公開プロポーズに、あの映画監督も…Bリーグ3年目! 愛知3チームのアリーナ演出に高まる
Special
スポーツLIVE High FIVE!!

公開プロポーズに、あの映画監督も…Bリーグ3年目! 愛知3チームのアリーナ演出に高まる

2018.10.10

プロバスケットボール『Bリーグ』、3年目のシーズンが開幕!

観客動員数は1年目の2016-17シーズンが約223万人だったのに対し、2017-18シーズンは約250万人と約12%アップしています。

3年目にも俄然注目が集まる中、実は愛知県はトップリーグである『B1』に全国で唯一3つのチームがひしめき合う、群雄割拠の“バスケ大国”なんです!

“週8バスケ”と公言するバスケ大好き芸人、麒麟・田村裕さんとバスケ大国・愛知の3チームを特集。まだバスケに詳しくないという堀田茜さんに熱烈プレゼンしていきます!

麒麟・田村裕さん
麒麟・田村裕さん

CBCテレビ・若狭敬一アナウンサー:
「田村さん、バスケットボールは愛知がアツいんですよね!?」

麒麟・田村裕さん:
「いやもうホント激アツですよ!だって47都道府県に色んなチームがあって、B1に18チームしかないうちの、3チームが愛知にあるんですよ。すごいことですよ。プロだけじゃなく、愛知は高校生から強いですから」

若狭アナ:
「愛知にはB1で『シーホース三河』、『三遠ネオフェニックス』、『名古屋ダイヤモンドドルフィンズ』の3チームがあります。堀田さんにはそれぞれの魅力をまず知っていただけたらと思います。ひょっとすると“オフィシャルブースター”のようなお仕事が来るかも…」

堀田茜さん:
「おー!リアルですねっ やめてくださいよーリアルな感じ(笑) でも真剣に!」

田村さん:
「今、マジでバスケのこと語れるタレントさん募集してますからね、めちゃくちゃ仕事ありますよ。こないだバスケの打ち合わせ3本あったんですから、1日に(笑)」

バスケもお酒を飲むのも速い選手が…

若狭アナ:
「さて、愛知の3チームを見ていきますと、まず刈谷市がホームタウンのシーホース三河。『優勝に飢えた最強タレント軍団』と、番組側からは依頼していないのにもかかわらず田村さんがネーミングを」

『優勝に飢えた最強タレント軍団』シーホース三河
『優勝に飢えた最強タレント軍団』シーホース三河

田村さん:
「ホンマ真剣に夜中考えました(笑)」

若狭アナ:
「このシーホース三河はとにかく強いということで、ここまで2年連続で地区優勝を果たし、それぞれプレーオフでベスト4まで進んでいるんです。特に昨シーズンのプレーオフでは初代王者・栃木ブレックスに勝ったんですよね」

田村さん:
「しかもですね、結果ベスト4なんですけど、実質決勝だったんではないかと言われていた試合で敗れたので、実力的には優勝まであと一歩という状況です、常に」

若狭アナ:
「今年日本一の可能性も?」

田村さん:
「もちろんあります。もともと最強軍団なのに優勝してないので、やっぱり飢えまくっているわけですよ。ココは強みです」

シーホース三河のファン参加型アリーナ演出

若狭アナ:
「アリーナ演出も愛知の3チームで比較していきますと、シーホース三河はファン参加型!去年は、『バレンタインデー企画』としてチョコやサインをプレゼント。またクリスマスシーズンにはファンの方がコート上で『公開プロポーズ』!選手や他のファンの皆さんが見守る中、見事に成功していました」

シーホース三河のファン参加型アリーナ演出
シーホース三河のファン参加型アリーナ演出

堀田さん:
「えー!キュンキュンしますね。それは見たいですね、生で」

田村さん:
「まだ全国的にはブースター(ファン)が少ないんですよ。サッカーや野球と比べて。だから『みんな仲間』という空気で一体感があるんですよね。

 そして僕からおすすめの選手を紹介すると、“スピードスター”ポイントガードの村上直選手(31)。今Bリーグの中でも断トツでスピードが速い。ドリブルって体の前でボールをつくんですけど、村上選手は速すぎてたまにボールより体が前に出てます。僕も長いこと日本のバスケ見てますけど、こんな速い選手は見たことないです」

“スピードスター”ポイントガードの村上直選手(31)
“スピードスター”ポイントガードの村上直選手(31)

若狭アナ:
「さらにプチ情報もあるということですが?」

田村さん:
「はい。バスケのスピードも速いんですけど、お酒飲むスピードも尋常じゃないです。一回一緒に飲んだことがあって、むちゃくちゃ速い。ひょうきんで気さく、関西人でキャラクターもいいので是非とも応援してあげてください」

206cmの選手がスーパーに並ぶ!?

若狭アナ:
「続いては、『大物喰いの意外性抜群チーム』三遠ネオフェニックスです。ホームタウンの“三遠”地区というのは、堀田さんどうですか?」

『大物喰いの意外性抜群チーム』三遠ネオフェニックス
『大物喰いの意外性抜群チーム』三遠ネオフェニックス

堀田さん:
「あまり馴染みがないというか…多いイメージがないので、愛知県の地名で」

若狭アナ:
「ですよね、実は愛知県の東三河と静岡県の遠州(西部)から1字ずつとっているんです。田村さん、両県にまたがっているチームは珍しいですよね」

田村さん:
「Bリーグの中でも珍しいチームで、多分“三遠”っていうのはこの意味では造語だと思うんですけど、携帯で変換するときに“さんえん”だけだと三匹の猿の方になってしまうので、一発で出すためには、“さんえんね”までいったら予測変換で“三遠ネオフェニックス”まで出てくると思います」

若狭アナ:
「プチ情報!(笑)ありがとうございます。初年度は地区2位でプレーオフベスト8まで進んだんですが、昨シーズンは地区4位に甘んじたと…」

田村さん:
「そうですね。ここには負けてもしょうがないなっていうチームには勝つんですよ。でもここには勝ってよねっていう時にたまにポカやるんです。それでまだ勝敗が安定してないんですけど、チームワークが何せいいので、まだまだ可能性を秘めているチームです」

“アリーナグルメ”が充実

若狭アナ:
「そしてアリーナ演出ですが、地域密着型となっていて“アリーナグルメ”が充実しています。田原市の田原ポークを使ったフランクフルトやオムそば、豊川市のはちみつを使ったレモネード、さらに豊橋市の卵を使ったたまごサンド。いいですよね」

“アリーナグルメ”が充実
“アリーナグルメ”が充実

田村さん:
「(牛乳パックを取り出して…)さらに、地域密着で地元の商品とコラボしていこうということで、中央牛乳さん。何とパッケージに太田敦也選手がデザインされています。『牛乳が大好き』ということで、身長が206センチもありますので、いっぱい飲んで大きくなりましょうねというコラボです。スーパーでこんな商品が並んでたらうれしいですよね」

太田敦也選手がデザインされた牛乳パック
太田敦也選手がデザインされた牛乳パック

堀田さん:
「やっぱそういう食べ物とかの楽しみがあると、実際に見に行きたくなりますね」

田村さん:
「特にこのチームはアリーナグルメを会場の“中”で売ってるので、色んな楽しみ方がありますよね。

そして注目選手は“エリートなのにハングリー”、ポイントガードの寺園脩斗選手(24)です。高校時代から宮崎の名門・延岡学園高校で4冠を達成し、そこから東海大学へ進んだスーパーエリートだったんですが、プロにはいかなかったんです。でも自分のライバルたちがプロで活躍してるのを見て、『俺ももう一度プロを目指すんだ』と。身長が171センチしかないのでプロの中では相当小さいんですけど、ここからプロでどこまでやっていけるかが楽しみな、将来有望な選手です」

“エリートなのにハングリー”、ポイントガードの寺園脩斗選手(24)
“エリートなのにハングリー”、ポイントガードの寺園脩斗選手(24)

堤幸彦監督が演出プロデュース

若狭アナ:
「愛知の3チーム、最後にご紹介するのは名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。『華やかな若手スター軍団』、これはどういうことなんでしょう?」

『華やかな若手スター軍団』名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
『華やかな若手スター軍団』名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

田村さん:
「初年度から若手としてはすごいメンバーを揃えてるんですよ。ただ今はベテランがそこまでいないので、勝ち切れていないんですけど、将来性で言うと抜群ですね!恐らく日本代表に入ってくるだろうなっていうメンバーがめちゃくちゃいますので」

若狭アナ:
「昨シーズンは地区2位でプレーオフベスト8まで進出しましたよね」

田村さん:
「着々と上がってきてますし、まだどんどん上がっていきますよ」

アリーナ演出は映画監督・堤幸彦さんがプロデュース

若狭アナ:
「アリーナ演出はエンターテインメント型ということで、今シーズンから『トリック』や『SPEC』などを手がけた名古屋出身の映画監督・堤幸彦さんがプロデュース。

 堤監督いわく『入場してから試合が始まるまで、そして試合終了から退館するまでドルフィンズアリーナを劇場とし、お客様が主役となるストーリー展開をしています』とのことでした」

堀田さん:
「これはどういうことなんでしょう。気になりますよね」

若狭アナ:
「6日のドルフィンズアリーナを取材すると、試合前、堤監督による渾身の映像の後、赤く燃えるような球体とともに監督考案の応援団長『レッドル』が登場!コート上でアクロバティックな動きを披露していました。

 そして試合中キーアイテムとなるのが、片面に『DO.』もう一方の面に『RED.』と書かれた真っ赤な扇子。掛け声とともに扇子で応援して会場全体の雰囲気を作り出すと、試合後には監督作詞のエンディング曲を大合唱!ただ6日は初日ということもあって、選手たちもまだ覚え中でした」

アリーナ演出は映画監督・堤幸彦さんがプロデュース
アリーナ演出は映画監督・堤幸彦さんがプロデュース

堀田さん:
「“舞台”みたいですねー。扇子でくるくる『DO!RED!』したいです!」

田村さん:
「僕もコレが見た過ぎて、この後ドルフィンズアリーナ行ってきます。ちょうど間に合うんですよ(笑)ええ時間で予定組んでくれてるんです。

注目したい選手は、“THE 大黒柱”、フォワードの張本天傑選手(26)。日本代表にも入ってまして、着々と成長しています。パワーで当たりながらファウルをもらって得点を稼げるという珍しいタイプの選手で、どんどん活躍してほしいです。

“THE 大黒柱”、フォワードの張本天傑選手(26)
“THE 大黒柱”、フォワードの張本天傑選手(26)

 さらにプチ情報としては、5月に長男が誕生!同じチームの中東選手のところにも子供が生まれてめでたい状況なので、頑張ってほしいと思います」

 3年目のシーズンが開幕したBリーグ!

 麒麟・田村さんがおっしゃるようにB1の18チーム中、3チームが愛知に本拠地を置いているのは、“すごいこと”。全国のバスケファンからすると、愛知県内やその近隣は応援しやすい『お得なエリア』に映っているかもしれません。

(10月7日(日)午後1時24分放送 CBCテレビ『スポーツLIVE High FIVE!!』より)

スポーツLIVE High FIVE!!スタジオ収録風景
スポーツLIVE High FIVE!!スタジオ収録風景

あわせて読む

新着記事