超ユニークな生徒の集まり…ヤギに『お手』を教える少女、猫と会話する男の子にアルプスじゃなく愛知県立佐屋高校で出会った
愛知県立佐屋高等学校に“向井“ます!
創立60年を超える、愛知県立佐屋高等学校。
野菜や花の技術を学ぶ「園芸科学科」や、食料の生産に関する知識を学ぶ「生物生産科」など、専門分野に特化したスペシャリストを輩出する学校です。
今回、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが向かったのは3年2組の教室。
パンサー向井さん:
「ここではどういう授業があるんですか?」
福重さん:
「生物生産科はグリーンコースとアニマルコースに分かれていて、それぞれ野菜とか家畜とか、愛玩動物について勉強しています。私はアニマルコースです」
うさぎや文鳥、ヤギなど12種類の動物を飼育しているアニマルコース。地域の方が喜ぶ取り組みを行っているそうで…。
大家さん:
「小学校に出向いて『移動動物園』をしています。高校で飼育しているモルモットとか犬とか、烏骨鶏とかを連れていきます」
午後からは、動物を観察する実習授業。福重さんに案内してもらい向かったのは文鳥などを育てている部屋。消毒をして特別に中を見学させてもらいました。
弥富の文鳥は、明治以降に農家の副業として飼育が始まり、最盛期には200軒以上で生産。しかし、現在は高齢化などで、わずか2軒に。佐屋高校では、7年前から本格的に繁殖活動を行っています。また、その隣にあった鶏舎にもお邪魔すると鶏たちがズラリ!
パンサー向井さん:
「うわぁぁ~!すげぇ~怖ぇ~~(笑)鶏舎って迫力あるね。何羽くらいいるの?」
福重さん:
「400羽います(笑) この上の段にいるのが名古屋コーチンです。エサは自動で機械がやってくれて、集卵は手作業でやります」
向井さんが集卵をさせてもらうと、産みたてなのか、ほんのり温かい卵も…。
パンサー向井さん:
「この温度感とかも、ちょっと考えさせられるものがあるね」
卵は、生徒や一般の方にも販売。その品質が認められ、地元のお菓子屋さんにも卸しているそうです。
ちなみに、アニマルコースは超ユニークな生徒の集まり。溺愛する猫と会話ができるという男の子がいれば、ヤギに『お手』を教えている女の子も。実際に見せてもらうと…。
佐藤さん:
「(ヤギに向かって…)ハイジ!お手!」
するとヤギのハイジが左の前足を上げて、佐藤さんの手に!
パンサー向井さん:
「おぉ~!すごい!どのくらいで出来るようになったの?」
佐藤さん:
「だいたい1年くらいです。(ヤギのかわいいところは)やっぱり、おしりですね(笑) 本当にキュートな…。ラインがもう美しいですよね!」
今回感じたこととは…?
独特でマニアックな佐藤さんの“ヤギ愛”に少々戸惑いながらも大笑いの向井さん。今回、そんな生徒達と触れ合って感じたこととは…?
パンサー向井さん:
「アニマルコースの子たちとお話をさせてもらいましたけど、みんなちゃんと命を扱うということを勉強してるなというのが伝わってきましたね。ただ猫としゃべれるという子は、しゃべれてたかどうかはちょっと…(笑) 今年もよろしくお願いします!」
佐屋高校アニマルコースの皆さん、ありがとうございました!