『根尾フィーバー』で村中が大繁盛!中日2軍キャンプ地沖縄・読谷村の今 村長「来年も“調整”で…」
中日ドラゴンズの沖縄キャンプで、とどまるところを知らない『根尾フィーバー』!
訪れたファン:
「根尾君が見たくて」
別のファン:
「すごいですね。今まで(の読谷キャンプのファン数)と比べると5倍とか6倍ぐらい」
実は、根尾選手が練習しているキャンプ地の沖縄・読谷村は、村の面積ランキングで全国183村中146位の小さな村。
果たしてこの村が根尾フィーバーでどんな影響を受けているのか、徹底調査しました!
まず訪れたのは、読谷球場。ここのファン殺到スポットと言えば、グッズ売り場。
1000枚仕入れたという、根尾選手の名前入りタオルは…。
Q.今どのくらい残ってますか?
読谷村観光協会 比嘉等さん:
「残り100枚切りました(2月14日時点)」
売り切れの商品も続出し、グッズの売り上げはなんと去年の3倍!その影響でこんな事態も…。
同・比嘉さん:
「去年まではバイトの子を1人採用して、グッズ販売所兼売店という形で1人で対応できてたんですけど、(今年は)人が多くて読谷村観光協会総出で4,5人態勢でやらないとお客様をさばけない状態に陥ってしまいました。うれしい悲鳴で、本当に悲鳴です」
さらに、根尾フィーバーの影響は球場の外にも広がっていました。
読谷村に2軒しかないというタクシー会社、その1つ第一交通に行ってみると……事務所の電話が鳴りっぱなし!
第一交通 比嘉綾子さん:
「3倍近く忙しくなったんじゃないかなと思います。乗るお客さんもほとんど根尾選手の追っかけの方で、すごいです」
20台あるタクシーは、ほぼフル稼働。ほとんどのドラゴンズファンの行き先が…。
同・比嘉さん:
「平和の森球場(読谷球場)から北谷球場で、2700円くらい(笑) おいしいんですよ、この料金は」
同・金城さえ子さん:
「根尾選手のおかげで売上がもっと上がるのかなぁと期待しています!」
さらに読谷球場に一番近いスーパーにもドラゴンズファンの姿が!店員さんもユニフォーム姿でレジに立っていました。
訪れた中日ファン:
「お土産とかを見ようかなと思って来ました」
読谷ファーマーズマーケット 仲宗根朝之副店長:
「(売上が)30%~40%ぐらいはアップしてますね。(Q.根尾選手は見に行きましたか?)いや…まだ行ってないです。今忙しくてなかなか見に行けてない状況です」
読谷村はどこもかしこも大繁盛!
そば店の店長:
「こんなに盛り上がるとは思わなかったので、根尾選手特別メニューを考えてもいいですね」
最後に、“この村で最も舞い上がっている”という人のもとへ…。
読谷村 石嶺傳實村長:
「根尾選手はファンとしては一軍スタートできなくて残念でしたが、ありがたいことに読谷でスタートしたということで、大喜びでみんな盛り上がっているところです。2軍の皆さんとバーベキュー交流会をしているんですけど、来年もし根尾選手が参加するなら“牛一頭の丸焼き”をあげようかと思っています。開幕戦からは一軍でやってほしいと思っていますし、来年も今回の様なケガでなく調整で、第1・第2クールくらいまではぜひ根尾さんは読谷にいてほしいなと思いますね」
根尾フィーバーで活気づく沖縄・読谷村。村長は早くも“来年”のキャンプにまで思いを馳せていたのでした。
(2月17日(日)午後1時24分放送 CBCテレビ『スポーツLIVE High FIVE!!』より)