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一斗缶のお菓子詰め合わせ、今も生き残っている?

一斗缶のお菓子詰め合わせ、今も生き残っている?

2月14日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』のオープニングでは、パーソナリティの北野誠がリスナーから誕生祝いとして三重県でよく食べられている「田舎あられ」をプレゼントされたことを話題にしました。北野が指摘したのは、あられが一斗缶に入っていたこと。氏田朋子と一斗缶でものを贈ることについてトークを展開しました。

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一斗缶で贈る

北野は2023年にも、愛知県知多半島のリスナーからせんべいの入った一斗缶をもらったことを思い出します。
この東海エリアには一斗缶で何かを贈る文化があるのでしょうか?

コロナ以降、お菓子などは個包装が主流となりましたが、一斗缶からは取り分けるのに手間がかかります。現在は核家族化で家族も少なく、消費するのも困ります。

北野「この時代、一斗缶でものを贈る発想がオレはないのよ。いまものを渡すときは個包装が主流。一斗缶でものを贈るのはあるのかなと気になった」

氏田「大人になってから、思い出すと、一斗缶でものをあげたことはないわ」

ちなみに知多のリスナーは「この辺では一斗缶で渡すんですわ」と言っていたそうです。

北野「一斗缶が非常に心に残って、みなさんのところにも一斗缶文化があるのか知りたいなと思いました」

定番の贈答品

この北野の問いかけに、放送中リスナーからリアクションが寄せられました。まず、三重県四日市市在住のリスナーからです。

「オープニングの一斗缶あられ、この辺りでは昔から定番の贈答品です。40代の私はあまり選ばないですが、こどもの頃よくもらっていました。も
ちろん、今でも名菓コーナーで輝きと存在を放ちながら置かれています。はじめはテンションあがりますが、途中で飽きますね。誠さんの気持ちわかります」(Aさん)

一斗缶自体インパクトがありますが、困ったこともあります。

「一斗缶でせんべい、あられ、揚げる前のえびせんべいをもらったりします。海苔をもらったこともあります。

使用済み一斗缶、焚火やロケットストーブなどに使っていましたが、たまる一方で何かに使うだろうと倉庫に入れていますが、驚くほど使い道がないです。
コントかドラマ『極悪女王』しか、使わないのではないでしょうか?」(Bさん)

北野「うちはクリップ入れに使っていますが、それもひとつあれば間に合います」

半斗缶が主流?

次々とメールが届きます。

「初メールです。西尾市一色町の創業100年以上のえびせんべい屋です。
10年ほど前まで、贈り物として一斗缶の半缶サイズでせんべいを詰めて利用される方は普通にいました。
でも、今では価格高騰により利用されることはなくなりました。しかし、名残りとして半缶サイズの化粧箱は現在も利用されています」(Cさん)

時代は半分くらいのサイズになったようです。

「三重県鈴鹿市では、半斗缶にあられが詰まったものが普通の市内のスーパーに売られています。主に60代以上の夫婦がおやつに毎日食べています。値段は5,000円くらいだと思います。3か月くらいで完食します」(Dさん)

北野「鈴鹿では半斗缶が結構売れてるんや」

さらに誕生祝いであられを贈ったリスナー本人からも投稿が寄せられました。

「三重県津の地域では、缶入りのせんべい・あられ菓子は年末年始のご挨拶に持っていきます。誠さんに贈ったあられ缶は小さいサイズにしたくらいです」(Eさん)

三重県や愛知県の知多地方、三河地方など東海エリア各地で、「一斗缶」が今なお広く浸透している文化だとわかりました。
(みず)
 

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