイファイブ!! オン アイス)』!

フィギュアスケーター竹内すい選手
フィギュアスケーター竹内すい選手

記念すべき1回目、名古屋の大同大学大同高校に番組特製の“キスアンドクライ”を設えてお迎えするのは、同校2年生の竹内すい選手(16)!

一体どんな生徒なのか…クラスメイトに聞いてみると?

クラスメイトの女子:
「かわいくて、いつも笑顔でニコニコしていて大同高校のスターです!」

あどけない笑顔が可愛らしい、竹内選手。そんな彼女を一躍有名にしたのは…『トリプルアクセル』!

トリプルアクセルといえば、あの浅田真央さんをはじめ、これまで女子フィギュアの国際大会で9人しか成功していない、難易度の高い大技。

なんと竹内選手は今年1月に行われたインターハイで、トリプルアクセル初成功!

しかもトリプルアクセルからトリプルトウループの連続ジャンプ。高校1年生にして全国優勝した逸材なんです。
そんな竹内選手がスケートを始めたのは8歳の時。きっかけは母親に連れられて見に行ったアイスショーでした。

竹内すい選手:
「アイスショーで滑っていた選手のスピンを見て、すごくきれいだなと思って、やりたいなと思いました」

スケートを始めるとすぐに才能が開花。10歳の時、年代別の全日本選手権でなんと2位!

なぜ竹内選手は上達することができたのか。小塚崇彦さんの母で、コーチを務める小塚幸子さんに聞いてみると?

小塚幸子コーチ:
「言ったことはすぐできるし、素直なので吸収しようとする気持ちがとてもあるんです」

そう、新品のスポンジのような吸収力。そして何より…。

竹内選手:
「ジャンプ・スピン・ステップ・スケーティング全部楽しいんですけど、『あ、滑ってるな』って思う時が一番楽しいです。(Q.スケート好きなんですね?)大好きです(笑)」

フィギュアスケーター竹内すい選手
フィギュアスケーター竹内すい選手

超多忙なフィギュアスケーター。竹内選手のオフといえば「家族で焼肉」!この日は、名古屋市内のお店でお母さんと一緒です。

Q.好きな肉の部位はあるんですか?

竹内選手:「タン!」

大きな試合が終わったあと食べる塩タンは格別なんだとか…。ここでお母さんにすい選手の性格を聞いてみると?

竹内選手の母親:
「昔から『ヨーイドン』とかが好きじゃなくて、順位が悪くても自分がやりたかったことができれば満足してるので…」

竹内選手:
「(母親がインタビューに答える中…)食べていい?」

竹内選手の母親:
「…いいよ。マイペースなんです(笑)」

フィギュアスケーター竹内すい選手
フィギュアスケーター竹内すい選手

12月に行われる全日本選手権に向けて!

9月末、名古屋の邦和スポーツランドで開かれた中部フィギュアスケート選手権大会。

今シーズンの初戦で、12月に行われる全日本選手権に向けて絶対に突破しなければいけない大会です。

ショートで3位につけて迎えた竹内選手の、フリーの演技。

まずは最初のジャンプ・トリプルルッツを決め、トリプルアクセルへ…!

しかし判定は回転不足。さらに両足での着氷となってしまいました。

それでも、しっかりと残りのジャンプをまとめ、162.30点の総合2位でフィニッシュ!次の舞台、西日本選手権への切符を手にしました。

(試合後のインタビュー)
竹内選手:
「(Q.トリプルアクセルの出来は?)う~ん…。微妙です。タイミングは悪くなかったので、あとは勢いが足りなかったのかなと。自信を持って毎試合跳べるように練習していきたいです」

撮影用ドローン
撮影用ドローン

最後に、竹内選手に今シーズンの目標を“1文字”で表現してもらいました。

描くのは色紙…ではなく、スケートリンクの氷上!それを上からドローンで撮影する、『message on ICE(メッセージ オン アイス)』です。

フィギュアスケーター竹内すい選手
フィギュアスケーター竹内すい選手

リンクの中央、竹内選手が軽やかに舞いながら描いたのは、数字の『8』!

竹内選手:
「フリー演技で“エイトトリプル”(=8本の3回転ジャンプ)を達成したいので、それを思って描きました。アクセルがないと『8』にならないので、それを達成出来たらいいなと思っています」

(10月14日(日)午後1時24分放送 CBCテレビ『スポーツLIVE High FIVE!!』より)

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