コロナ禍で売上げ半分以下…でもピンチをチャンスに変えたい!コロナ禍の飲食店を応援!豪華な“おひとり様鍋”開発

コロナ禍で売上げ半分以下…でもピンチをチャンスに変えたい!コロナ禍の飲食店を応援!豪華な“おひとり様鍋”開発

毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。
毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が皆さんのお悩みをサポートしています。

今回の依頼者は、名古屋市中区錦にある【ダイニングきせつ】のマネージャーYさん。
コロナ禍で売り上げは半分以下となり、かなり厳しい状況が続いているそう。でも、このピンチをチャンスに変えたいとご依頼いただきました。

助けたい想いが人一倍強い平松くん。「お店の特徴を活かした、コロナ禍でも食べに行ける新メニューを開発する!」というお助けプランを持ってきてくれました。

まずは店のメニュー表を見せてもらいます。サラダ、チヂミ、焼き鳥、串揚げ…と、よく言えばメニューが豊富。逆に言うと、ジャンルに統一感がなくオススメがわかりません。

元々はサラリーマン向けに鍋をメインとしていたそうですが、若いお客さんが増えたことを受けてメニューを増やしていったところ、何屋さんなのかわからない状態になってしまったのだとか。「うちの店に来る価値のあるメニューが欲しい」がYさんの要望です。

店内を見せてもらうと生け簀を発見!しかも中には伊勢海老が!
実はオーナーが伊勢志摩出身ということもあり、独自ルートで良質な伊勢海老をお値打ち価格で仕入れられるのだとか。しかし、コロナ禍で客足が減少したため伊勢海老は従業員のまかないになってしまうと言います。これはもったいない!

ということで、この伊勢海老を使い目玉メニューを開発します。

助っ人は、食材の研究や飲食店のプロデュース、料理教室やYouTube投稿など、料理が美味しくなる情報を日々発信している料理研究家・長田絢さん。ご自宅で何度も試作を重ねた自信作を教えていただきます。
「出汁が美味しい伊勢海老を使いおひとり様鍋を開発しました」と長田さん。
自宅でもできる美味しい出汁の作り方を伝授いただきました。

(1)火をかける前に昆布を水に6時間つけておく
(2)火をかけ、沸騰直前に昆布を取り出す
(3)魚介の臭みを取るため日本酒(1/2カップ)を入れる
(4)しょう油・みりん(各大さじ1)を入れる

長田さん曰く、「素材の味が強い鍋は、大体この出汁で美味しくなる」そう。皆さんもぜひ試してみてくださいね!

さて、いよいよお出汁の中に伊勢海老を投入。さらに三重県南伊勢町で育ったホタテ似のヒオウギ貝を入れます。通称“あっぱっぱ貝”と呼ばれるこの貝は、ホタテより肉厚で味が濃いのが特徴。そこに野菜やキノコなどの具材も入れて…見た目も豪華な「おひとり様伊勢海老鍋」の完成です!

Yさんに試食をしてもらうと、声にならない声で「おいしい」とひとこと。平松くんも、「食道から胃まで全部幸せ!」と大興奮です。その後も“あっぱっぱ貝”の旨さや、あおさと卵を加えた、〆の雑炊の美味しさにも舌鼓を打ち、これならお客さんにも喜んでもらえると太鼓判。

続いては値段決め。ちなみに、伊勢海老のお造りは6,000円(税別)ですが、Yさんが出した値段は…なんと3,000円(税別)!「止めた方がいいですよー」と長田さんから言われるほどの衝撃価格!

元気のなかったお店に、元気いっぱいになれるメニューが誕生しました。今回のお助けも大成功!!

(2021年2月17日放送「チャント!」より)

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