オンライン販売中止、開店アタック…シールブームで起きている問題
近年過熱するシールブーム。人気の「ボンボンドロップシール」を巡るオンライン販売トラブルや、店舗で起きている“開店アタック”と呼ばれる行動が社会問題化しつつあります。1月29日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、自身の娘がシールにハマっている永岡歩アナウンサーがこの話題を取り上げました。聞き手は山本衿奈です。
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現在のシールブームの象徴的存在として、永岡が挙げたのが「ボンボンドロップシール」です。
ぷっくりとした立体感が特徴で、こどもを中心に爆発的な人気を集めています。
永岡自身も、娘の影響でシールブームを身近に感じていたといい、1月27日に予定されていたファッションセンターしまむらのオンライン販売を心待ちにしていました。
しかし、その注目度は想像以上。
1枚のシールに約9万件もの「いいね」がついていました。
永岡「つまり、その1枚のシールを9万人が買おうとしてる」
さらに種類は20種類ほどもあり、販売前からサーバーへの不安を口にします。
販売中止に
午後1時の販売開始を前にサイトへアクセスすると、すでにページはつながらない状態。
結果として、しまむらのオンラインショップは販売を中止する事態となりました。
公式発表では「アクセス集中の影響により、当社オンラインストアへのアクセス並びにご注文手続きに関しまして、お客様にはご不便並びにご迷惑をおかけしていますことを深くお詫び申し上げます」と説明されています。
永岡は、普段は目にしないようなエラーメッセージが画面に並んでいたと振り返り、システムが完全にパンクしていた様子を伝えました。
さらに影響はシール販売だけにとどまらず、同日に予定されていた午後3時、5時からの別商品の販売にも及び、復旧が間に合わず購入できない人が続出したといいます。
危険な開店アタック
オンラインだけでなく、実店舗でもトラブルが起きています。
永岡は、シール販売を巡って「開店アタック」という言葉が広がっていると説明。
これは開店と同時に目当ての商品へ向かう行為自体を指す言葉ですが、問題となっているのは、その過程で走ったり、他の店舗を横切ったりする危険な行動です。
永岡は、急いだ結果、誰かとぶつかって怪我人が出てしまうといった事例も懸念されているとし、社会問題になりつつある現状を指摘しました。
山本「大人の方も結構参加してるじゃないですか。そんな大人のせいで、お子さんがね、万が一そういうのに巻き込まれたらって考えたら、ちょっと怖い」
ふたりは安全面への不安を語ります。
渋谷ロフトの決断
こうした状況を受け、渋谷ロフトでは立体シールなど、転売されやすい人気商品の当面の販売見合わせを公式サイトで発表しました。
ロフトがシール好きにとって欠かせない場所であるからこそ、「他に迷惑もかかりますし、こういった影響が出ている」という判断に至ったのかもしれません。
一方で、永岡は「一部の人なんですよ。これやってんのって」とも強調します。
多くの人はルールを守り、「1人1個」「2回目に並ばない」といった決まりをきちんと守っている中で、一部の行動が全体の印象を悪くしてしまう現実への複雑な思いもにじませました。
ブームの盛り上がりとともに必ずと言っていいほど起こってしまう問題。
楽しみ方にも節度が求められています。
(ランチョンマット先輩)
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