根尾昂選手に「彼女は?」「宴会でアキラ100%は?」とぶっこむCBC若狭アナ 軽やかにかわされる
中日ドラゴンズ入団に向けて動き出した、大阪桐蔭高校・根尾昂選手。地元の岐阜県飛騨市を始め、関係者はヒートアップ!
そこで根尾選手ゆかりの方を徹底取材すると、熱いエールとともに懐かしの“根尾君トーク”が止まりませんでした。
そうした数々の証言などをもとにCBCテレビ・若狭敬一アナウンサーが根尾選手ご本人を直撃です!
いきなり若狭アナ畳みかける
若狭敬一アナ:
「まず根尾選手、こちらの堀田茜さん。トップモデルさんです。間近でご覧になっていかがですか?」
根尾昂選手:
「綺麗だと思います」
堀田茜さん:
「若狭さんやめて下さい、言わせたみたいな感じで(笑)ありがとうございます」
若狭アナ:
「根尾選手は、どんなタイプの女性がお好きなんですか?」
根尾選手:
「明るくて、優しい方です」
若狭アナ:
「(天を仰ぎながら…)彼女いたりするんですかー!?」
根尾選手:
「いやもう、高校がダメなんで。すみません!」
若狭アナ:
「初球から厳しいボールを投げてみたんですけども、上手くファールでかわされました。
さて、今回我々、根尾選手のルーツを探るべく各地を回りました。まず、富山県の南砺市ではスキーコーチをしている男性を訪ねました。根尾選手が中学2年生まで野球とともに取り組んでいたスキー競技。全国大会直前に富山県で泊まり込みの合宿をした時、男性のお宅で寝泊まりをしていたそうですね。その合宿は覚えてますか?」
根尾選手:
「はい、覚えてます。朝から夕方までスキーを滑らせてもらって、ご自宅に泊めさせていただいて、みっちりスキーをやらせていただいたような思い出があります」
若狭アナ:
「当時の滑りを今ご覧になっていかがですか?」
根尾選手:
「いやぁ…中学生ですね。身体が弱いです」
若狭アナ:
「野球にとって、スキー競技に取り組んでいたメリットはありましたか?」
根尾選手:
「雪が降ったらスキーをしているような中学校時代だったので、冬のトレーニングという点では、なかなか経験できないことをさせてもらったなと思っています」
堀田さん:
「今でも滑りたくなることはありますか?」
根尾選手:
「滑りたい気持ちはあるんですけど、ケガもありますし、そんなに積極的に滑りに行く気にはならないですね」
若狭アナ:
「南砺市で取材中に『メンタルの強さはどこから来ているの?』という質問がありました。これについては?」
根尾選手:
「いや…メンタル、強いですか?(笑) そんなに…」
若狭アナ:
「強い強い強い。甲子園春夏連覇ですよ!打ってるし、投げてるし」
根尾選手:
「色んな選手が周りでカバーしてくれてたところで、自分は好きなようにやっていたので」
若狭アナ:
「そんなにメンタルが強い自覚はない?」
根尾選手:
「ないですね、はい」
若狭アナ:
「富山の方でも『これからは中日ファン』とおっしゃっていたり、『ナゴヤドームにいきます』という言葉があったり、このあたりの思いはどのように受け止めていますか?」
根尾選手:
「期待していただいているので、応えられるように頑張りたいと思います」
音楽の情報源が「アルプススタンド」
若狭アナ:
「続いて、岐阜市の取材では、中学のスキー競技時代にチームメイトで先輩だった女性から『全国大会で寝坊をしたのに、なぜ勝てたんですか?』という質問がありました。寝坊したんですか?」
根尾選手:
「いや…、悪いことはあまり覚えていないです(笑)」
若狭アナ:
「メンタル強いじゃないですか(笑) すごく切り替えが上手なのかもしれないですね」
根尾選手:
「した…んですかね、本当に覚えてないんです」
若狭アナ:
「そして『意外とイタズラ好き』という証言もありました。『ランニング中、後ろからドーンと雪ふかふかのところに投げ飛ばされたり、雪玉を投げて来たりした』と。これについては事実で?」
根尾選手:
「あの…はい(笑) 男の先輩がいつも一緒に滑ってたんですけど、ノリで…。僕もやられたりして」
若狭アナ:
「『リフトに乗っている時、歌を歌っていた』というお話もありました。どんな歌だったか覚えていますか?」
根尾選手:
「え~っと…(微笑みながら)色々です!」
若狭アナ:
「好きなアーティストの方とかいらっしゃるんですか?今だったら、DA PUMPさんの『U.S.A.』とかご存知ですか?」
根尾選手:
「大阪桐蔭の吹奏楽部がアルプスでやって下さってたので、それで知りました」
若狭アナ:
「音楽の聞き方が、アルプスからというのはすごいですね(笑) また、スキーの全国大会の直前に先輩が目標を聞いたら『俺1位しかないです』と答えたそうですが、これは?」
根尾選手:
「それは、言ったかもしれないです。勝つことしか考えてなかったですね、その時は」
野球をしている子供たちに伝えたいこと
若狭アナ:
「そして根尾選手の“野球の原点”でもある地元・飛騨市も取材してきたのですが、かつて在籍されていた少年野球の“古川クラブ”のコーチから『当時の練習で今も活かされていることは?』という質問がありました。いかがでしょう?」
根尾選手:
「野球の道具を並べることです。小学校の時、最初に教えてもらったんですが、覚えています」
若狭アナ:
「技術というよりも、礼儀作法と?」
根尾選手:
「そうですね。技術云々はそんなに言われなかった記憶がありますね」
若狭アナ:
「今、古川クラブで野球を頑張っている子供たちに、もし将来プロになりたかったら今こうするべきだというようなアドバイスはありますか?」
根尾選手:
「多分練習時間がそんなに長くないと思うので、思いっきり楽しみながらやってほしいです」
若狭アナ:
「あと、古川中学校時代の先生から、『背を伸ばすため牛乳4本飲む日もあった』というお話がありましたが…」
根尾選手:
「飲む日はもっと飲んでたので、7本くらいは」
若狭アナ:
「7本!背番号とちゃんと一緒っていうこのミラクル!」
堀田さん:
「野球やスキー以外で他にスポーツはされていたんですか?」
根尾選手:
「陸上を小学校1年生からやっていました。短距離です」
若狭アナ:
「100メートル何秒くらいだったんですか?」
根尾選手:
「小学校の時はそんなに速くなくて12秒5とか6くらいです」
若狭アナ:
「今ですと、ちなみに50メートルはどのくらいですか?」
根尾選手:
「6秒ジャストとか1くらいです」
バッティングセンターが“聖地”に
若狭アナ:
「さて、富山市にある『ベースボールハウスMVP 有沢店』。根尾選手が中学校時代に通ったバッティングセンターで、富山でもっとも速い硬球を打てるところだということですが、ご記憶はありますか?」
根尾選手:
「あります。調べて、行っていました」
若狭アナ:
「中学生当時の根尾選手のバッティングフォームを店長さんが撮影されていました。今見て、ご自身で解説するとしたらどうですか?」
根尾選手:
「解説するに値しないくらい酷いですね…。いやもう、スイングが弱いです」
若狭アナ:
「当時は何キロくらいの球を打っていたんですか?」
根尾選手:
「130~140キロくらいです。バッティングセンターに行かせてもらって、慣れてきた感じです」
堀田さん:
「どのくらいの頻度で通っていたんですか?」
根尾選手:
「時間があったら、お父さんに連れてってもらって行っていました」
若狭アナ:
「甲子園での活躍をきっかけに、根尾選手が通っていたとの噂が広まり、店長さんは『毎月根尾ファンが何組も来るようになった』とおっしゃっていました」
根尾選手:
「ホントですか(笑) 信じられないですね…」
若狭アナ:
「あと店長は『木製バットを使っていて、開店と同時に約2時間打ち続けていた』と。やはり木製バットを早くから使おうという意識はあったんですか?」
根尾選手:
「バッティングセンターはやっぱりそういう実践をイメージしていたので。ほとんど木のバットで打たせてもらいました」
若狭アナ:
「ちなみに、好きな教科は?」
根尾選手:
「英語です。やっぱり将来役に立つので」
若狭アナ:
「将来、メジャーに行きたい気持ちは?」
根尾選手:
「今はないです」
若狭アナ:
「最後に、ドラゴンズの宴会で『アキラ100%』をやって欲しいと言われたら、やりますか?やりませんか?」
根尾選手:
「(笑顔で)やらないです!」
(11月11日(日)午後1時24分放送 CBCテレビ『スポーツLIVE High FIVE!!』より)