愛知県が全国3位の出荷量を誇る野菜といえばトマト。暑い時季、需要増でスーパーなどでも野菜売り上げの1・2位を争います。トマトの産地で農家の人のオススメの簡単レシピをご紹介!また調査している中で、幻と呼ばれるトマトの存在が明らかに!トマトを青いうちから収穫一体なぜ?CBCテレビ:画像『チャント!』これからトマトの出荷が増える愛知県設楽町にあるトマト農家のビニールハウスを訪れました。設楽町のトマト農家は現在38軒あり、年間で約730トンのトマトが作られています。標高が高く、寒暖差があるため甘くておいしいトマトが収穫できるのです。出荷前のトマトを見せてもらうと、収穫したばかりなのにどのトマトも青いか、うっすら赤くなったものばかり。真っ赤なトマトはどこにも見当たりません。トマトの色が青い理由について聞きました。(北設営農センター・主任・浅井慎吾さん)「真っ赤なトマトは並ばないです。ここで(真っ赤なものが)並んでいたら、スーパーなどに並ぶころにはジュクジュクになって(熟しすぎて)しまう」トマトは青い状態で収穫、開花から1日の平均温度の積算が1100℃になると真っ赤に。その期間は約2か月です。6月の急激な温度上昇により、赤くなるスピードが例年より早く市場に多く出回っているために、トマトの価格が低下。1箱4kg当たりの価格は、昨年と比べ200円ほどお値打ちになっています。たくさん収穫できるので、産地の皆さんは大忙しです。設楽町で“幻のトマト”を発見!幻と言われる理由とはCBCテレビ:画像『チャント!』トマトについて調査していると、道の駅で気になる情報が入ってきました。一般的なスーパーにはほとんど並ぶことのない”幻のトマト”があるというのです。設楽町で幻のトマトを栽培しているという専門農家、後藤敬さんを紹介してもらい、訪ねました。幻と呼ばれているのは、「ルネサンストマト」という品種。一般的なトマトに比べて皮が薄く、肉厚で旨味が強いのが特徴です。果肉が充実した品種である反面、“実割れ”が起きやすく高度な栽培技術が必要。そのため、設楽町内でも4軒しか作っていません。JAによると、数年ほど前に愛知県で育種された品種で、一般のお店ではあまり入手できないといいます。(トマト専門農家・後藤敬さん)「農家がひとつひとつ(収穫したトマトを箱に)手詰め。機械選果はできない」扱いがとてもデリケートなトマトのため、流通しにくいことが幻と呼ばれている理由でした。そのため、もしスーパーなどで並んでいるのを見つけた場合は、とてもラッキーということです。トマト農家オススメのおいしい食べ方は?簡単レシピをご紹介CBCテレビ:画像『チャント!』ルネサンストマトを栽培する後藤さんのとっておきトマトレシピは「肉巻きトマト」。一般的なトマトでも作ることが可能です。奥さんの範子さんに協力してもらい、さっそく調理しました。<「肉巻きトマト」の作り方>(1)トマトを8等分に切り、豚ロース肉をトマトに巻き付ける(2)片栗粉をまぶし、温まったホットプレートへ(3)焼き目がついたら、醬油とみりんを合わせた調味料を入れる(4)5分ほど蒸し焼きにしたら完成味はさっぱりして、夏でも肉が食べやすいメニューになっています。他にも、トマトのおすすめの食べ方を産地の皆さんに聞きました。(集荷場の女性たち)「鶏肉と煮る。トマト煮込み」「凍らせてすりおろす」凍らせたトマトは、そうめんつゆなどに入れてトッピングとして使います。大量生産するため、自家製トマトジュースにして長期保存することも。トマトジュースは味噌汁を作る際、味噌を溶いて入れる前に投入するのもおすすめです。味にコクが出て、味噌の使用量を抑えられます。他にもスープやパスタなど幅広く活用できます。この時期食べたいさっぱりトマトレシピ、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。CBCテレビ「チャント!」7月15日放送より