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健康カプセル!ゲンキの時間

毎週日曜 あさ7:00

CBCテレビ製作/TBS系28局ネット

朝からヘルスシェア

出演
石丸幹二
坂下千里子

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第348回(2019.3.17)

平成の健康ブーム

平成の健康ブーム

ゲスト:高島礼子
ゲンキスチューデント:片岡安祐美
ゲンキリサーチャー:えとう窓口
ドクター:西崎泰弘

平成も残りわずか1か月ほど。次から次へと流行るダイエット法や食材、健康グッズなど、平成は“健康ブームと共にあった"と言っても過言ではありません。事実、健康寿命は調査が始まった平成13年から平成25年の間で、男女共に2歳ほど延びているのです。そこで今回は、平成に流行ったさまざまな健康ブーム振り返りながら、かつてのブームの最新情報にも迫ります。

平成の健康ブーム年表 *番組調べ

平成2年:飲尿健康法、青汁
平成4年:リンゴダイエット
平成6年:野菜スープ健康法、脱パンツ健康法
平成7年:ココア、アガリクス
平成8年:オリーブオイル、ノンシュガー
平成9年:赤ワイン、生活習慣病
平成10年:美白、発芽玄米、チョコレート
平成11年:ブルーベリー
平成12年:ボディブレード、海洋深層水、黒ゴマ
平成13年:アミノ酸、バランスボール、健康油
平成14年:ヨーグルト、にがり、マイナスイオン、低インシュリンダイエット
平成15年:酸素バー、第二次豆乳ブーム、マスク
平成16年:コエンザイムQ10、黒酢、脳トレ、ジンギスカン
平成17年:寒天、岩盤浴、ピラティス
平成18年:メタボリックシンドローム、乗馬型フィットネス機器
平成19年:ビリーズブートキャンプ、スプラウト、雑穀米、コラーゲン、ジョギング
平成20年:朝バナナ、朝キウイ
平成21年:加圧トレーニング
平成22年:耳ツボダイエット
平成23年:自転車通勤
平成24年:塩麹、ロードバイク、カーヴィーダンス
平成25年:トマト、ロングブレスダイエット
平成26年:糖質制限、スムージー、塩レモン
平成27年:サラダチキン
平成28年:甘酒(麹)、水素水、冷やご飯ダイエット
平成29年:スーパーフード
平成30年:サバ缶、ウェアラブル健康グッズ

平成を彩った健康ブームを改めて検証

・赤ワイン
酸素の一部が体内で活性酸素となり、細胞を酸化させる身体のサビ。赤ワインのポリフェノールには、その活性酸素を中和してサビつきを抑え、生活習慣病を防ぐ効果が期待できます。しかも、様々な飲料と比較しても、赤ワインに含まれるポリフェノールの量は桁違いに多いのです。ただし、赤ワインの適量は、1日グラス2杯。身体に良いと言っても飲み過ぎは逆効果になります。

・脳トレ
認知症の予防・改善に効果があるとされた脳トレは、ブームから15年経った今、さらなる進化を遂げています。現在では、小型センサーや携帯電話などを使って、リアリルタイムで脳の働きが見えるようなり、簡単に効率良くトレーニングができるそうです。

・ピラティス
自律神経が整うという腹式呼吸のヨガと違い、胸式呼吸のピラティスは姿勢や体幹の強化がメイン。肩こりや猫背の改善も期待できるそうです。

平成で変わった健康新常識

・がんのリスクになるコゲは食べない
魚や肉などのたんぱく質が焼けてできるコゲが初がん性物質を作るのは確かですが、山ほど食べてもがんになるかどうか、確証は得られていません。そのため、神経質にならなくても大丈夫だそうです。

・風邪を引いたら入浴はしない
昔は、お風呂場が母屋の外にあったり、隙間風が入りやすい環境にありましたが、今は住宅事情も変わっているので、入浴しても問題ありません。ただし、高熱が出ている状態や脱水や血圧に作用することもあるので、風邪の症状が重い時は入浴を控えましょう。

・午後10時から午前2時の睡眠は疲労回復のゴールデンタイム
時間帯ではなく、眠り始めて3時間の睡眠の質が重要だそうです。

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