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「みんな知ってる共通の話題」が生まれにくい時代

「みんな知ってる共通の話題」が生まれにくい時代

テレビドラマ『VIVANT』(TBS系)の人気により、人気スポットのひとつになっているのが、東京都調布市にある深大寺。キムラ緑子さん演じる別班の司令官と、堺雅人さん演じる乃木憂助がお茶を飲みながら語っていたシーンで使われたのが深大寺で、ドラマファンの聖地になったため。この他にも、同ドラマに登場した神田明神や布多天神社も聖地となっています。一方で日経MJの記事では「確実に勝てる『テッパン』を作るのは難しい」と指摘し、ドラマやテレビ番組が大きな話題となるのは、今や珍しい状況となっています。10月23日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、確実に話が通じる「テッパンの話題」が少なくなっている現状について、北野誠と氏田朋子がトークを繰り広げました。

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流行っているのは局地的

他人と話をする中で、「みんなが知ってると思ったら、話が通じなかった」という経験をしたことがないでしょうか?

北野「今は局地戦で、ある集まりではよく知っているけど、他の集まりではまったく知られていない、という偏りがかなり起こっている」

例えば「ラジオの人気はもうなくなった」という人もいますが、一方でラジオが好きな人の中では「むしろradikoでいつでもどこでも番組が聴けるので、昔より聴くようになった」「他の地域の番組も聴くようになった」という意見も少なくありません。

テレビの場合では、多くの家庭で家族全員が同じ時間帯に同じ番組を観て、世帯視聴率が25%を超え、翌朝の学校や職場で共通の話題になることは、現在ではほぼなくなりました。

家族によって観る番組はバラバラで、同じ番組でもスマホアプリ経由で観るなどタイミングもバラバラな時代。放送されたらすぐ話が合うことはなくなっています。

同じものを同じタイミングで観る難しさ

居酒屋で店員から「Netflixのあの番組観ました?」と尋ねられることがあるという北野。しかし、多くの人の共通的な話題になるかというと、そこまでではなさそうです。

例えば『地面師たち』が話題になって多くの人が観ていても、そもそもNetflixに加入していない人にとっては、せいぜいピエール瀧さんの「もうええでしょう」というセリフが流行ったのを知っている程度。

YouTubeやインスタで何千万ビューという数字を稼ぎ「流行ってる」とは言っても、知っている人の中だけで流行っているだけで、世間全体を動かすブームというほどではありません。
このことが、最近流行語が生まれにくい原因になっていそうです。

「テッパン」は今後も生まれるのか?

好きなものをいつでもどこでも好きなだけ観られるのは確かに良いことですが、好みが細分化しすぎて、いわゆる「テッパン(鉄板)」」が生まれにくいのも事実。
前述の『VIVANT』や『鬼滅の刃』は最近では珍しいテッパンの一例。

以前の関西なら北野自身が出演していた『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)が、週明けの学校で話題になっていました。

今や広い世代で共通的な話題にできるのは、ネットでも見られる大きなニュースや、スポーツのビッグイベント程度になっていそうです。
(岡本)
 

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