笑顔涼しげアナが岐阜・養老町の『トンテキ』を調査!プロ野球選手にも愛されるボリューム定食に舌鼓!
その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている!その町で生まれ、町に根づく愛されフード。CBCアナウンサー2年目、神戸生まれ東京育ちの松本道弥アナが調査します。
今回は、養老の滝でおなじみ『岐阜・養老町』の愛されフード『自由軒のトンテキ』です。トンテキといえば、東海地方では三重県の“四日市とんてき”が有名ですが、それとは違うのでしょうか?松本アナは滝のマイナスイオンをたっぷり浴びて、爽やかに調査を開始!
町の人に聞くと、『自由軒』は週一で通うという家族もいるくらい地元で愛されているお店で、トンテキはデミグラスソースがかかった、ボリューム満点の豚肉料理。
野球選手がよく食べにくるという、気になる情報もゲットしました。
店を訪ねると、壁にはサイン色紙がズラリ。養老町には、プロ野球選手のバットなどを手掛けるミズノ テクニクスの工場があり、そこから近い『自由軒』にはバットを依頼した選手がランチに立ち寄ってくれるそうです。中日ドラゴンズの歴代選手たちも数多く訪れています。
『自由軒のトンテキ』は、250gの豚ロースステーキに熱々のソース。ニンニクを添えて黒っぽいソースがかかっている“四日市とんてき”とは違い、デミグラスソースがかかっているのが特徴。使うのは、やわらかい肉質が特徴の地元ブランド『養老山麓豚』。こんがりと焼いて旨味を閉じ込め、お店特製のデミグラスソースで味わう一品。
実は、このトンテキを一躍有名にしたのが、読売ジャイアンツ時代に3度もお店を訪れている松井秀喜さん。かつては150gで出していましたが、「松井さんの体が大きいので250gで提供したら、近所の人に同じものを出して欲しいと言われ、このサイズになりました。」と3代目のご主人。
松井さんが大絶賛し、毎回注文した豚ロース250gの『トンテキ定食(1700円)』は、通称『松井定食』と呼ばれ、店の看板メニューとなったのです。
元々は、戦時中にうどん店として始まり、昭和23年に『自由軒』と店名を改め、和食と洋食の両方が楽しめる大衆食堂として親しまれてきたこの店。かつては100種類ものメニューがあったそうですが、3代目が継いでからは洋食一本に絞り、それでも60種類に上る料理を提供しています。
町でリサーチをしている時、「サプライズ的な要素がある」と『トンテキ丼』を薦められた松本アナ。定食を食べた後、『トンテキ丼(1080円)』もいただくと、途中でそのサプライズに気づきます。ご飯の中にまたトンテキ!いわゆる、トンテキ2段重ねの丼だったのです。付け合わせの温玉と一緒に食べるとまた絶品!
味への探求心に加え、サービス精神に溢れたご主人の人柄を感じた松本アナでした。
(7月15日(金) CBCテレビ「チャント!」より)