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さわやか笑顔の長身アナが岐阜県羽島市の『みそぎ団子』を調査。味噌とあんこの奇跡の融合!

さわやか笑顔の長身アナが岐阜県羽島市の『みそぎ団子』を調査。味噌とあんこの奇跡の融合!

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、町に根づく愛されフード。CBCアナウンサー2年目、神戸生まれ東京育ちの松本道弥アナが調査します。

CBCテレビ『チャント!』いただきます!ほぼ地元だけ 愛されFOOD

今回は、ナマズ料理でも有名な『岐阜県羽島市』で愛されフード『みそぎ団子』を調査。町で聞き込みをすると、羽島市の中でも竹鼻地区の名物で、こしあんが入った大きめな団子を串に刺し、甘味噌を塗って焼いてあるとか。この辺りでは当たり前でも、他の地域では驚かれる…、ほぼ地元だけの名物だそう。

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情報のもと、松本アナが向かったのは、大正8年創業の103年続く老舗の和菓子処『兎月園(とげつえん)』。この店でも春から夏にかけ、『みそぎ団子』を売り出します。

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『みそぎ団子』(1本・185円 今年は8/29まで販売)は、一玉がみたらし団子の1.5倍くらいある大きさです。

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こしあんと味噌が合うのか?半信半疑で食べた松本アナは、「かなり相性がいい」と奇跡の融合に感動。ご主人においしさの秘訣を尋ねると、「私の腕です!」と自信たっぷりの答えが返ってきました。味の決め手は“あんこ”にあって、この店では固形を保てる限界スレスレまで砂糖を減らした、みそぎ団子専用のこしあんを使用。

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それを、国産米粉100%のモチモチの生地で包み、一晩寝かせた自家製の味噌だれを両面に塗って焼き、さらにゴマをふって今一度焼きます。このように二度焼きをすることで、あっさりとしたあんこと甘辛い味噌が馴染み、味がまとまるのです。

兎月園によると、『みそぎ団子』の始まりは昭和初期。羽島市竹鼻町の氏神「八劔神社(はっけんじんじゃ)」で毎年6月30日に行われる「みそぎ神事」の際に、祖父にあたる初代が考案した団子が屋台で売られるようになりました。戦前は「みそつけ団子」と呼ばれていましたが、やがて2代目が『みそぎ団子』と改名。神事の日にこの団子を食べることが、地元の文化として定着していったのです。 竹鼻地区では誰もが知る『みそぎ団子』ですが、市内でも知らない人がいることに気づき、3代目が町の外に広めることに。

その一端を担ったのが、地元の子どもたち。30年程前から羽島市の学校給食に出るようになり、子どもから大人に伝え広まり、さらには観光協会からの要請で、店の近所にある寺の「藤まつり」に合わせ、4月から販売を開始。今では、観光客の口コミで県外でも知られるようになりました。

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(7月1日(金) CBCテレビ「チャント!」より)

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