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第344回(2/17) シワ・たるみ

ゲンキスチューデント:片岡安祐美
ゲンキリサーチャー:深沢邦之
ドクター:竹井仁

なんとかしたい「シワ」や「たるみ」。しかし、良かれと思ってやっている事が実は間違っている事も多いのだとか。さらに、シワは大病のシグナルでもあり、放置すればますます老けてしまうばかりか、命の危険につながることもあります。そこで今回は、10歳若返るシワ&たるみ撃退法を徹底リサーチ。シワを作る生活習慣や、作らない秘訣、改善方法もご紹介します。

シワ・たるみの意外な犯人「乾燥」

空気が乾燥するこの時期は、角質層の水分保持機能が低下し、硬化。さらに、キメが乱れる事で、小ジワができやすくなります。また、男性は脂性だと思っていても、ひげそりで水分の蒸発を防ぐ皮脂まで取ってしまい乾燥しやくなります。

<対策法>
・夏は、化粧水と乳液だけでも構いませんが、冬はそれにプラスしてクリームやワセリンと言った保湿力の高いものを使用しましょう。そして、冬のメイクには保湿力の高いリキッドファンデーションがオススメ。リキッドに乳液をプラスするとさらに効果的です。また、この時期は朝晩のケアだけでなく、日中も化粧の上から崩れない程度に化粧水をスプレーすると良いそうです。

・男性は、ひげを剃ったらしっかりクリームを塗りましょう。脂性だと思い込んで保湿をしないと、気づかないうちにどんどん乾燥しているかもしれません。正しい肌ケアが重要です。

シワ・たるみの意外な犯人「肌冷え」

ある研究で、皮膚温度が33℃の時は皮膚のバリア機能が十分回復するのに対し、28℃では回復力が低下することがわかりました。つまり、皮膚温度が33℃あると、保湿にもつながりシワ予防にもなります。

<対策法>
・外出時は、マスクを着用し保温・保湿をしましょう。
・室内では、蒸しタオルなどで肌を温めましょう。女性は、化粧前と化粧落とし後が効果的。男性は、ひげそりの前後がオススメです。

シワ・たるみの意外な犯人「糖化」

「糖化」とは、体内でたんぱく質に糖が結びついて起きる現象。糖化が進むと、体内のたんぱく質はAGE(最終糖化物質)という悪玉物質に変わります。皮膚の下にはコラーゲンやエラスチンなどの弾力繊維があり、これが肌のハリや弾力を生み出していますが、問題はこれらもたんぱく質であるという事。糖化すれば弾力繊維は劣化し、シワやたるみにつながってしまいます。

<対策法>
・糖化を招く生活習慣には、カロリー・炭水化物・糖質の取り過ぎがあります。予防・改善には、ビタミンB1とビタミンDが有効。豚肉・鮭・きのこ類は積極的に摂りたい食品です。オススメは、それらの食材を入れた「糖化予防鍋」。ビタミンB群は水溶性なので、野菜をたくさん汁ごと摂れる鍋はバッチリ。さらに湯気で皮膚温度・湿度も上がるので、乾燥にもピッタリです。

・食事で野菜を1番最初に食べる「ベジタブルファースト」もオススメです。血糖値上昇、糖化の予防効果が期待できます。

シワ・たるみの意外な犯人

老け顔やたるみには、全身のバランスが大切です。特にシワやたるみの原因になるのが「猫背姿勢」。私たちの全身には筋肉があり、それを覆うように「筋膜」が存在します。この筋膜は、全身複雑につながっていて、イメージすると、全身タイツで覆われているようなもの。例えば、猫背姿勢をとると、首は前に出ます。すると、筋膜の動きとしては首の後ろは縮み、首の前は下に引っ張られます。全身つながっているので、顔にも影響が出るのです。

しわやタルミができやすい場所が分かる!セルフチェック法

日頃の習慣や癖で、シワやたるみができやすい場所があります。そのタイプは、大きく分けて4つ。下記のチェックで確認してみましょう。

<老け顔動物チェック>
1.片側だけで噛む癖がある
2.口呼吸になっている
3.PC、スマホを見る時間が長い
4.会話が少ない
5.太っている
6.柔らかいものばかり食べる
7.目を大きく開く事ができない
8.よく眉間にシワを寄せている

(判定結果)どの項目が当てはまりましたか?
1、2に該当 → 口や頬がたるみやすい「ほうれいブル」
3、4に該当 → 目がたるみやすい「目だるみタヌキ」
5、6に該当 → アゴがたるみやすい「アゴなしセイウチ」
7、8に該当 → おでこの筋肉が上手く使えない「でこジワサル」

タイプ別シワ・たるみ改善体操

<猫背改善筋膜リリース>〜全タイプにオススメ〜
▼姿勢を正し、アゴを引く
▼腕を肩の高さに上げ、左右の人差し指をくっつける
▼ひじを支点に手のひらが前を向くように肩甲骨を起き上がらせて、10秒キープ
▼アゴを引いたまま、舌を斜め上に突き出し10秒キープ
▼姿勢はそのままで、口角を耳の方向に引き上げ10秒キープ
▼口角は上げたまま、目を大きく見開いて10秒キープ
▼顔全体を大きく開いて10秒キープ

<口・頬がたるみやすいタイプ「ほうれいブル」改善体操>
▼背筋を伸ばし、アゴを引く
▼アゴの真ん中の両手の人差し指・中指・薬指を当てる
▼唇の下側に沿って口角の横まで指を滑らせて持ち上げ30秒キープ

<目がたるみやすいタイプ「目だるみタヌキ」改善体操>
▼両手の4本の指で眉の下側、目の下の順に円を描きながら数回さする

<アゴがたるみやすいタイプ「アゴなしセイウチ」改善体操>
▼アゴの下のくぼみに両手の人差し指・中指・薬指を置く
▼アゴの下を滑らせ、エラに向かってゆっくり数回さする

<おでこの筋肉が上手く使えないタイプ「でこジワサル」改善体操>
▼姿勢を正して、アゴを引く
▼右の手のひらをおでこに、左の手のひらは後頭部に当てる
▼右手はおでこを引っ張り上げながら目を大きく見開き、左手は後頭部を引き下げて30秒キープ

(回数の目安)
それぞれ3セットを朝昼晩に分けて行い、余裕が出てきたらキープする時間を延ばしてください。