美容クリニック「TCB東京中央美容外科」と中華料理店「矢場味仙」が5月31日、名古屋市中村区の「ヤマナカ八田フランテ館」駐車場で1日限定の「子ども食堂」を開催。コラボメニュー「TCB監修トマト台湾ミンチカレー」を子どもたちに無料で提供しました。

TCB名古屋栄院の思いに矢場味仙が賛同してコラボ企画が実現

（TCB名古屋栄院・山本展生院長）
「子どもの食事の内容やバランスを見直す一つのきっかけになれば。美容の基本は、体の内面から整えるのが一番。小さい頃から、バランスの取れた栄養を取って、健康的になることが一番の美しさだと思う」

TCB東京中央美容外科と矢場味仙による異色コラボは、TCBが「子どもたちの健やかな成長を支えることと地域貢献」を目的に子ども食堂を企画・提案し、矢場味仙がその理念に賛同して実現しました。

トマト台湾ミンチカレーは、矢場味仙の名物「台湾ラーメン」で使用される台湾ミンチをベースに、TCBが医学的観点から栄養バランスを考慮して監修。子どもの成長に大切な5大栄養素（たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル）がバランス良く摂取できるメニューとなっています。

台湾ミンチは、唐辛子を使わずに辛さを抑え、子どもでも食べやすく優しい味にアレンジ。温泉卵ものせることで、ミンチの旨味はそのままに、辛くないのにコクが深い、食欲を引き出す味わいにしているといいます。野菜は、玉ねぎとにんにくに、赤色が映える夏野菜のトマトを加え、季節感と栄養に優れた仕上がりに。セットで添えられた牛乳も合わせ、おいしさと健康の両立を目指しました。

山本院長は「TCB、矢場味仙のどちらにも初めての試みだったが、企画からスムーズに進み、メニューが決まった。子どもが食べやすく、野菜もお肉も取れて、色味もきれいにと、色んなお願いをしたが、矢場味仙の皆さんが見事に実現してくれた」と話します。

コラボ企画は大盛況！準備していた100食は提供開始から40分で終了

5月31日、今回のコラボ企画の会場となった、名古屋市中村区の「ヤマナカ八田フランテ館」駐車場には、午前中から家族連れを中心に多くの人が訪れました。12時に、矢場味仙のスタッフが朝から仕込んだトマト台湾ミンチカレーの提供がスタート。山本院長はキッチンカーの前に立ち、来場者に声をかけながらカレーを手渡していました。

トマト台湾ミンチカレーを楽しみにしていたという子どもは「辛いかなと思っていたが、とてもおいしい。好きな味」と完食。

一方、近所の家族と一緒に参加したという母親は「家でもカレーに野菜を多めに入れるが、（子どもは）嫌いなものは避けて食べる。今日は、みんなと一緒に食べる楽しさもあってか、野菜も全部食べ切っていた」と笑顔を見せた。

準備していたトマト台湾ミンチカレー100食は、提供開始から40分ほどで終了。初のコラボ企画を終えてTCB名古屋栄院の山本展生院長は…

（TCB名古屋栄院・山本展生院長）
「こんなに多くの人が来てくれるとは思わなかったので驚いている。子どもたちの楽しそうな姿を目の前で見ることができて、やって良かったと感じる。今後も、食育など、さまざまな形で、子どもが笑顔になれる社会貢献活動をしていきたい」