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中日・上林誠知選手が絶好調の理由を実況アナが分析

中日・上林誠知選手が絶好調の理由を実況アナが分析

月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、野球実況を担当している光山雄一朗アナウンサーが独自の取材をもとに中日ドラゴンズ情報を紹介します。3月17日の放送では、オープン戦が好調だった上林誠知選手をピックアップ。絶好調の理由や、本人が持つ応援歌の印象や登場曲について話しました。

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キャンプでの上林選手の姿

上林選手は2023年まで福岡ソフトバンクホークスに在籍し、2023年オフに戦力外通告を受け、2024年シーズンから中日ドラゴンズに移籍。

昨年は思うような結果を出せず、キャンプではレギュラー陣ばかりにサインを求めるファンの様子を見て「早く主力として活躍したい」と気持ちを強めました。

光山が忘れられないのはキャンプ中、他の選手がどんどん宿舎に帰っていく中、最後まで黙々とグラウンドでバッティング練習をしていた上林選手の姿。
松中信彦打撃統括コーチとマンツーマンで行なっていました。

「練習量をこなすことでいい感覚が掴める」上

林選手はその思いで、松中コーチが現役時代に行なっていた練習方法を取り入れながら、下半身中心の身体の動かし方や、体重移動の確認を遅くまで行なっていたそうです。

開幕スタメンの可能性

その成果が見事現れます。

「手応えを掴みました」

3月9日エスコンフィールドHOKKAIDOでの試合前にそう光山に言った上林選手は、この試合から5試合連続ヒット、2本のホームランを放ったのです。

ここまでの上林選手の活躍を見て、井上一樹監督は「開幕スタメンも近づいているのではないか」と期待を込めました。

光山「ホークス時代は2018年に22本塁打。この1発長打力が持ち味。さあ、今年どんな姿を見せてくれるのか楽しみです」

自分の応援歌のここが好き

昨シーズンからドラゴンズとしての上林選手の個人応援歌が作られました。

光山が上林選手に自身の応援歌についての印象を尋ねると、特に最後のフレーズがお気に入りとのこと。
「誠知」の自分の名前をもじって「誠(まこと)知る男」という歌詞が好きなようです。

また、ホークス時代の応援歌とメロディーが似ているのもお気に入りポイント。

光山「ファンの方に『誠知る男』っていうワードが、やっぱり上林選手も気に入ってるんだなっていうのも噛み締めながら応援してもらえるとまたいいなと」

登場曲が中日ドラゴンズ仕様に

応援歌を歌うことももちろん、選手の登場曲を聴くのも現地観戦での楽しみのひとつ。

上林選手は偶数打席と奇数打席で流す曲を変えていますが、奇数打席曲で流れる『Natural Radio Station』の『GOLDEN NUMBER 51』は、ホークス時代の上林選手のために書き下ろした一曲です。

歌詞もホークスにちなんでおり「鷹の目」というフレーズが入っていましたが、中日ドラゴンズに移籍した際、この歌詞が「竜の牙」とドラゴンズ仕様に変わっています。

果たしてファンは開幕戦で上林選手の応援歌を歌い、登場曲に想いを馳せることはできるのでしょうか。絶好調の上林選手に期待です。
(ランチョンマット先輩)
 

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