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健康カプセル!ゲンキの時間

毎週日曜 あさ7:00

CBCテレビ製作/TBS系28局ネット

朝からヘルスシェア

出演
石丸幹二
坂下千里子

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第289回(2017.12.31)

若返り&身体の大掃除SP

若返り&身体の大掃除SP

ロケゲスト:SAM(TRF)
ゲンキスチューデント:春香クリスティーン
加藤 諒
ゲンキリサーチャー:レッド吉田(TIM)
えとう窓口(Wエンジン)

今年最後の放送は、若返り&身体の大掃除1時間スペシャル!
番組MCのお二人にアンケートを行い、今年気になった身体のお悩みを事前調査したところ、三宅さんは「体幹が弱い」「足腰の筋力の衰え」「呼吸が浅い」「泌尿器系」のお悩みが、そして満里奈さんは「肩こり」「食欲不振」「目が疲れやすい」「五十肩」とのこと。今回はこれらの悩みを解消すべく2チームに分かれて街へ出ました。皆さんも身体を大掃除して、若々しく新年をむかえましょう。

体幹と呼吸器を鍛える

まず三宅さんたちが体験したのは、スイスの伝統的な楽器「アルプホルン」。アルプホルンを吹くときには、たくさんの空気を肺に送り込むため横隔膜がぐっと下がると同時に、お腹からお尻にかけて力を入れるため、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群それぞれの筋肉が動き、お腹周りの体幹が鍛えられます。さらにホルンは口をすぼめながら息を吐くので、気道が広がり空気が通りやすくなります。そのため、肺・呼吸機能を高める効果があります。体幹が鍛えられ、呼吸も良くなるアルプホルンは、三宅さんにぴったりの健康法だったのです。

・自宅で簡単に!「体幹と呼吸器を鍛えられるトレーニング」
ティッシュ1枚を壁につけて息を吹きかけ、3秒間落ちないようにしましょう。5回を1セットで、朝昼晩行うと体幹強化と呼吸機能アップが期待できます。

目の疲労と老化の予防

将来の認知症を防ぐには早い時期から脳を鍛える必要があります。そこで満里奈さんたちは脳トレに挑戦。まず行ったのはニューロトラッカーという脳トレです。白く光っている2つの球を覚えて目で追うというニューロトラッカー。この脳トレを続けることで、人ごみの中を誰にもぶつからず目的地にたどり着くのに必要な注意力、運転に必要な周辺視野力、空間認知能力などを鍛えることができます。さらにこの脳トレで、普段あまり使わない目の筋肉も鍛えることができ、目の疲労と老化の予防にも繋がります。

デュアルタスク

続いて満里奈さんたちが挑戦したのが、有酸素運動と脳トレを組み合わせて行うもの。このように2つのことを同時に行うことをデュアルタスクと言います。デュアルタスクを行う事で脳の委縮の抑制ができたり、認知機能が改善されたという報告もあります。

・自宅でできる!デュアルタスク。
(1)足踏みをしながら一人じゃんけん。どちらかの手が必ず勝つようにしましょう。
(2)足踏みをしながら一人しりとりをしましょう。
(3)足踏みをしながら100から7を引き続けましょう。

おとなまき

今年世界中から注目を浴びた最新のリラクゼーション「おとなまき」。
新生児をタオルケットなどでしっかりと包むことを「おくるみ」と言いますが、それを大人に応用したのがおとなまきです。
まずは頸椎を痛めないようにクッションをつけ、あぐらか体育座りの好きな座り方で布の上に座ります。そしてそのまま布で包んでもらいます。結び方や強さはその人の好みに合わせて調整していきます。

夜眠るときにも横向きで身体を丸めて眠る方もいますが、おとなまきはその状態を布でとめてもらっているということ。つまり身体をリラックスしてもほどけないという点が良いのです。リラックスすると首や肩周り、腰やふくらはぎがほぐれていきます。

足腰を鍛える

足腰を鍛えるために三宅さんたちが訪れたのが、TRFのカリスマダンサーSAMさん。SAMさんが医師の監修のもと考案したダンス「ダレデモダンス」を教えていただきました。これはお年寄りでもできる有酸素運動で、現在全国で高齢者向けのワークショップを開催中です。
振付の中に出てくるキックは足の筋力アップとバランスを強化し、転倒予防につながります。ジャンプは骨の細胞を活性化。骨密度を上げる効果が期待できます。また異なる手や足の動きを考えながら踊ることで認知症の予防にもつながります。さらにダレデモダンスは身体全体を動かすので、メタボリックシンドロームの予防にもなります。

身体の悩みに最適な食材

食欲不振のお悩みがある満里奈さんたちが向かったのは、病気の予防や改善を目的とした、究極の料理を提供してくれるフレンチレストラン。すべての料理を監修しているのが、医師をはじめとした10名以上の健康のエキスパートです。
ハチミツとお酢を使ったソースでいただくオーガニックポークは、ハチミツでノドの炎症を抑え、お酢と豚肉で疲れもとれます。
また無農薬の牧草で育った牛グラスフェッドは、脂の量が少なくべたつかず胃もたれしにくいお肉です。牛肉の不飽和脂肪酸が肩の炎症にも効果的です。

・暴飲暴食しがちなこの時期に、ドクターおススメの食材!
「キャベツ」
ビタミンUが含まれ、胃粘膜の修復を促し過剰な胃酸の分泌を抑えてくれます。
「大根」
消化酵素のアミラーゼを含み、でんぷんの消化を助け胃もたれや胸やけを予防、改善してくれます。
「クレソン」
クレソンに含まれる辛味成分には、食欲増進や血液さらさら効果があります。
「ホウレン草」
ベータカロテンやビタミンCなどの抗酸化作用で身体を活性酸素から守ります。
その他、腸の働きを活発にするトウモロコシや春菊もおススメです。

薬膳料理で腎の機能を高める

漢方でいう「腎」とは腎臓のことではなく、ホルモンや泌尿・生殖器系、免疫系などの働き全般を指し、生命の根源となる機能のことです。この腎の機能が衰えると、腰痛や骨粗しょう症、排尿トラブルなど様々な不調や老化現象が現れます。しかも腎は今の寒い季節が一番弱りやすいと言われています。

・黒い食材で腎の機能を高める
黒い食材は腎の働きを補ってくれるので冬におススメです。
「黒ゴマ」
ゴマリグナンなどのポリフェノールが血液の流れを改善し、体を温める作用があります。
「黒キクラゲ」
βグルカンという成分が免疫力を高めてくれます。
黒い食材は他にも、黒豆やワカメ、ヒジキ、黒酢、昆布、のりなどがあります。
また八角やクコの実、夏草花も腎の機能を補ってくれます。

山芋も滋養強壮の働きがあり、アンチエイジング効果があるのでおススメです。
高麗人参にもサポニンという抗酸化作用の高い成分が含まれており、アンチエイジング効果が期待できます。

泌尿器系にお悩みの方は、黒い食材や山芋などで腎の機能を高めましょう。

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