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私花。てれび!私の愛した花の名は。

放送は終了しました!またお逢いする日まで~

こらむ!

2021.4.09 (金)

コロナ禍だからこそ見直される家族との関係と、表現の大切さ

声優5人組ガールズバンド『PsȳChē(プシュケ)』のトークバラエティ「私花。てれび!」が番組内容をリニューアルすることになりました。ローカルテレビ局の深夜放送でしかも15分の番組が少し変わった取り組みなのでさしたるニュースでもないかもしれません。しかしそこに流れる番組のテーマが、コロナ禍で浮き彫りになった「家族との関係」であることに興味をもち、関係者にインタビューしてみました。

それぞれが抱える家族との絆について向き合って行く物語

「最初に、この番組を続けるにあたって考えたことは、コンテンツのテーマをきちんと伝えていこう」、とプロデューサーの根岸広光氏(J V Cビクターエンターテインメント)は語ります。

「私花。てれび!」は4コマ漫画やボイスドラマ「私の愛した花の名は。」から生まれたトークバラエティで、「私の愛した花の名は。」は、家族や仲間との絆をテーマにした、ガールズバンドの物語です。

他人からみたらごく普通に見える同級生バンド仲間5人が、それぞれが抱える家族との絆について向き合って行くのですが、両親がいるから幸せである、ひとり親だから不幸であるという事ではなく、多様化した家族関係を抱えながらも、そこに仲間がいるか、自分を(が)必要とする人や場所を見つけられるか、というテーマを5人の同級生バンド目線で描いています。その周りの大人達も一生懸命に成長していく彼女たちから、色々な形の家族の絆、仲間の絆を教えられます。押し付けではなく、寄り添うガールズバンド物語なのです。そうした「絆」に関する思いを伝えたいと企画したこの物語は、2018年に企画され、2019年4コマ漫画から、ボイスドラマへと展開していきました。

コロナ禍で変わる家族の関係と生活様式の変化

「私花。てれび!」が開始した2020年秋、コロナ禍での経済的に大きな影響が出た家庭、遠くに離れた子どもたちと自由に会えなくなった家庭、友人と会えないまま1年を過ごした子どもたち、リモートで自宅にいる時間が増えた両親と子どもたちとの絆が深まった家庭、一緒にいる時間が増え今までみえなかったことがみえてくるなど、それぞれの家族や仲間との関わり方が大きく変わり、関わり方が問われた時期でもありました。

zoomなどのオンラインのリモート通話は一般化し、仕事だけでなく学校の授業や、親子、子供同士の会話まで画面を通したコミュニケーションが通常になりました。

コロナ禍以前よりもスマホやテレビの画面を見る時間が増えたというデータもあります。また、同じ画面を家族で楽しむなど、その画面との関わり方や家族との関わり方、双方を含めた新しい生活様式に変化していきました。そんな中、「私の愛した花の名は。」は多様化する家族の絆をテーマに描かれているので、コロナ渦で問われた家族関係に通じるものがあったことが大きな課題にもなりました。

モーション・コミックは、世界観から出てきた必然なもの

「私の愛した花の名は。」は家族や仲間との絆の物語。生活様式の変化の中でも変わらない大切な“絆”がその世界観の中心にあります。「私花。てれび!」が3期目を迎えるにあたり、コンテンツの世界観をよりきちんと伝えようということは必然でした。根岸氏はコンテンツストラテジスト 粂田智次氏と話し合いその手法を探ることにしました。在宅率が増えスマホに向き合う時間が増えるのは当然ですが、どうやってコンテンツを届ければ良いのかを検討しました。

コンテンツ「私の愛した花の名は。」は4コマ漫画や、ボイスドラマから展開を始めたため、比較的スマートフォンで利用されていることはわかっていました。そのためテレビ番組をスマートフォンフォーマットに調整させるというアイデアから、アニメを検討しましたが、アニメはコロナ禍の影響ですぐには作ることはできません。そのため「4コマ漫画」+「ボイスドラマ」を活用したコンテンツを作ることにしました。それが第3期よりはじまる「モーション・コミック」です。

多方面から楽しめる世界

粂田氏によると 漫画を動かし、効果音や声をつけるという手法は15年以上前、iモードなどの携帯電話サイトの時代から試行錯誤されてきた手法で「ムービーコミック」や「ムービングコミック」「動くマンガ」などの呼称でサービスされていました。今回、その懐かしいその手法に注目し、デバイスや視聴スタイルを選ばずに新しい生活様式の中での家族や仲間との絆に寄り添って届けられる、という『モーション・コミック』を採用しました。4コマ漫画として目で追って楽しめる、ボイスドラマとして「ながら視聴」をしながら音だけでも楽しめる、テレビ画面で番組としても楽しめる、様々な視聴スタイルで楽しめるという「私の愛した花の名は。モーション・コミック」が完成しました。「モーション・コミック」によって、デバイスや視聴スタイルを選ばずに、新しい生活様式の中で、家族や仲間との絆に寄り添った世界観を届けられ、番組としても成長が期待されています。

「私花。てれび!」CBCテレビ 毎週土曜日深夜放送

ボイスドラマ・4コマ漫画「私の愛した花の名は。」から生まれた5人組声優ガールズバンド『PsȳChē(プシュケ)』のメンバーによるトークバラエティ。PsȳChē(プシュケ)のメンバーは声優として演じた「私の愛した花の名は。」をもっともっと知ってもらうために頑張り続ける!PsȳChē(プシュケ)のわちゃわちゃ楽しいトークに加えて 今回からはメンバーが声優を担当したモーション・コミックもお届けします。モーション・コミックはボイスドラマ・4コマ漫画がついに合体した「私の愛した花の名は。」の動画コンテンツ。

「私花。てれび!」は「私の愛した花の名は。」を楽しみつくす番組です。

文:野村美砂永

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