CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

私花。てれび!私の愛した花の名は。

放送は終了しました!またお逢いする日まで~

こらむ!

2021.8.06 (金)

私にとっての『私の愛した花の名は。』の存在とは

ボイスドラマ・4コマ漫画『私の愛した花の名は。』(以下『私花。』)から生まれた5人組声優ガールズバンド 『PsȳChē(プシュケ)』 。
その PsȳChē(プシュケ)も活動を始めてまる2年になりました。当初はボイスドラマのキャラクターを担当した声優として選ばれた彼女たちが、実際に楽器をもってリアルな声優ガールズバンドとしての活動を始めました。元々演奏が得意なメンバー、活動をきっかけに本格的に始めたメンバーなど様々な経験値の5人です。

そして、ボイスドラマやWEBラジオで活動しつつ、バンドとして初めてのライブへ向けての特訓を開始し念願のライブ開催。いよいよメジャーデビュー!というタイミングにコロナ禍の影響で延期。2020年10月から開始した「私花。てれび!」ではトークバラエティ番組にも挑戦しています。
番組収録時に 『PsȳChē(プシュケ)』 のメンバー全員にTwitter用のインタビューを実施した際、いいことも悪いことも体験し、学び、成長した彼女たちに、いまの自身にとって『私花。』はどのような存在になっているかを聞いてみました。

■私とみんなにとって「生きた証」となった

MoeMiさん (蘭 役 ボーカル担当)

作品に対して思うのは、メンバーや関わった人たち皆の「生きた証」になるのでは、と思っています。物語の登場人物のキャラクター作りも演者(プシュケメンバー)のリアルな要素をたくさん取り入れているし、キャラクターの背景がいろんな境遇の子たちが多く、それを観て受け取ってくれているみなさんにとっても、重なる部分を作ることができていると思っています。届ける私たちにとっても受け取るみなさんにとっても、「生きた証」になってくれればうれしいと思います。

私にとっての影響は、子供のころからずっと音楽にたずさわってきたので、大人になって自分で選んだ「声優」という道と、親からもらった「音楽の力」のをどちらもできる場があったらいいなと思っていました。今まさに、そういう場にできているので、すごくありがたいですし、私が私らしくいられるようになりました。

■演じているキャラクターに元気をもらう

大森 日雅さん (百合 役 キーボード担当)

『私花。』を振り返るって感じなのですが、いままでのお話で一人ひとりメンバーと出会いながら、百合ちゃんがけっこうグイグイ「(バンドに)はいろーぜ」と積極的に誘う、ムードメーカーなところがあったんです。とくに、つくしちゃんには嫌がられるくらいにグイグイやっていたときが印象的でした(笑)。

私にとっての影響は、ドラマCD本編などの前になるんですけど、新しくモーションコミックとなって、毎週私も楽しみにみているんです。そのグイグイな百合ちゃんを演じてみて、本当にすごいアホなくらい元気な子で、いつのまにか更新されるたびに私自身が百合ちゃんに元気をもらっている感じがするようになっています!

■知らない世界・新しい世界を見せてくれる特別な場所

若林倫香(杏 役 ベース担当)

びっくりするくらい知らない世界、新しい世界を見せてくれる場所だと思っています!いままで楽器を持ってステージに立ったことがなかったのに、ベース持って舞台に立って弾けているというのもそうですし、『私花。』のキャラクターと自分がここまでリンクする作品をつくっていくということ自体も初めてなので、ものすごく面白いなと思っています。これからもどんな景色が見れるのか、とても楽しみです!

■今までなかった「チャレンジ精神」をもらった!

宍戸智恵(つくし 役 ドラムス担当)

私は、あまり新しいことにチャレンジするのは得意じゃなかったんです。けど、ドラマが始まると新しいことばかりで、いつのまにかそれを楽しいなっと思うようになっていました。みんなでバンドを組むとか、自分が弾いたことがないの楽器にも興味を持つとか…『私花。』からチャレンジ精神をもらったと思ってます。これからもいろんなことにチャレンジしていきたいなって思っています。

■ギュッと集まった花束みたいな作品になった

鳥部 万里子さん (アヤメ 役 バイオリン担当)

『私花。』は私花っていう名前くらい、私にとって花束みたいな作品だなって思っているんです。それぞれ花の名前がついているっていうだけじゃなく、そこに込められた意味だとか、それぞれの花言葉だとか、キャラクターそれぞれに思いや背負っているものや目指したいところがあったりするので、それがギュッと集まっている。メンバーだったら5人で、でも5人だけじゃなくて、そこにかかわっている人(ファンやスタッフ)たちがいて、一緒に活動していくっていう物語だと思っています。なので、私にとって花束みたいな作品だなって思っています。

自分にとっての影響は、自分の「過去」や経験してきたことを肯定していいのかなと思えました。つらい経験をした『私花。』キャラクターをみて、それを乗り越えていく様だとか「あっ、こういうふうに認めてあげて、こういうふうに周りの人と力を合わせて進むというのがいい事なんだ」とを教えてもらいました。

今回の取材では、「私花。の存在とは?」の質問以外にも多数の質問があったので、個々にインタビューをお願いしていました。でも、この質問の最後の言葉は5人全員同じで、不安や迷いのかけらもなく「これからが楽しみです!」と笑顔で言い切ったのです。その表情は、コロナ禍で制約された状況の中で模索しながらも、めいっぱい頑張ってきたからでてくる笑顔なのかな、とハッとさせられました。
インタビュアーとして、これはTwitterの短文では伝えきれないと判断し、今回コラムとしてまとめてみました。
コロナという歴史的な出来事の最中に誕生し、奮闘しながら前にすすむ彼女たちがどう成長をしていくのか、楽しみで仕方がありません。

こらむ!トップへ

 共有する
  • Facebookで共有する
  • LINEで送る

pageup