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健康カプセル!ゲンキの時間

毎週日曜 あさ7:00

CBCテレビ製作/TBS系28局ネット

朝からヘルスシェア

出演
筧 利夫
西尾由佳里

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第327回(2018.10.7)

減塩外来

減塩外来

ゲスト:嶋大輔
ゲンキスチューデント:朝日奈央
ゲンキリサーチャー:ヴェートーベン
ドクター:渡辺尚彦

高血圧による動脈硬化が招く、怖い病気。それが心筋梗塞や脳梗塞。血圧対策で大事なのは、皆さんご存じ「減塩」ですが、実際にやるとなると難しいもの。そんな中、今年5月に日本初の「減塩外来」が誕生しました。そこで今回は「減塩外来」を徹底リサーチします。

塩分と血圧の基礎知識

・塩分摂取量の目安
生活習慣病予防のため厚生労働省が定める塩分摂取量は、男性で8g未満、女性で7g未満です。しかし、実際には、平均約10g摂っていると言われています。減塩外来では、塩分を控える事で血圧が下がるので6g未満の塩分摂取量を目指すそうです。

・塩分と血圧の関係
塩分を摂り過ぎて血液中の塩分濃度が高まると、身体はそれを薄めようと血液中に水分を取り込みます。すると、血液量が増し血管にかかる圧力が上昇。それが高血圧につながります。

・減塩の大敵は「調味料」
減塩の大敵は、調味料です。醤油やソース、味噌など、どれも塩分が高いため、料理の上からかける事で塩分摂取量が増えてしまいます。
《大さじ1杯あたりの塩分量》
しょうゆ    2.6g
ウスターソース 1.5g
中濃ソース   1.0g
味噌      2.4g

・塩分を摂り過ぎると味覚が鈍る?!
味が濃いものを食べ続けていると、塩分の摂り過ぎで味覚が鈍くなってしまいます。水500ccに食塩5gを加えた「およそ1%濃度の食塩水」を飲んでも塩分を感じない方は、既に味覚が鈍くなっているので注意が必要です。

日本初「減塩外来」とは?

減塩外来では、下記のような事を行なっています。

▼検査1 1日の平均血圧を測定
血圧は、1日の中でも大きく変動しています。そのため、正確な血圧を知るために24時間血圧計を付けて1日の平均血圧を割り出します。

▼検査2 1日の塩分摂取量を測定
24時間に排出された尿を全て取り、そこから1日に平均塩分摂取量を調べます。

▼2つの結果から減塩法を指導
正確な血圧と塩分摂取量を知り、その2つの結果から減塩法を指導します。

成功者続出!反復1週間減塩法

減塩外来で行なっているオススメの減塩法をご紹介します。

・反復1週間減塩法とは?
1か月〜2か月の中で1週間だけしっかり減塩し、それ以外はいつも通りの食生活を送ります。それを繰り返し行うのが、反復1週間減塩法です。徹底的な減塩の後、普通の食生活に戻ると味が濃く感じられ、減塩生活が普通に感じられるそうです。実際に3か月間で11gから3gの減塩に成功し、170あった血圧が130までダウンした経験者の方もいらっしゃいます。

・反復1週間減塩法のやり方
1週間の減塩期間中は、塩・しょうゆ・ソース・味噌などの調味料は禁止です。さらに、漬物や梅干し、調味料がすでに付いているものなど、塩分が高いものも一切禁止です。ただし、「酢」だけは、どれだけ使用してOK!酢に含まれる酢酸は血管を拡張させ、血圧を下げる作用があると言われています。酢、黒酢、ワインビネガー、バルサミコ酢、リンゴ酢など、好みに合わせて酢の種類を変えても構いません。

・減塩中の朝食は「グラノーラ」に!
1日3食の中で、一番減塩で効果的なのが朝食です。起床後は血圧を上げるホルモンが高くなるので、この時に減塩すると血圧を下げるのに有効です。そのため、減塩中はシリアルの一種「グラノーラ」を食べましょう。穀物にナッツ、フルーツが入っていて栄養豊富であるとともに、1食50gで塩分はたったの0.2gと最適。味付けなしの無調整豆乳で食べるのがオススメです。

・血圧を下げるオススメ食材
血圧を下げるオススメの食材は、納豆です。原料の大豆には血圧の上昇を抑え、血中のコレステロールを下げる働きがあります。また、料理の味付けにワインを使うのもオススメ!ブドウに含まれるポリフェノールには、血管を拡張させる働きがあります。

反応が良い人と悪い人がいるため、減塩してすぐに血圧が下がらなくても、信じて続ける事が大切です。減塩外来で指導したある方は、減塩しても血圧がなかなか下がりませんでしたが、2か月後に大きくダウンしたそうです。血圧を下げる減塩生活。気になる方は、是非お試しください!また、塩は食欲が増すので、塩を減らすと食べる量も減ります。そのため、減塩生活は糖尿病やメタボの方にもオススメです。

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