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第347回(3/10) 肩こり

ゲンキスチューデント:滝裕可里
ゲンキリサーチャー:X-GUN
ドクター:奥野祐次

マッサージやストレッチなど、色々やっても繰り返し起こる「肩こり」。どうすれば良いか分からない方も多いのでは?そんな長引く肩のこりや痛みの原因は、本来できるはずのないところにできる異常な血管「モヤモヤ血管」にあるかもしれません。そこで今回は、長引く肩こり・肩痛の真犯人「モヤモヤ血管」を徹底リサーチします。

多くの人が悩む肩こり・肩痛の原因

・「筋肉の炎症」
首から肩甲骨にかけて、僧帽筋などの筋肉がありますが、その筋肉が緊張したり炎症を起こしたりする事で肩こりの原因になると言われています。特に姿勢の悪い状態は、重い頭を支えている首や肩周りの筋肉に大きな負荷を与えています。それが筋肉の疲労を起こし、肩こりの大きな要因になるのです。肩こり改善のポイントは、姿勢を正す事。オススメの運動法をご紹介します。

<肩すくめ運動>
・両肩を力いっぱい上に上げる
・その状態で10秒間キープ
背中の筋肉が付き、姿勢を正す事ができます。

・「五十肩」
腕を上げると激痛が走る五十肩。「肩関節周囲炎」とも呼ばれ、関節を構成する骨、筋肉、靭帯などに老化が原因で炎症が起き、関節周りが硬くなると考えられています。五十肩の痛みの原因は、関節。痛みがあっても少しずつ動かしていけば、1年未満で回復する事が多いそうです。

・「モヤモヤ血管」
五十肩による痛みが1年半以上長引いている。または、肩こりが悪化し、慢性的な痛みを生んでいる。これらの特徴に当てはまる場合は、筋肉や骨ではなく「モヤモヤ血管」が原因かもしれません。モヤモヤ血管とは、普通ならできない場所にできる異常な血管。もともと人間の身体は、何か損傷や炎症を受けると血管を増やす機能があります。例えば、肩をぶつけるなどの衝撃を受けた血管には小さな炎症が生まれます。すると、炎症を修復しようと新しい血管が作り出されます。これがモヤモヤ血管。通常は、炎症が治まるとモヤモヤ血管も自然に消えていきます。しかし、血管を消す機能は加齢によって低下します。そのため、炎症が消えても、モヤモヤ血管は残ったままになってしまうのです。血管と神経は一緒に増える性質があるため、モヤモヤ血管の周りには神経も存在。血管が残ったままでいると周りの神経は過敏になります。その神経こそが痛みを引き起こしているのです。

モヤモヤ血管を作り出す原因

・小さな衝撃を受けた時
肩にちょっとした負担がかかる事で、モヤモヤ血管のリスクが上がります。

・長年の肩への負担
姿勢が悪い人は、長年肩に負荷をかけ続けているため、モヤモヤ血管を作り出す原因になります。

・血糖値が高い
血糖値が高いと、タンパク質に糖分(ブドウ糖)がくっ付き、血管壁にダメージを与えます。そのため、正常な血管が異常化しやすく、モヤモヤ血管を作る原因になります。

<モヤモヤ血管セルフチェック>
□指で押すと痛い
□ズキズキ・ジンジン・チクチク痛い
□じっとしていても痛い
□夜眠っていても痛い
1つでも当てはまる場合は、モヤモヤ血管のある可能性があります。

<モヤモヤ血管を防ぐ方法>
・食べ過ぎない
摂取カロリーが多いと、体内の脂肪細胞が炎症を起こしやすくなります。

・有酸素運動
体内の炎症を抑える効果が期待できます。1日15分の散歩がオススメです。