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〇〇に10万円あげたらこんな使い方されちゃいました!第6弾

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2021年1月3日(日)午後3時~放送 CBCテレビ製作/TBS系28局ネット

あの人は10万円あったら何に使う?

【10万円あったら?】欲しい物はやっぱり野球道具!親から子へ引き継がれる野球愛

井端弘和さん

中日ドラゴンズ、読売ジャイアンツの選手として野球界を長年けん引した井端弘和さん。現役引退後は野球評論家や社会人野球チームのコーチとして、さらにYouTube公式チャンネル「イバTV」での動画配信など活動の幅を広げ活躍し続けています。
そんな井端さんに今回は、「もし10万円をもらったら何に使ってみたいですか?」とお話を伺いました。

サンドバッグを使って素振りトレーニングをしたい!

「10万円があったら、サンドバッグがほしいですね。」と迷いなく答えた井端さん。それはパンチやキックに使うのではなく、野球のトレーニング用として。
「子どもにバットを振らせたいです。ただバットを振るだけの練習より、サンドバッグに当てる素振りをした方が感覚が身に付くだろうし、体幹が鍛えられますよね。引退したあと腰を痛めたり、また野球をやりたいという気持ちが生じたので、自分が鍛えるのにも使ってみたいです。」
小学3年生の息子さんも野球をやっており、自身との違いを楽しんでいる様子も印象的。
「息子はキャッチャーで、力もあるし体も大きい。自分とは真逆のプレイスタイルだから新鮮で面白いですよ。3年生で(ホームから)セカンドまでノーバウンドでボールが届くので、自分は6年生だったことを思うと大したものだなと感心します。今はまだ息子のプレイに対して口酸っぱく言うことはないけれど、5年生くらいになったら本格的に野球を教えてあげたい。」と期待に胸を膨らませます。

地元の川崎大師へ参拝するのが恒例

「お正月は川崎大師へお参りに行きます。昔から今も変わらずずっと。」
神奈川県川崎市出身の井端さんが、小学生の頃から何かあれば必ず行っていたという川崎大師。
「特にプロに入ってからは、怪我をしないように毎年必ず。並ばなくても済むように、1月1日の午前2時ころ空いているタイミングを狙って護摩祈祷に行っていました。」
怪我なく日々のトレーニングが実るようにと参拝することは、スポーツ選手にとっては(欠かせない)大事な恒例行事だったようです。
また、家族とお節料理を囲むことも大切にしているそうで、「お正月に家族と食べるお節料理は格別。なかでも“数の子”がお気に入りです。コリコリした食感が好きで、ふだんは食べないから、お正月になると好んでたくさん食べてしまいます。奥さんと好みが違うから、家のお節料理は品数が豊富かも。」
準備に手間のかかるお節料理のありがたみをかみしめ、何気ない会話をしながら家族とお節料理をつまむ時間は、井端さんにとってかけがえのない特別な時間に違いありません。

幼少期もやっぱり野球漬け

「最初の大きな買い物は、硬式用の“グローブ”。お年玉をためて、牛島(和彦さん)モデルのグローブを買いました。」
男子の多くがテレビゲームに夢中になる幼少期も、井端さんが欲しかったものは野球道具だったよう。
「ファミコン世代で家にもゲーム機はありましたが、特に新しいゲームカセットが欲しいというわけではなかったです。それよりも野球道具が欲しくて、本屋へ行く感覚でスポーツ用品店によく通っていました。グローブを買ったあと、次はバット、その次はスパイク、のような感じで。常に野球道具しか頭になかったですね。」
野球とともに歩みを進める井端さん。プライベートも、ゆるぎなく野球一色。
現役を引退した今だからこそ子どもと真剣に向き合える機会が増え、親として、コーチとして、野球の時間を親子で共有できることが何よりも大きな喜びとなっているようです。

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