地域の名物や名所が出る「街ガチャ」買ってみたら人気の理由がわかった

地域の名物や名所をカプセルトイにした「街ガチャ」。このガチャを販売する自治体が今増えてきており、東海地方でも豊田市、西尾市、江南市、大垣市など様々です。10月7日の『CBCラジオ #プラス!』で取り上げたのは三重県菰野町の「街ガチャin菰野町」。レポートキャストの南波星那が紹介しました。知られざる菰野町の魅力や、ガチャをきっかけにした街歩きの楽しさとは?聞き手は永岡歩アナウンサーと山本衿奈です。
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株式会社funboxが展開する「街ガチャ」は、長年その土地で愛されてきた名物や名所、文化などをカプセルトイにしたもの。
今回南波が実際に体験したのは、アクリル製のキーホルダー。アクリルスタンドとしても使える仕様になっています。
スタジオに2種類のキーホルダーを持参しました。永岡が手にしたのは大きな楓をモチーフにしたもの、山本が手にしたのは喫茶店で出てきそうなグラスに入ったアイスクリームのようなデザインでした。
ふたりが持っているものは形こそ違うものの、どちらも同じ地域にまつわるアイテム。 その正体は、三重県菰野町の「街ガチャin菰野町」です。
菰野町といえば御在所ロープウエイや湯の花せんべいなどが有名ですが、街ガチャには地元で親しまれている喫茶店の珈琲ゼリーなども登場します。例えば珈琲ゼリーのデザインは「珈琲屋 真戸運永」の珈琲ゼリーをモチーフにしたものです。
南波「知らないものを知れる楽しさだとか、住民の方にとってはもう慣れ親しんだものが可愛く手のひらサイズになってるっていう楽しみ方があります」
1ヶ月待たず完売
「街ガチャin菰野町」の第1弾は2026年3月2日に販売が始まり、初回生産分の2,000個が1カ月を待たずに完売するほどの人気となりました。販売開始から最初の1週間だけで約1,500個が売れたというから、その勢いがうかがえます。
南波は菰野町役場企画情報課の藤井さんにも話を聞いたそうです。当初は「半年でゆっくり売り切れになっていくだろう」と想定していたそうですが、予想を大きく上回るペースで売れたといいます。
その人気を受け、9月18日からは待望の第2弾もスタートしました。第2弾は公募したアイデアをもとに、キャンプ場や伝統工芸、地元のお菓子、菰野町発祥の食べ物など、全11種類がラインアップされています。
ユニークな仕掛け
街ガチャの魅力は、単にご当地グッズを集めるだけではありません。カプセルの中には、店舗で使える特典付きの引換券が入っている場合もあります。
第2弾では、精肉店「角屋」のアイテムが当たった場合、引換券を持って店舗を訪れると、同店の自家製ウインナーがもらえる仕組みも用意されています。角屋のウインナーは本場ドイツ製法で作られ、国際コンテストで多数の金賞を受賞しているとのことです。
永岡「このカプセルトイのケースの中に引換券も入ってるわけ?」
南波「そうです、たまに入ってることがある。それを狙うのも面白いです」
さらに南波は、街ガチャをきっかけに実際に菰野町を歩いたり、車で巡ったりしたそうです。自分が知らなかった場所のキーホルダーが出ると、「その景色を探しに行ってみよう」という気持ちになったとのこと。
南波「まるでミッションを与えられたようなワクワク感がありました」
永岡もガチャのラインアップを見ていると、地元の人にはおなじみでも県外の人には知られていない情報がたくさんあることに注目。
その一例が菰野町に本社を置くあづまフーズの「元祖たこわさび」。「じゃあ、この菰野町のお土産、たこわさ買ってこようかな」と、実際の街の魅力へと興味が広がっていく面白さを語りました。
1回500円。キャッシュレス
第2弾の「街ガチャin菰野町」は1回500円。各種スマートフォン決済に対応していますが、現金は利用できません。
永岡「イマドキ。すごい」
町内9カ所に設置され、役場や図書館、町民センター、道の駅などに加え、八風キャンプ場や地元の店舗でも楽しめます。
永岡はラインアップを見ても知らないものばかりだからこそ「全部が当たりに変わる」と、その魅力を表現しました。
名物を知る。知らなかった店を知る。実際にその場所へ足を運んでみる。カプセルを一度回すだけで、そんな小さな発見が次々と生まれていきます。
街の魅力をかわいい形に閉じ込めた「街ガチャ」は、地域の人にとっては再発見、訪れる人にとっては新しい旅のきっかけになる、まさに「知らない街」を楽しむための入り口になりそうです。
(ランチョンマット先輩)
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