あの頃にタイムスリップ!5千冊の雑誌が読める私設図書館

秋が深まる時期になってきましたが、読書を楽しむ人が多い季節。読書といってもさまざまなジャンルの本がありますが、10月6日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、レポートキャストで読書好きの南波星那がオリジナリティあふれる私設図書館を紹介しました。聞き手はつボイノリオと小高直子アナウンサーです。
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今回、南波が紹介したのは、つボイの出身地でもある愛知県一宮市にある、その名も「よみかけ文庫」という雑誌専門の私設図書館。
一宮駅から8分ほどの便利な場所にあり、2階へ階段を登ってステッカーがたくさん貼られた鉄の扉を開けると、壁一面に雑誌が並び、他にもレコードやフィギュアがオシャレに並べられた、大人の秘密基地のような空間。
蔵書が雑誌というのが大きな特徴で、ファッション、音楽、映画、アート、デザイン、ライフスタイル、サブカルチャーなど、ジャンルは多種多様。
実際に置かれていた雑誌は「STUDIO VOICE」「relax」「BRUTUS」「CUT」「SWITCH」「POPEYE」など、現在も刊行中の雑誌もあれば、休刊誌も多数。
中にはバーコードのないインディーズ雑誌や、海外の雑誌まで幅広く置かれています。
雑誌ならではの魅力
1980年代の雑誌などがあり、当時読んだことがあって懐かしいという方もいれば、見たことがない新しい雑誌との出会いも。
さらに雑誌ならではの良さとしては、南波は音楽が好きなため、音楽雑誌でアーティストのインタビューなどを見ていたのですが、そこにウォークマンなどの広告が。
他にも単行本でしか見たことがなかったキャプテン翼やDr.スランプなど、雑誌連載時のマンガを読んだりもできます。
また、雑誌は時代を映す鏡ということで、ある雑誌には2002年の街中ファッションチェックと称して、当時のOLさんの格好が写真で載っていました。
「広告やファッション、言葉遣いなどを雑誌でパラパラとめくって見ているだけでも、当時にタイムスリップしたような感覚が味わえる」と南波は語りました。
集めるようになったきっかけ
総蔵書数はなんと5、6千で、その9割以上が館長の渡辺さんの私物。
今も新刊はもちろん、旧刊もリユースショップやネットでだいたい月20冊ほど仕入れているそう。
もともとはふつうに読むために買っていた雑誌が次第にコレクションするようになり、どんどん積まれていくようになりました。
それがコロナ禍に私設図書館のプチブームが起きて、他に部屋を借りて図書館にするという形態もあれば、自室を開放したり、軒先にボックスを設けたりとさまざまな形態が出現。
渡辺さんも本が手放せないならいろんな人に見てもらいたいと思い、2021年に私設図書館を作ってみたのが、よみかけ文庫の始まりとのことです。
この「よみかけ文庫」という名前ですが、自分がコレクターになってすべての雑誌を読みきれなくなったという渡辺さんの自虐もあるそうですが、小説などと違って読了しなくても一部だけ読んでも、どこから読んでも良いという雑誌の魅力も含まれています。
利用料は一般の方が800円で一宮市民や学生は700円。
時間は無制限ですが、公立図書館のように借りることはできません。
開館日は不定で、SNSで事前に調べていただきたいとのことです。
(岡本)
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