生島ヒロシさんが番組降板、突然となった理由を推測
中日新聞によると、27日TBSラジオは、元TBSアナウンサーでタレントの生島ヒロシさんがTBSラジオの冠番組2つを緊急降板したことを公表。その後に所属事務所と生島さん本人から謝罪コメントも発表されました。降板の理由については、複数の関係者に対するハラスメントとされていて、生島さん本人も認めているとのこと。所属事務所は生島さんが芸能活動を無期限自粛となったと説明しました。2月1日放送『北野誠のズバリサタデー』(CBCラジオ)では、生島さんと同じくラジオ番組のパーソナリティを務める北野誠と加藤由香アナウンサー、角田龍平弁護士の3人がこのトピックについてコメントしました。
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生島さんが降板したのはTBSラジオの『生島ヒロシのおはよう定食』と『生島ヒロシのおはよう一直線』。
27日早朝は通常と変わりのない生放送が行なわれましたが、午後3時に突然降板が発表されました。
この27日には、夕方4時からフジテレビの会見が行なわれる予定でしたが、TBSラジオから発表された理由は「重大なコンプライアンス違反」でした。
そのためSNSでは、「生島さんの降板とフジテレビが関係しているのではないか?」という憶測を生むこととなりました。
その憶測を広げないためからか、後に生島ヒロシさんが所属する生島企画室が本人のコメントを含めて、降板の理由を説明しました。
降板のきっかけ
今回の降板の要因はハラスメントとの報道がありますが、生島さんの謝罪コメントには「友人から送られてきた不適切な写真をラジオスタッフに送ってしまい、女性スタッフから大変不愉快とのご指摘を受けました」と具体的に書かれていました。
この点について、北野は「何をしたんや?」とショックを受けたと語りました。
角田「生島さんは70いくつ(74歳)ですけど、そういうことするもんですかね?」
北野「生島さんはたぶん『そんなん送っても笑いになる』と思ってはったのかもしれんし」
角田「生島さんは長年やっててTBSラジオの顔で、しょうもない画像を送ったとしてもみんな生島さんの前では愛想笑いをしたりとか、上下関係があると見誤ってしまうんですよね。後輩やスタッフが合わせてるのに、それを心から喜んでるとか。
違うんですよね、みんな気を遣ってるんですよね。上下関係がある場合っていうのは」
突然の打ち切り
北野が以前長年に渡り番組で共演し、『おはよう一直線』の後に同局『森本毅郎・スタンバイ!』を担当する森本毅郎さんは、「たぶんこの写真1枚で重大なコンプライアンス違反じゃなくて、それまで積み重なっていたのではないか」とコメント。
北野も「おそらく写真の送信が降板のダメ押しになったのではないか」と推測します。
ただ『おはよう一直線』は本来なら2月3日の放送で7,000回。
番組終了は改編期の3月か、キリの良い3日ということも考えられますが、TBSラジオはコンプラ違反を本人に通告した後、即座に打ち切りと判断しました。
北野「本来なら7,000回達成しましたので終わりますとかのほうが問題なく、(あるいは3月まで)あと2か月じゃないですかって思うのが、ここまで来たということは相当周りのスタッフにも圧が強かってんやろうなと思いますね」
角田「3月までやるってことを決めて生島さんにやってもらったら、生放送で何言うかわからんっていうことも考えたんでしょうね。
だから、こういう不意打ちというか、生放送が終わった後に『こういうことがあるから(番組を)辞めてもらえませんか』っていうことによって、生放送で話す機会を与えないようにしたのかなとも思うんですよね」
ラジオ番組はリスナーにとって時計代わりの生活習慣とも言われます。
27年近く放送された長寿番組がこんな形で終わるのは、長年聴き続けてきたリスナーにとって非常に残念な結果となってしまいました。
(岡本)