「殺」「刺」は物騒?野球用語は見直すべきか
宮城県の高校野球連盟が、「補殺」や「刺す」といった野球用語を見直すための検討委員会を設置し、大きな波紋を広げています。7月17日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、このニュースに寄せられたリスナーの反響をもとに、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、こうした野球用語の言葉の響きについて語り合いました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くサッカーの「突然死」
「これは野球ばかりではなくて、例えばサッカー、Jリーグでも延長『サドンデス』という、僕らがサッカーを見始めた頃はよく聞いてた言葉です。『突然死』という意味らしいです」(Aさん)
この「サドンデス」は、その後「Vゴール」や「ゴールデンゴール」といった名称に変わりましたが、現在はいずれのルールも廃止され、これらの呼び名も使われていません。
「つボイさん、ゴールデンボールじゃないですよ」(Bさん)
見出しに潜む「砲」と「弾」
続いて、新聞で見出しをつける仕事をしていたというリスナーからの投稿です。
「野球の記事の見出しは『ON砲炸裂』『〇〇弾』といったもので、戦争を思い起こさせる言葉が多いという意見を読んで、考えさせられることがありました」(Cさん)
この投稿を受けて、小高はスポーツの成り立ちに話を広げます。
小高「2人とか、2つのチームの戦いっていう、スポーツとかゲームって、やっぱりもともとはそういう“争う”っていうところのベースから来ているものがあるのでね」
つボイ「どうしても戦争用語みたいなものはここで出てくるんでしょうね。サッカーにしても」
この日の放送では、運動会の赤組・白組も話題に上っていました。あの紅白も源平合戦がルーツなのだと小高は話します。
慣れた言葉か、変えるべきか
そして小高は、野球用語のあり方に目を向けます。
小高「いま普通に使っている字が非常に殺伐としたもので、高校生がこれを使うのはどうかなという問題提起はあってもいいのかなと思いますね」
変えることで誰かが不利益を被るのであれば話は別ですが、ずっと使って慣れているし問題もなかったのだからいいのでは、という気持ちもあります。
小高「けれども、変えた方がよりみんなが楽しめるのであれば、そうした変化もあるのかなとも思いますね」
つボイ「前後の中でこうポロッと出てきてもちょっとドキッとするんですが、Cさんのように新聞の見出しで『殺』とボーンと出ると、確かにちょっとなと思うこともわからんでもないです」
新聞が漢字を手放せない理由
また、新聞ならではの事情もあります。新聞は限られた紙面に文字を収める必要があるため、見出しでは一文字でも短く、ひと目で意味の伝わる漢字が好まれるというわけです。
小高「カタカナに変わる言葉はあっても、野球用語ってその漢字の方が短くて済むので、使うことが多いですね」
使い慣れた言葉と、その響きが持つトゲ。野球用語のあり方をあらためて考えさせられる話題となりました。
(minto)
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