存続危機!愛知県で3校の『シブドウ部』って? マヂラブ、愛西市『佐屋高校』で「来ますよ、詩舞道ブーム」と楽しむ

2023年4月10日(月)放送
存続危機!愛知県で3校の『シブドウ部』って? マヂラブ、愛西市『佐屋高校』で「来ますよ、詩舞道ブーム」と楽しむ

『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。

今回は、愛知県愛西市にある『愛知県立佐屋高校』の『詩舞道部(しぶどうぶ)』です。聞き慣れないこの部活動は、愛知では3校しかないとか。存続の危機に瀕する部にマヂラブが向かいました。

CBCテレビ『チャント!』マヂ学校に向かいます

練習をしている教室におじゃますると、はかま姿で刀や扇を持っている部員が5人。これが全ての部員です。まったく「シブドウ」のことが分からないマヂラブの二人は、まず漢字で「詩舞道」と書くことを聞き、「吟詠(ぎんえい)に合わせて、剣と扇で舞う舞台演劇」ということを知りました。諸説ありますが、元々は明治維新後に剣術試合の余興として披露されたのが始まりです。どんなものか?見せてもらうと、3人が吟じ、2人の女子部員が舞う“川中島の戦い”の一場面を披露。説明を舞った部員がしてくれましたが、息が弾んで話しづらくなるほどで、そこからもハードさが感じられました。

CBCテレビ『チャント!』マヂ学校に向かいます

「着物が好き」「刀が好き」という理由で入部した5人。詩舞道では切れない“模擬刀”を使うとはいえ、長くとがった刀は危険な面もあるため、練習でも緊張が走ります。基本の足さばきや、振りや型を5人の部員が揃って行います。「人がいた方が楽しいだろうな。舞台映えするのは、人数が多い方なので…」と仲間が増えることを望む部員たち。師範である指導の先生も「昔は20人くらいいました」と過去の様子を教えてくれました。

CBCテレビ『チャント!』マヂ学校に向かいます

愛知に3校しかない『詩舞道部』は、どこも部員不足で悩んでいるのです。要因の一つは、新型コロナウイルスの影響で披露する場が減ったこと。 詩舞道は「得体が知れないんだと思う」と野田が言うと、村上は「これで(部員を)増やそう!」と、このコーナーを通してアピールすることを提案。そこで、マヂラブが体験することによって魅力を発信することに。

CBCテレビ『チャント!』マヂ学校に向かいます

まずは、扇を使って舞う“詩舞”から。「要返し(かなめがえし)」と呼ばれる扇の基本の動きを教えてもらいますが、マヂラブには難しいようで、シンプルな大技「扇飛ばし」に変更。片ひざをついて座り、後ろ向きに上半身を反って村上が投げ、野田が受けるという技をなんとか成功させました。

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次は“剣舞”です。居合を5年、剣道を7年やっていたという唯一の男子部員に腕前を見せてもらいました。鮮やかな剣さばきや立ち振る舞いに、「詩舞道は君のためにある」と野田。刀を抜き、振り下ろし、さやに納めるという一連の動きを、その部員からコツを教えてもらいつつ二人がやってみると、なかなか様に! 剣舞の基本が分かり、楽しめたようです。そして、詩を唄う“吟詠”にも挑戦。仕上げは、マヂラブの吟詠と2人の部員による詩舞のコラボです。「日本の文化に触れて、清らかな気持ちになりました」と村上。野田は「これは来ますよ、詩舞道ブーム」と魅力を存分に感じ、自分たちなりに楽しさを伝えられたようでした。

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