TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、CBCテレビの若狭敬一アナウンサーが登場。三重県から旬を迎える海の幸「伊勢海老」を紹介しました。

伊勢海老漁が解禁！漁師歴30年以上の兄弟と共に沖合へ！

若狭アナが立っていたのは、鳥羽市伊勢湾に浮かぶ離島・菅島の沖合900メートルの船の上。朝4時からスタンバイし、船酔いを乗り越えての中継スタートです。地元が生んだ歌手・鳥羽一郎さんをリスペクトした「若一郎」を名乗り、名曲「兄弟船」を歌いながら海を見渡します。乗っているのは、漁師歴38年の兄・村田貴史さん、35年の弟・憲昭さんが操る“リアル兄弟船”です。

三重県では、5月から9月いっぱいまで伊勢海老を禁漁にしていますが、菅島など4島の近海では9月16日から一足早く漁を解禁します。伊勢海老漁は、通る場所に網を張り、頭部を入り込ませて獲る「刺し網漁」という方法で行います。網に刺さったように引っ掛かることから名づけられたとのこと。伊勢海老は夜行性のため、暗くなる前に網を仕掛け、エサを求めて岩穴から出てきたところを捕まえるそうです。

生中継で「刺し網漁」に挑戦！獲れたて伊勢海老の刺身を食リポ！

若狭アナは「生中継で一番やってはいけないのが、釣りと漁です」と話しながらも刺し網漁に挑戦。前日の朝10時から仕掛けていたという網は、1枚500メートル。全部で3キロあり、巻き上げるのに20分かかるとのこと。巻き上げた網の中に伊勢海老を見つけ、「きた！おいおいおい！」と興奮する若狭アナ。憲昭さんが「かぎ針」という道具で網を広げながら丁寧に伊勢海老を外します。手渡された若狭アナは「これが伊勢湾でとれた伊勢海老です！」とカメラに向けて掲げます。

伊勢海老の他にも、カワハギ、タイ、ヒラメなどの魚も。「幻の伊勢海老」と呼ばれる脱皮したてのものも見つかり、今朝は大漁です！幻の伊勢海老は、尾だけではなく頭まで柔らかくてプルプルしています。刺身でもおいしいですが、唐揚げにして殻ごと食べるのもオススメです！

若狭アナは、朝6時頃に獲れたばかりの伊勢海老に醤油をつけてガブリ！「身はプリプリですが、中はトロトロ！ものすごく甘みを感じます！獲れたてなので、海水のしょっぱさもある！旬の伊勢海老、最高です！」と至福の表情です。船酔いだったことを忘れたかのような、とびきりの笑顔で中継を終えました。

（9月29日（金）放送TBS系『THE TIME,』より）