鮮度抜群の魚介類や、お買い得の高級肉などがズラリと並ぶ食品スーパー。そんなお店に思わず「なんで！？」と叫んでしまう不思議なモノが！
テーマ―パークで働いた経験を持つ店長が、お客さんを楽しませるために仕掛ける独自の世界を紹介しました。

岐阜県各務原市にある『スーパーサカイ』。創業は1949年、地域密着型のお店で、この地域の最古参のスーパーマーケットなのだそうです。
そんなお店でまず目に飛び込んでくるのは野菜の数々！どれも新鮮でとってもお得！
さらに『スーパーサカイ』の冬の風物詩“ストーブ焼き芋”もおすすめ！15年前から変わらず1本100円という焼き芋は、寒い時季は飛ぶように売れるそうです。
そして店内に目を向けるとお肉コーナーでは、まだ開店間もない時間にもかかわらず、すでに半額のシールが！
さらに鮮魚コーナーでも新鮮な魚がとっても安く、大評判です！

なぜ安い価格が実現できるのか…、それは創業70年以上という実績と市場での人脈。昔からの付き合いがあるからこそ安く仕入れることができるのです。
そんな『スーパーサカイ』の魅力は値段だけではありません！その答えは陳列棚の上にありました！
なんと陳列棚の上に水槽が！しかも中には2匹のゼニガメ！さらにとっても大きなキンギョが！
そして壁際の棚の上にはドクロのお面や、なんだか怪しい人形も…。

そんな、スーパーマーケットのイメージとはかけ離れた不思議な空間を作り出しているのが、『スーパーサカイ』の店長・坂井英人さん。
なんと、お客さんにエサやりを楽しんでもらうために、カメやキンギョを飼っており、お客さんがあげるエサで、カメもキンギョも巨大化したのだとか！
さらに、立ち読み専用のマンガコーナーや、オモチャの販売までしています！
週末は家族連れが多く、とにかく子どもを飽きさせないための工夫なのだそうで、お子さんをもつ親御さんたちにはおおむね好評です！

では怪しい人形はなんのため？その答えがレジの近くにありました！
実はこの人形、世相や季節をイメージしたコスプレ人形。いわば『スーパーサカイ』のナナちゃん人形なのです！
実は店内には野菜の選び方など役立つ情報のポップもたくさんぶら下がっており、それらを飾るうちに空いている場所が気になり、どんどんと増えていったのだそうです。

とにかく賑やかな店内にしたい！という店長。実は大学卒業後、某有名レジャー施設に就職！およそ4年間人を喜ばせていたそうです。
その経験から「お客さんをとにかく楽しませたい！」いつもそのことばかり考えていると言います。
季節のイベントや年末年始などには、必ずといっていほどかぶり物で店内を盛り上げるという店長！人を喜ばせたい！その気持ちは誰にも負けたくないそうです！
いつでもお客さんの笑顔が溢れる明るいお店！そして地域に根付いた『スーパーサカイ』！そんなお店を目指し、店内のテーマパ－ク化はまだまだ続きます！
　（12月3日放送　CBCテレビ「チャント！ 」）