地図大手のゼンリンが発売した「有人離島トレーディングカード」が話題を集めています。日本全国の有人離島をカードにした異色の商品です。2月26日放送の『CBCラジオ#プラス!』では、ゼンリンビジネス企画室商品企画担当の高橋圭佑さんに、開発の経緯やこだわりについて伺いました。地図会社がトレカを作った理由カードの大きさは一般的なトレーディングカードと同じ。表面には島の形や人口、面積が書かれており、裏面には島のシルエットがデザインされています。開発の経緯について高橋さんは、トレーディングカード市場全体の盛り上がりを挙げます。高橋さん「弊社も日本全国の地図情報を整備しているゼンリンならではのカードが作れないかということを考えたことが開発のきっかけです」企画の根幹にあるのは、日本に数多くある離島にまず興味を持ってもらいたいという思いでした。カードを見た人がわかりやすく理解できるよう、掲載する情報は基本的なものだけに絞ったといいます。全304島のカード化を目指す「有人離島トレーディングカード」は、対戦型のカードゲームではなく、コレクションアイテムとして見て楽しむ商品。現在は第2弾まで発売されており、第1弾が70種、第2弾が80種の合計150種をラインナップしています。カードの対象は、離島振興法の対象となっている島のうち、一般の人が立ち入りできない島を除いた全304島。現在はそのすべてのカード化を目指して企画を進めています。日本には1万4,120の離島がありますが、そのうち人が暮らしているのは304島だけです。人口でレア度が決まるカードにはレア度が設定されており、基準は島の人口です。人口100人以上の島が最も一般的なC(コモン)、11人から99人がU(アンコモン)、そして10人以下の島が最高レア度のR(レア)に分類されています。人口の少なさがそのまま希少性に直結するという、離島ならではのユニークな設計です。1パック7枚入りの内訳はあらかじめ決まっており、どのパックにも必ずレアカードが1枚入っています。東海地方のカードは出るか?ここで、永岡歩アナウンサーと山本衿奈が、スタジオでパックを開封しました。狙いは東海地方のカードです。結果は、東京の新島、沖縄の波照間島・伊良部島、東京の青ヶ島、山口県の情島、長崎の赤島。レアカードは愛媛の馬島。地元のカードは残念ながら出ませんでした。この「有人離島トレーディングカード」は、ゼンリンのオンラインストアで販売中。1月末時点でカードの累計枚数は13万枚を突破したそうです。価格は1パック7枚入りが550円(税込)で、全種類がそろうコンプリートボックスは、第1弾・第2弾ともに5,500円(税込)で販売されています。地図情報の届け方を変えていくゼンリンは創業以来メインとしてきた住宅地図に加え、地図情報のデジタル化にもいち早く着手しています。時代の変化に合わせて、カーナビやドローンなど最新の機器向けにも地図データを提供するなど、届け方を変えてきました。高橋さん「今後も地図をベースに、皆様の実生活の中で課題を解決できるような地図情報の提供を進めていきたいです」有人離島に特化した、ユニークなトレーディングカード。全304島のコンプリートに向けて、シリーズはまだまだ続きます。(minto)