様々な“働く人”たちに密着し、挑戦に秘められたこだわりと仕事愛を描き出すＣＢＣテレビ製作の『ＢＡＣＫＳＴＡＧＥ』（ＴＢＳ系・毎週日曜午後１１時３０分から放送）で、番組ＭＣを務める武井壮さん。
今回は、「もし１０万円をもらったら何に使ってみたいですか？」とお話を伺いました。

後輩を連れて旅行に行きたい！

　「10万円あったら、僕は旅行に行きたいですね」と話す武井さん。
「新型コロナが収まったら後輩を連れて国内旅行に行きたいですね。後輩の旅費に充てます。YouTubeもやっているんで、いろんなことを楽しんで、動画に収めて皆さんにお届けしたいです」と、新型コロナウイルスの終息を祈っています。　国内旅行でよく行くのは京都。理由は寺社仏閣の宝庫だからとのこと。「高校時代は地理歴史研究部で、歴史的な建造物が大好きです。建物を見たり、街並みを見たりするのが楽しくて、フラフラ歩いて散歩します。その街に行ったらとにかく大きい寺社仏閣を見に行きます。建築技法を見るのが好きで、いちいち写真を撮って、どういう技法なのか調べて『何百年も前にこの建物をこの技術で作ってたんだなあ』『今も柱が残っているんだなあ』と楽しんでいます」と笑顔。

　旅行好きのもう一つの理由は「食」。「全国のおいしいものを食べられる場所に行くのが好きです。大阪で仕事が終わり、次の日が昼過ぎからだったら、大体どこかに泊まります。少し足を伸ばして神戸に行ったり、京都に行ったり、名古屋で泊まったり」。そのまま富士山のあたりまで行ったこともあるそうです。

　芸能界にデビューしてから最初の5年間は休みが無く、全く旅行に行けなかったという武井さん。「6年目からは、毎年行くようになりましたね。とにかく見たことがない場所を歩くのが好き。地球で見たことがない場所を少しずつ失くしていくのが人生のテーマ。新しい場所にどんどん行って、見て回りたいですね」と、スケールの大きい目標を語ります。

　次回行けるなら誰とどこに行きたいですかと聞いてみました。「去年はDA PUNPのKENZOさんとヨーロッパに行きましたが、スペインで車上荒らしに遭ってしまった。良い思い出を作りにリベンジでもう一回、KENZOさんを連れていってあげたいかも。でも今年は旅行するのは大変でしょうね。行きづらいかもなあ」と悩みます。早く自由に楽しく旅行に行ける日常が戻ってほしいと願うばかりです。

百獣の王らしい10万円の使い方？

　旅行以外なら何に使うだろうと真剣に考える武井さん。出てきた答えは「保護猫や保護犬の施設や支援団体に寄付」でした。「『百獣の王』としてデビューして、おかげさまで順調に仕事をさせてもらっています。動物たちが幸せになるのなら、喜んで寄付したいですね。実際、寄付や活動支援の依頼がSNSのDMを通じて来ることも多いですし」と話します。

　動物は大好きな武井さんですが、今は飼っていないそうです。「以前、『BACKSTAGE』で往診専門の獣医さんを取り上げた際、ゲスト出演していただいた松島花さんが、保護猫を3匹引き取って一緒に暮らしていると話していました。栗原恵さんも保護猫を飼っているらしく、とても幸せそう。僕も本当は引き取って飼いたいけど、一人暮らしで家を空けることも多くて。むやみやたらに引き取るわけにはいかないですよね」と、またまた悩む百獣の王。

　犬と猫、飼うならどちらか聞いてみました。「犬も猫も好きなので、どちらでも構わないです。現実的に考えたら、猫のほうが今の生活スタイルには合っているかもしれないですね。でも、やっぱりダメかも。動物を飼ったら、きっと家から出なくなっちゃうから。この仕事を引退してからじゃないと」と話は芸能界引退後にまでいってしまいました。

突然の質問にも全力で考えて答えてくれた武井さん。好きなことを語るエネルギーはさすがでした。