【第63回中日・CBC杯　中部日本ゴルフマスターズ選手権大会　最終日（11月14日）日本ラインゴルフ倶楽部（6,850ヤード・パー72）】

素晴らしい秋晴れとなった今日、中部日本ゴルフマスターズ選手権大会の最終日が岐阜県可児市の日本ラインゴルフ倶楽部で行われた。この大会はアマチュアゴルファーの技術向上と育成を目的に開催されているもので、今年で63回目を迎える。
初日成績２アンダートップタイでスタートした中京大学４年生の松岡龍希選手（ぎふ美濃）が最終日６アンダーノーボギーのビッグスコアを叩き出し優勝、来春開催される第66回中日クラウンズの出場権を手にした。

進路をどうするか迷っていたなかで・・・

大垣市出身の松岡選手。大学4年生の今年、QT（クォリファイングトーナメント）を受けたがセカンドに進めず、実家の稼業を継ぐことも考えた。大学卒業後の進路に迷っていた中、パターを変えたらイップスが治り、試合にも勝てるようになってきた。調子が上がってきた中で迎えた本大会、元々曲がらないショットに加えてパターが冴え、「今回、勝てる」と感じた通り、2位を4打差引き離す大勝。
「せっかく得たこのチャンス、少なくとも来年はゴルフを続けてツアー出場を目指したい。曲がらないショットとグリーン周りの技術には自信があるので、和合（中日クラウンズ開催ゴルフ場）には可能性あると思っています。」と、踏み出す一歩が決まった松岡選手の表情は晴々としていた。