トミカの発売55周年を記念し、大人向けの商品を発売することが発表されました。こどもの頃に夢中になって遊んでいたものが、大人向けの商品へと姿を変える商戦が広がりをみせています。1月22日の『ＣＢＣラジオ #プラス！』では、ＣＢＣアナウンサー永岡歩と三浦優奈、つボイノリオが、読売新聞の記事を基にトークを繰り広げました。

特別デザイン・ドリフト再現

トミカ発売55周年を記念した商品は2つです。

ひとつはトヨタ、日産、ホンダ、三菱、スズキの5社が協力し、各社の自動車デザイナーがデザインしたもの。
それぞれの自動車メーカーが特別にデザインしたモデルとなり、今春から順次発売されます。

もうひとつはトミカでドリフト走行を再現できるターンステージ。
ターンステージにトミカを置きスイッチでドリフトをさせた時、下から水蒸気で白煙が出てくるんだとか。
大人気漫画『頭文字（イニシャル）D』バージョンと映画『ワイルド・スピード』バージョンの2種類を販売予定です。

トミカの累計販売台数は10億台を超えており、1万台以上の車種が出ています。

永岡「少し高くても大人になり『こどもの時に買えなかったやつ、豪勢に買いたいな』ってありますよね」

こどもの頃夢中だったトミカを、大人になった今、手に取りたい人が多いのではないでしょうか。

需要高まる『キダルト』

玩具業界では、キッズの心を持ったアダルト「キダルト」に注目しています。
おもちゃにはロングセラー商品も多く、大人になって再びおもちゃに戻る人も少なくないそうです。

スタジオの3人によると、ベイブレードは今第4世代が発売され、大人用のリカちゃん人形やシルバニアファミリーなども人気です。

また、当時の小中学生に人気だったファッションブランド「ナルミヤ・インターナショナル」も、当時のこどもたちが大人になり、ポップアップショップなどを展開して大人サイズを販売しているそうです。

「キダルト」の需要の高まりはまだまだ止まりそうにありません。

カプセルトイ人気も上昇中

また最近大人にもカプセルトイが人気です。
永岡によると、裾野を広げるためにシルバニアファミリーなどのロングセラーのおもちゃはカプセルトイでも発売しているそうです。

つボイ「栄の地下街歩いててもね、ガチャガチャのお店多いですよ」

さらには2024年12月にはカプセルトイ専門店「ドリームカプセル Main Labo」が栄に開店。
なんと3階建ての施設で、永岡は「娘がワンフロア毎にねだる」と苦笑い。

「カプセルトイは店のちょっと隅に1個置いてあるぐらいの話やったけど」とつボイから驚きの声があがりました。
（ランチョンマット先輩）