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中日ドラゴンズ・清水達也投手がポーカーフェイスなのは高校監督のひと言から

中日ドラゴンズ・清水達也投手がポーカーフェイスなのは高校監督のひと言から

1月19日の中日ドラゴンズ情報番組『サンデードラゴンズ』(CBCテレビ)に清水達也投手が出演しました。ファンからの質問に答えるコーナーでこんな質問が。「いつもポーカーフェイスですが、ガッツポーズが出そうな時ってあるんですか?」清水投手はこの質問に対して「感情の出し方がわからない」と答えました。この淡々とした野球スタイルになったきっかけは、高校3年生の夏だったそうです。翌20日の『CBCラジオ #プラス!』では、『サンデードラゴンズ』のMCを務めるCBCアナウンサー光山雄一朗が、清水投手のポーカーフェイスの起源を紹介しました。聞き手は三浦優奈です。

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大野雄大投手と真逆のスタイル

「ガッツポーズが出そうな時はある?」の質問に対し、清水投手は「難しいですね。どうやってやるんでしょうかね。感情の出し方、ガッツポーズの仕方わからないんですよね」と答えたそうです。

三浦「大野投手に学んでほしいですね(笑)」

ノーヒットノーランを達成した大野雄大投手は、両足も上げるほどのはしゃぎようで喜びをあらわにしていました。

そんな大野投手とは対極的な、淡々と投げる清水投手。
このようなスタイルになったのは、遡ること高校3年生の夏でした。

最後の甲子園でもらった監督からの言葉

当時花咲徳栄高校の生徒だった清水投手の、最後の夏のこと。

県大会の決勝で9回のマウンドに上がり、アウトをひとつ取るたびに雄叫びをあげ、ガッツポーズをとっていました。
最後のバッターをアウトに抑え、甲子園出場が決まった瞬間は感情が溢れたそうです。

しかし次の日、岩井隆監督から呼び出しが。
そこで監督に「喜怒哀楽を出すと、相手に隙を与えてしまうことになるぞ」と指摘されたそうです。
岩井監督は技を決めた後感情を表に出すことなく堂々とした振る舞いをする剣道を例に挙げ、「野球においてもそういう姿勢であってほしい」と要求しました。

そこから甲子園で清水投手は、白星を積み重ねていっても感情を表に出すことなく、淡々とポーカーフェイスでキャッチャーのミットに白球を投げ込んでいきます。
そして決勝まで進み、ライトフライに抑えて高校野球日本一の優秀の美で終わった時、ようやく両手を突き上げて喜びをあらわにしました。

最後まで感情を出すことなく淡々と投げる姿勢が、優勝の要因のひとつになったのかもしれません。

今シーズン、ガッツポーズは見られるか?

清水投手は2017年ドラフト4位で入団。
プロになってからも岩井監督の言葉は忘れていません。
「僕が大事にしている言葉」と話し、高校時代の監督の言葉を胸に、感情を大きく出すことなくプロになっても腕を振り続けています。

高校時代は優勝するまで感情を出さなかった清水投手の話題に対し、三浦がひと言。

三浦「日本一になったらガッツポーズしてくれるってことですね?」

実は清水投手、光山にこんな意気込みを語ったそうです。

「今年は両手を広げてのガッツポーズ、やります!」

今シーズン、リーグ優勝と日本一を果たした清水投手のガッツポーズは見られるのでしょうか。
光山も「信じています!」と力強く期待を込めました。
(ランチョンマット先輩)
 

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