CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

MENU

岩風呂に意気込みを感じる福島県の湯岐温泉「山形屋旅館」

岩風呂に意気込みを感じる福島県の湯岐温泉「山形屋旅館」

毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。2月13日の放送で紹介したのは、福島県塙町の湯岐(ゆじまた)温泉「山形屋旅館」。温泉ファンの高田が「次は宿泊したい」と絶賛します。

関連リンク

この記事をradiko(ラジコ)で聴く

ずーっと上って行く

今回高田アナが紹介する湯岐温泉は、福島県中部の中通り地域にある温泉。
歴史があり、一度は行ってみたい温泉ランキングの上位に入るところだそうです。

高田「私も前々から行ってみたかったんですが、ようやく叶いまして行ってきました」

湯岐温泉までは、CBCのある名古屋市中心部から522キロ。クルマなら東京から常磐道・日立南太田インターチェンジで降り、国道349号線を走って約70分。所要時間は6時間9分とのこと。

高田「なかなか秘境です。相当山の中。『湯岐温泉こっち』って書いてある細い上り坂を、対向車を心配しながら上って行くと温泉街が見えてきます。本当にあったわとホッとしました」

公共交通機関では東北新幹線で郡山、水郡線に乗り換えて水戸方面に1時間20分で磐城塙駅下車。30分ほどバスに揺られると湯岐温泉に到着。名古屋から上手く乗り換えて5時間40分ほどかかります。
なおバスは本数が非常に少ないので、あらかじめ宿のサイトなどでご確認ください。

混浴注意

高田アナが入浴した山形屋旅館は、坂を一番上まで登ったところにあったそうです。日帰り入浴者用の駐車場に停めて、少し下って旅館へ。

受付で500円払って入浴。日帰り入浴は、離れにある岩風呂のみの利用で内風呂は利用できないそうですが、湯岐温泉の山形屋といえばこの岩風呂なんだとか。

ちなみに岩風呂は混浴で、女性専用の時間帯もあるので要注意。

高田アナは受付で「もし女性が入っていたら、タオルは湯に突っ込んでも良いので、前は必ず隠してください」と念を押されたそうです。

高田「離れに行ったら、私と入れ違いで女性が出てきた。その女性が出てくれましたんで、私は貸し切り状態で入れました」

意気込みを感じる

脱衣場は格子状の棚がありますが、扉はなくそこに突っ込むだけの簡素な感じ。浴場へ入ると5人がゆったり座れるぐらいの広さで、半分岩、半分タイル作りのような岩風呂が。

高田「温泉を引いてくるんじゃなくて、源泉のところに建物を作りましたぐらいの感じで、意気込みを感じますね」

岩風呂の一段高くなったところにはかけ湯のための小さい浴槽があり、そこから岩風呂へとかけ流されるスタイル。

かけ湯の浴槽もひとりが入れるほどのサイズ。そこに浴槽があれば誰もが入りたいと思うようで、「かけ湯浴槽は身体をしっかり洗ってから5分ぐらいだったら入っていい」と張り紙がしてあったんだとか。

高田「それを見て、身体を洗って安心して入りました。最高でございますよ」

源泉そのまま

岩風呂はかけ湯浴槽から流れていく湯と共に、浴槽の中からもお湯が出てくる足元湧出の作り。

高田「だから結構な溢れっぷりでダーダー溢れてるわけですよ。私にとっては最高のかけ流しでした」

泉質はアルカリ性単純温泉。源泉温度は39.3度。

お湯は、こんなに透明になるの?というぐらいどこまでも透明だそうです。
ゆで卵の香りが非常に強くて、浴槽の温度は38度ぐらい。

高田「源泉温度も高くないため、手を加えていないそのままの温泉に入れるわけですよ。山の中をひたすら走った甲斐がありました。未来永劫入っていられる浴槽です」

湯治客も多い

高田「温泉ファンのためにお話しすると、岡山県の奥津温泉や真賀温泉が非常に近いんじゃないかと思います。ああ、あんな感じねと思う方はよっぽどの温泉通です」

山形屋旅館は湯治客が非常に多い旅館だそうで、高田が岩風呂を出たタイミングで母屋の旅館から女性がひとりやって来たそうです。

高田「内風呂には宿泊でないと入れないので、今度はぜひ宿泊したいです。読みたい本を持って行って、昼寝、読書、温泉と3泊ぐらいしたいもんだなと思います」

福島県塙町の湯岐温泉「山形屋旅館」を紹介しました。 
(尾関)
 

この記事の画像を見る

オススメ関連コンテンツ

PAGE TOP