今が旬の「中晩柑」とは?アレンジレシピも紹介
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月曜日の『CBCラジオ #プラス!』は旬の食材を紹介しています。2月10日の放送では、名古屋市中央卸売市場セントライ青果の暮石さんが「中晩柑」をピックアップしました。あの海鮮を組み合わせたレシピも紹介されます。聞き手は光山雄一朗アナウンサーと三浦優奈です。
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愛媛県で主に生産されている「中晩柑」は、温州みかんとバトンタッチするように、年明けから5月頃にかけて出荷される柑橘類の総称。
時期も様々で、品種も「甘夏」「伊予柑」「はっさく」「清美」「せとか」「不知火」「デコポン」と多種あります。
そんな中でも、暮石さんがいま食べて欲しい品種は「甘平」と「せとか」の2種類だそうです。
愛媛県の「甘平」
「甘平」は愛媛県のオリジナルの品種で、2007年に品種登録されたまだ新しい品種になります。
1月下旬から2月下旬が食べ頃で、形は名前のように平たい形状。
皮が薄く、濃いオレンジ色が特徴で、種もほとんどないため、手で皮を剥いて薄皮ごと食べることができます。
果肉は粒がしっかりしていてプチプチした食感が楽しめるとのことです。
せとかとは
一方「せとか」はその名の通り瀬戸内の各地で生産されている品種ですが、こちらも愛媛県産が7割を占めています。
12月頃からハウスのものが店頭に並び始め、露地ものは3月まで続くので、長く楽しむことができる品種になります。
鮮やかなオレンジ色の見た目と、とろりと柔らかくて甘い果肉が特徴です。
果肉を包んでいる薄皮もとても薄いので、つるんとした食感が味わえます。
これらは多少高価ではありますが、その分味も濃厚で甘みも強いので、一度は食べてみたい柑橘です。
おすすめ料理はカルパッチョ
そのまま食べるのももちろん美味しいですが、暮石さんのおすすめアレンジ料理は「ホタテと柑橘のカルパッチョ」です。
①好きな柑橘の皮と薄皮を剥き、ふさ毎に果肉を半分にスライスする。
②お刺身用のホタテに塩を少々振りかけ、少し置いて水分が出てきたら、水気をキッチンペーパーでしっかり拭き取る。
③②に少し焼け目をつけてレアにしてから、お好みの厚さにスライス(生のままでも可)。
④皿に①と③を交互に並べ、バランスよく盛り付けたら、オリーブオイルを回しかけて完成。
ホタテの旨味と柑橘の甘さとはさっぱり感、果汁がとっても合うのでおすすめです。
光山「このホタテと柑橘、相性合うんだろうなって、なんか想像つきそう」
三浦「とにかく見た目が絶対綺麗だなって。食卓にあると全然違いますよね」
少しお高めの贅沢な中晩柑でご褒美タイムもいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
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