マヂラブ、生徒会のプランで学校訪問!“ファンタ部”という謎の部活も! 名古屋『菊武ビジネス専門学校』をリポート
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、名古屋市東区にある『菊武ビジネス専門学校』です。
生徒会の皆さんから、「おもしろい部活や学校の取り組みをぜひ紹介していただきたい」といった企画案付きの熱いメールが届き、マヂラブが向かいました。
学校のエントランスで迎えてくれた生徒会の皆さん。ロケのスケジュールを作ってくれていて、今回はその流れに沿って学校を巡ることに。まずは、生徒会による学校紹介です。案内された教室にはパソコンが40台ほど並んでいて、ここでは主にプログラミングや文章作成の検定を取るための授業を受けているとか。1年生は国語や数学など主要5教科も学び、2年生からはプログラミングやビジネスマナーなど、より専門分野を学んでいきます。
続いては、学校長と面会。生徒会長から「校長先生けっこう…、気をつけてください」とヘンなプレッシャーが。「いかつい人か?」と思わせる口ぶりに覚悟してマヂラブの二人が校長室に入ると、女性の校長先生がソフトに迎えてくれました。生徒会長が「気をつけて」と言ったのは「話が長い」という部分だったようで、そんな被害を受けることなく面会は無事終了です。
およそ600人の生徒が通う、この学校。都会にあるため校庭がなく、体育の授業は屋上や教室二つ分の広さの体育室。そこも見学し、続いては各部活動に。
まず『声優・ホビー・イラストレーター部』に案内されると、そこにはプラモデルやフィギュア類がズラリ。生徒の要望でイラスト部から始まり、せっかくやるならプラモデルや声優も一緒に…と規模が大きくなったとか。現在はコロナ禍のため声優の練習はあまりできませんが、プラモデルは意見を共有しながら細かい部品を組み立てることで、クオリティの高い作品が増えているそうです。
続いて、おじゃましたのは『和太鼓部』。叩いているのは、ほぼ半数が古タイヤ。街なかに学校があるため、あまり大きな音が出せないのが理由です。演奏の機会があっても、当日まで本物の太鼓を叩けないこともあり、いざ本番はドキドキだとか。
かわって、次は『ファンタ部』です。「あのファンタでいいのかなぁ?」と謎の部活におじゃますると、まさしく炭酸飲料のファンタのことで、生徒からは「たくさん飲む部活」との説明が。3年前に生徒2人が学校長に「部を作りたい。顧問になって下さい」と嘆願。毎週金曜日、ファンタを味わう部活を続けています。この他、乗り物好きが集まる『鉄道バス部』は、撮り鉄、乗り鉄、音鉄と特化している生徒もいれば、全部好きという生徒もいて、模型を走らせたり、クイズを作ったりして、活動を楽しんでいます。
最後は、教室でエンディング。1年生から生徒会に関わる現在の生徒会長が、コロナ禍で活動してきたことについて、「何をやるにも話が違ってくる。学校全体でできる行事があまりなくて。大きな壁があった」と感染対策という壁に阻まれながら歩んできたことを振り返りました。今回、マヂラブに来てもらったのも、生徒会長最後の仕事として「学校を盛り上げたい!」という思いからなのです。
そして、この後を継ぐ次期生徒会長にも話を聞くと、「先輩方の背中を見て、学校の縁の下の力持ちのような生徒会になれるように自分が引っ張っていこうと思います」と熱く語りました。
今回は、生徒会が作ったプランで巡り、自由な校風に触れた訪問でした。