名豊道路開通で注目度アップ!?愛知県幸田町の道の駅「筆柿の里 幸田」

毎週金曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、西村俊仁アナウンサーがおすすめの道の駅を紹介しています。3月7日の放送で紹介したのは、愛知県幸田町にある「筆柿の里 幸田」です。大規模バイパスの開通に伴って、EV高速充電ステーションを設置したというこの道の駅。春の行楽シーズンに向けてさらに訪れる人が増えそうなこの道の駅の魅力を語ります。聞き手は安藤渚七です。
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「筆柿の里 幸田」は愛知県幸田町、国道23号線岡崎バイパスの途中にある道の駅です。
筆柿の果樹園に囲まれた自然豊かな環境の中にあり、新鮮な野菜、果物、お土産品が豊富に取り揃えられています。
西村「筆柿の里』の名の通り、幸田は筆柿の全国シェアの9割を誇っているんです」
筆柿を使ったジャム、ゼリー、羊羹などさまざまな特産品がずらり。もちろん秋には筆柿自体も販売されていますし、加工食品は季節を問わず楽しむことができます。
筆柿は柿の中では小ぶりですが、コクのある濃厚な甘さとコリコリとした食感が特徴です。筆の穂先に似た形をしていることから、この名がつけられたそうです。
産直広場には筆柿だけでなく、秋には栗、冬には柑橘類といった具合で、季節に応じた地元の美味しいものがたくさん並ぶようです。
実は2度目
安藤「この道の駅って、紹介するの2回目ですよね」
西村「そうなんです。以前取り上げた時は、『幸田消防カレー』を紹介しました」
以前に西村がお勧めした「幸田消防カレー」は、幸田町消防本部の署員のまかない飯をベースに、料理研究家である長田絢さんとのコラボで誕生したグルメです。
町の特産品である「夢やまびこ豚」やイチジク、筆柿ジャムなどを使って幸田町の魅力をふんだんに詰め込んだカレーは、和風だしのベースにスパイスがたっぷり効いていて奥行きのある味わい。
もともとイベント用に開発したメニューでしたが、大好評を博したことをきっかけに道の駅のレストランで販売されるように。さらにそれが好評で問い合わせが殺到したので、レトルトカレーにまでなったという驚異のカレーです。
大規模バイパス開通
今回ア「筆柿の里 幸田」で西村が注目したのは、新たに設置された設備について。
西村「EV高速充電ステーションなんです」
安藤「はいはい、あの電気自動車の!」
「筆柿の里 幸田」ではつい先日、3月3日に完成して稼働がスタートしたばかりだというEV高速充電ステーション。最近は全国各地の高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、道の駅などへの設置がどんどん進んでいます。
このEV高速充電ステーションの設置には理由がありました。
西村「名古屋と豊橋を信号なしで結ぶバイパス『名豊道路』が3月8日に全線開通するんです」
それまでは5つのバイパスを乗り繋いで行く必要があったところ、名豊道路が開通することで70キロ以上の区間を信号なしのノンストップで走ることができるようになります。
西村「名古屋と豊橋の間を、1時間程で移動できるようになるんです」
「筆柿の里 幸田」は名豊道路にあります。必然的に利用者の増加が見込まれ、同時に電気自動車の充電場所も必要になると設置に至ったとか。
イベントにも注目
大規模道路の開通と、それに伴った設備の充実でさらに客足の増えそうな「筆柿の里 幸田 」。今後は定期的にイベントも開催されるようです。
西村「奇数月の第2日曜日には、音楽イベント『フデガッキン』というのが開催されます」
多種多様の楽器を持ち寄って、地元の人たちがさまざまな音色を奏でる催し物なのだとか。ギターやウクレレ、リコーダーなどおなじみの物からハープやオカリナ、トロンボーン、オタマトーンなど一風変わった楽器の演奏まで聴けるのが魅力です。
また「産直の日」と称して、地元で採れた新鮮な野菜をふんだんに使い、心を込めて作った「野菜たっぷり汁」をふるまうイベントも開催されているようです。
これから気候はどんどん良くなり、お出かけシーズンに突入していきます。便利な名豊道路を利用する際には、運転の休憩がてら「筆柿の里 幸田」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(吉村)
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