中村武志が語る「ドラゴンズの大砲が打てない理由」

10月8日、東京ヤクルトスワローズが阪神タイガースに勝利したため、2年ぶり・10度目の最下位が確定した中日ドラゴンズ。ドラゴンズの最終戦後の5日に放送されたCBCラジオ『ドラ魂キング』では、中日ドラゴンズOB・中村武志さんと加藤里奈が今シーズンのドラゴンズの打撃を振り返りました。
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加藤「反省すること、いっぱいあります」
2026年のチーム成績は試合数143試合、60勝81敗2分、借金21で勝率は4割2分6厘。
得点は昨年の403点に対し、今年は478点。ホームラン数も昨年の83本に対して今年は121本。今年は得点が65点増加してホームランも38本増加しています。
今年からバンテリンドームに設置されたホームランウイングの影響と言えるでしょう。
阪神と比べてみたら
次に選手の得点圏打率です。
福永選手は2割7分8厘、村松選手は2割6分7厘、細川選手は2割3分9厘、サノー選手1割8分4厘、石川選手2割9分2厘、石伊選手は2割9分4厘、岡林選手1割7分、花田選手2割6分7厘、阿部選手3割4分1厘という結果でした。
ちなみに優勝した阪神のクリーンナップの得点圏打率を見てみると、佐藤輝明選手は3割1分6厘、森下翔太選手は2割6分1厘、大山悠輔選手2割8分7厘です。
中村「普通に考えればクリーンナップはチャンスで打席が回ってくるからね。ドラゴンズは固定はされてないけど細川さん、サノーさん。チャンスに打てなかったクリーンナップですよね」
予想以上に良かった
加藤「サノー選手もホームランを打ってくれるのは嬉しいんですけど、得点圏での割合が1割8分6厘だと厳しい」
中村「四番じゃなくて六番、七番ぐらいでサノー選手がホームラン出してくれた方がチーム的にはいいよね」
気になるのが岡林選手。今までなら一番岡林選手が出塁していましたが、今年は怪我とコンディション不良のため、シーズン途中から一番で起用されることがありませんでした。
中村「野手の中では一番計算出来たのが岡林選手でしたが、今年に限っては調子悪かったですよね」
その代わりに予想以上に良かったのが福永選手と村松選手。打席数が少ないながら2割9分2厘を打った石川昂弥選手も褒める中村さん。
一回話したい
中村「キャッチャーの石伊君の2割9分4厘はヤバいレベル。打つことに関しては花丸100点満点です」
しかし同じキャッチャー出身の中村さんが見ると、ディフェンスがもう一つだとか。
良い悪いではなく、「もう少しこういうことをした方が」ということを今後のためにアドバイスしたいそうです。
中村「スタジオに呼んでね。だって、個人的に『栄で会おうよ』って言っても断られるでしょ?」
加藤「何でですか(笑)。そこはビシッと言って下さい」
中村「電話にしましょう」
石伊捕手と中村さんの対談はどうなるか未定。
中村「こうした方が良い、ああした方が良いって昭和のキャッチャーからビシッと言います。最後に「です」って付けますけど」
石伊捕手の今年の苦労は必ず来年以降に繋がると言い切る中村さん。
ドラゴンズのMVPは?
話題はドラゴンズのMVPについて。
中村「個人的には石伊捕手にあげたいけど、トータル的なことで村松君にMVPですね」
打撃だけでなくフォアボールも選んで出塁率が良く、途中で怪我もありつつ、ショートと言うポジションを年間で守り切ったことを評価しました。
中村「二番バッターとして大きなスランプもなかった。満遍なく一年間やったと思います。来年無茶苦茶期待できますよ」
加藤「計算できる人になりそうですね」
さらに引っ張る流すの打ち分けと、しっかり送ることを期待しました。
中村「野球を覚えていったら最強の二番打者になるんじゃないですか?」
加藤「来年も期待できる」
中村「ずっと期待できる」
ドラフトで欲しいのは?
得点圏打率では2割3分9厘だった細川選手ですが、今年はキャリアハイとなる25号のホームランを記録しました。4年連続20本塁打です。
中村「連続でできるのは大きな怪我がなく試合に出てる証拠です」
クリーンナップのレギュラーとして最低限の役割は果たしているそうです。
中村「4年連続20本。4年で80本。オレが15年かかったのを4年で達成ってすごいことです」
さてドラフト。さらに大砲を求めるのでしょうか?
中村「大砲はあるんですよ。込める弾がないんですよね。だから飛ばない」
加藤「え?どういうことですか?」
中村「もう大砲はいりません。守り固めたら勝てると思います。ドラフトはピッチャーを狙いましょう」
どうやらドラフトでは打線よりも投手の補強が必要のようです。
(尾関)
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