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60代から怒りっぽくなった…解決法はあるのか?

60代から怒りっぽくなった…解決法はあるのか?

若い頃はおだやかだったのに、60歳を過ぎた頃からイライラして感情が抑えられなくなる人がいます。これは年齢を重ねると感情をコントロールするエネルギーが減ってくることが原因のようです。1月30日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では、インターネットサイトHALMEKの記事「自衛隊メンタル教官・下園壮太さん|自分の心の取説7」をきっかけに、北野誠と氏田朋子が話題にします。

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感情と理性

記事を書かれた下園壮太さんは、陸上自衛隊で心理幹部として20年以上にわたって隊員の心のケアに携わってきた方。その方が年齢とともに難しくなるのが感情のコントロールだといいます。

人間の心は感情と理性、二つの要素からなりたち、私たちがよりよく生きるのを手伝ってくれます。問題を客観的に考察し、総合的視点でとらえるのが理性。
対して感情は、ある特定のテーマをより直感的に迅速に解決しようとするとのこと。

ただ感情は爆発することが多く、トラブルやショックな出来事が起こると自分の権利や安全を守ろうとします。それゆえ感情はどうしても極端に出がちだといいます。

北野「女性の方が夫婦ケンカにおいては圧倒的に感情的になりますね」

氏田にも身に覚えがあるようで、つい苦笑してしまいます。

理性のエネルギーが低下

ところが歳をとると、筋力が衰えるように、理性のエネルギーの量が低下するそうです。

下園さんのカウンセリングの経験では、60代になると、このエネルギー量が低下して、感情のコントロールが難しくなるそうです。

北野「これは脳の前頭葉の関係もあります。感情を抑え込もうとする理性的なものがあまりうまくいかなくなる。だから『キレる老人』とか『暴走老人』とかありがたくない言葉をいただくんです」

氏田「プラスの感情ならいいけど、ネガティブな感情が爆発することがあるからね」

7つの視点

下園さんは理性で抑えるというより、思考をあちこちに飛ばそうと提唱しているそう。それには7つの視点があります。

1. 本人の視点
2. 相手はどう思っているかという視点
3. 第三者がこの場をみたらどう思うかという視点

北野「これ大事ですね!クレーマーにならないためにも」

4. 宇宙の視点…宇宙から見たら些細なことだと思う。
5. 時間的視点…半年前とか、そういう風に考える。時間軸をずらす。
6. 感謝視点
7. ユーモア視点…「これ、ネタにできるかな」というもの

北野「何か腹立つとき『これ、夕食の時に嫁に喋ろう』と思うとかです。僕はラジオをやらせてもらっているおかげで、ネタにしよう視点が多いです。ちょっとした事件も大げさにします(笑)」。

過剰な感情を抑えるためにも、夫婦間で、「おもろないかもしれませんが、聞いてあげてください」と北野は懇願。

ネタにすることの効能

この話題にリスナーからリアクションが。

「まさに私は『ズバリ』のネタに昇華しています。理不尽な事態に遭遇すると全体的には腹立っているんですが、頭の左上の片隅で起承転結にまとめながら、オチとオチまでのルートをほぼ自動的に考えています。ネタとして完成すると、『ズバリ』に投稿できるという満足感さえあります。

そして完成したネタはまず嫁に披露します。でも、嫁はその話を聞きながら、『それ面白いの?』と事もなげに言います。嫁と笑いのツボが違いすぎてロクな反応がありませんが、気にせず『ズバリ』にメールを送っています」(Aさん)

ネタにしようと思うと客観的な視点がいります。そこにユーモアをもたせるという高度なあわせ技を使っていることになります。次のBさんもネタにする派です。

「『ズバリ』に投稿するようになってから、何を見てもズバリネタに脳内変換しております。今まで、ずっと旦那にも腹立つことばかりでしたが、『ズバリネタ満載になる』、これだけは旦那と結婚してよかったことです。そこだけですけど」(Bさん)

北野「よかった、うちの旦那、ネタ集めには最高―。ズバリに送れる!」

これで夫婦関係も改善です。めでたしめでたし。
(みず)
 

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