記憶が薄れていく認知症の妻を笑顔にするため夫が始めたのは、手作り介護食“ラブカップ”。
ゼリー状にした栄養剤の上に食パンなどの食材を使って、かわいらしい女の子の絵を描きます。
このラブカップを１年半前から毎日欠かさず作り続けているのです。

妻が認知症を発症したのは９年前。
施設へは預けず、迷うことなく在宅介護を選択しました。
人生の３分の２を一緒に過ごしてきた自分だからこそ妻の喜ぶことを誰よりも知っている。
妻を笑顔にするためきょうも愛情を込めたラブカップを作り続けます。

CBCテレビ「チャント！」　2021年11月10日放送