今やクールビズもすっかり定着し、夏はネクタイ、ジャケットの着用なしが当たり前になり、服装の自由度は広がっています。職業による制服にも変化があり、例えば客室乗務員はスカートにヒールといったスタイルが定番だったのが、パンツスタイルでヒールではない靴が認められるようになってきました。制服にも服装に働きやすさや快適さ、安全性が重視されるようになってきていますが、今はさらにジェンダーに配慮したデザインへと変更する企業が増えているそうです。4月24日放送『CBCラジオ#プラス!』では、パーソナリティの天野なな実が気になるトピックとして4月20日に報じた日本経済新聞の記事を取りあげ、竹地祐治アナウンサーとともに解説しました。男性ありきの作業服を見直しこの記事では一例として、千葉県のとあるメーカーが工場での作業服を見直したことが挙げられています。これまでは男女同じデザインでサイズ違いのものを着用していましたが、工場では男性が多かったため、男性前提のデザインで丈が短かったそうです。そのため、腕を上げたりかがんだりした時に女性のインナーが見えてしまうといった問題がありましたが、女性向けには丈を少し長くしたり、動きやすいようにズボンの形を調整するなど、デザインを選択できるようにしました。作業服のデザインを男女別に用意することで、女性も安心して働ける労働条件を整えたというわけです。女性用スーツの欠点男女でデザインを分ける一方で、逆に男性用だったものを女性が着るという動きも出てきています。最近では女性があえてメンズスーツを選ぶ動きも広がっているという話もあります。一見、先程の話と逆のようですが、実は根本は同じ話。女性用のスーツの丈は一般的に短く、またウエストが絞られたりすることで、ボディラインが出やすい問題もあります。さらに天野は「ズボンの股上が浅いために動きにくい」と指摘。そこで、身体のラインが出にくく動きやすいメンズ仕様の型をベースに、自分のサイズに合わせてメンズスーツをオーダーするという動きもあるそうです。暑さに向けた対策も必要都内にあるオーダースーツのお店では、2025年にメンズスーツの型で注文をした女性の数は、4年前の2倍に増えているというデータもあるほど。この先暑くなってきますが、かつては「相手に失礼と思わせるのは良くない」と、ある意味過剰なまでにきちっとした格好をすることが求められてきました。しかし、ファンの回る服や通気性の良い生地を選択するなど、「徐々に気候に合わせて(服装を考えていくべき)という部分がありますよね」と竹地は語りました。最後に天野は「仕事で着る服って毎日着るものですから、より快適に働けるよう、当たり前と思っていることも一度見直してみると、また新しい発見があるのかなと思いました」とまとめました。(岡本)