エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル
- 開催日
- 2024年11月28日(木)
- 会場
- 愛知県芸術劇場コンサートホール
- 時間
- 18:45(開場 18:00)
- 先行発売(WEB)
- 2024年4月6日(土)10:00~4月17日(水)23:59
- 一般発売
- 2024年4月20日(土)10:00~
席種・料金 :
SS 22,000円 (全席指定・税込み) S 20,000円 A 17,000円 B 14,000円 C 11,000円 D 8,000円 U25 3,000円
※U25はアイ・チケット(電話)のみの取扱いです。25歳以下で来場時に年齢確認します。
※車椅子のお客様はご購入前にアイ・チケットまで必ずお問合せください。
※入場料金には消費税が含まれております。
※やむを得ない事情でプログラム内容など変更になる場合がございますので、ご了承ください。
※未就学児のご入場はご同伴の場合でもお断りします。
プログラム
- ベートーヴェン
- ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90
- ショパン
- ノクターン第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2
- ショパン
- 幻想曲 ヘ短調 Op.49
- ブラームス
- 4つのバラード Op.10
- プロコフィエフ
- ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
発売日
一般発売 4/20(土)10:00~
- アイ・チケット
- 0570-00-5310
https://clanago.com/i-ticket
- チケットぴあ
- https://t.pia.jp/ (Pコード : 264-624)
- ローソンチケット
- https://l-tike.com/ (Lコード : 43396)
- e+(イープラス)
- https://eplus.jp/
- 芸文プレイガイド
- 052-972-0430
- 名鉄ホール チケットセンター
- 052-561-7755
- 栄プレチケ92
- 052-953-0777
- CBCチケットセンター
- https://www.funity.jp/cbc-ticket/
公演によせて
キーシンが3年ぶりに日本にやって来る。前回2021年の来日での成熟した名演は、彼が今や真の巨匠の域に達していることを感じさせるものだった。もう40年近く彼を聴き続け、特に15歳の初来日時の初々しい演奏がいまだ忘れられない筆者にとって、神童キーシンから巨匠キーシンへの成熟と変貌は感慨深いものがある。
今の彼の音楽の特徴として、確固とした構築性とスケールの大きさ、その中での表現の徹底した彫琢が挙げられよう。神童時代の無垢な自然発露的演奏とは対極にあるともいえるが、外面的効果や曲を面白く作り上げることを一切排し、ひたすら作品の本質に迫ろうとする真摯な姿勢は、少年時から今日まで一貫している。ただかつては天性で作品の美質を感じ取って表現していたのに対し、年齢を重ねるにつれて知的かつ思索的に作品の本質を掘り下げるようになったといえるだろう。その過程で試行錯誤や迷いを窺わせた時期があったのも事実だ。しかしそうした壁にぶつかっても、決して効果を狙うような演奏に転じることなく、彼本来の姿勢を貫いてきたところに今のキーシンの成熟がある。
徒にレパートリーを広げず、ひとつひとつの作品の表現をとことん練り上げることを重んじるところにも、音楽に対する彼の取り組み方が現れている。演奏会のプログラムをひとつ決めたら一定期間そのプロだけに集中するのが彼のやり方だ。今回のプロも2月の欧州各国での演奏を皮切りに、5月には北米各地、6月以降は再び欧州各地で繰り返し演奏した後、日本に持ってくるという。それほどの徹底ぶりがキーシンの身上であり、彼の演奏に強靭な意思と峻厳さが感じられるのはそれゆえだろう。
その今回のプロは暗い色調の内省的な作品を中心とし、最後はプロコフィエフの激烈なソナタで締めくくられる。混乱の今の世にあってキーシンはこれらの曲にどんな思いを託しているのか。それは何より演奏そのものが語ってくれよう。彼の奏でる音楽にじっくり耳を傾けたい。
寺西基之(音楽評論家)
「文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」について
「エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル」は、子供舞台芸術鑑賞体験支援事業対象公演として文化庁に採択されました。子供たちの豊かな人間性を養成し、将来の文化芸術の担い手や観客育成に資するため、劇場・音楽堂等において本格的な実演芸術を鑑賞・体験等する機会を子どもたちに提供する取組を文化庁が支援するもので、下記の要領で子供無料招待席を設け広く募集します。
応募はこちら
募集は終了しました。
- 開催日
- 2024年11月28日(木)
- 会場
- 愛知県芸術劇場コンサートホール
- 時間
- 18:45(開場 18:00)
- 先行発売(WEB)
- 2024年4月6日(土)10:00~4月17日(水)23:59
- 一般発売
- 2024年4月20日(土)10:00~
SS 22,000円 (全席指定・税込み) S 20,000円 A 17,000円 B 14,000円 C 11,000円 D 8,000円 U25 3,000円
※U25はアイ・チケット(電話)のみの取扱いです。25歳以下で来場時に年齢確認します。
※車椅子のお客様はご購入前にアイ・チケットまで必ずお問合せください。
※入場料金には消費税が含まれております。
※やむを得ない事情でプログラム内容など変更になる場合がございますので、ご了承ください。
※未就学児のご入場はご同伴の場合でもお断りします。
プログラム
- ベートーヴェン
- ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90
- ショパン
- ノクターン第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2
- ショパン
- 幻想曲 ヘ短調 Op.49
- ブラームス
- 4つのバラード Op.10
- プロコフィエフ
- ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
発売日
一般発売 4/20(土)10:00~
- アイ・チケット
- 0570-00-5310
https://clanago.com/i-ticket - チケットぴあ
- https://t.pia.jp/ (Pコード : 264-624)
- ローソンチケット
- https://l-tike.com/ (Lコード : 43396)
- e+(イープラス)
- https://eplus.jp/
- 芸文プレイガイド
- 052-972-0430
- 名鉄ホール チケットセンター
- 052-561-7755
- 栄プレチケ92
- 052-953-0777
- CBCチケットセンター
- https://www.funity.jp/cbc-ticket/
公演によせて
キーシンが3年ぶりに日本にやって来る。前回2021年の来日での成熟した名演は、彼が今や真の巨匠の域に達していることを感じさせるものだった。もう40年近く彼を聴き続け、特に15歳の初来日時の初々しい演奏がいまだ忘れられない筆者にとって、神童キーシンから巨匠キーシンへの成熟と変貌は感慨深いものがある。
今の彼の音楽の特徴として、確固とした構築性とスケールの大きさ、その中での表現の徹底した彫琢が挙げられよう。神童時代の無垢な自然発露的演奏とは対極にあるともいえるが、外面的効果や曲を面白く作り上げることを一切排し、ひたすら作品の本質に迫ろうとする真摯な姿勢は、少年時から今日まで一貫している。ただかつては天性で作品の美質を感じ取って表現していたのに対し、年齢を重ねるにつれて知的かつ思索的に作品の本質を掘り下げるようになったといえるだろう。その過程で試行錯誤や迷いを窺わせた時期があったのも事実だ。しかしそうした壁にぶつかっても、決して効果を狙うような演奏に転じることなく、彼本来の姿勢を貫いてきたところに今のキーシンの成熟がある。
徒にレパートリーを広げず、ひとつひとつの作品の表現をとことん練り上げることを重んじるところにも、音楽に対する彼の取り組み方が現れている。演奏会のプログラムをひとつ決めたら一定期間そのプロだけに集中するのが彼のやり方だ。今回のプロも2月の欧州各国での演奏を皮切りに、5月には北米各地、6月以降は再び欧州各地で繰り返し演奏した後、日本に持ってくるという。それほどの徹底ぶりがキーシンの身上であり、彼の演奏に強靭な意思と峻厳さが感じられるのはそれゆえだろう。
その今回のプロは暗い色調の内省的な作品を中心とし、最後はプロコフィエフの激烈なソナタで締めくくられる。混乱の今の世にあってキーシンはこれらの曲にどんな思いを託しているのか。それは何より演奏そのものが語ってくれよう。彼の奏でる音楽にじっくり耳を傾けたい。
寺西基之(音楽評論家)
「文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」について
「エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル」は、子供舞台芸術鑑賞体験支援事業対象公演として文化庁に採択されました。子供たちの豊かな人間性を養成し、将来の文化芸術の担い手や観客育成に資するため、劇場・音楽堂等において本格的な実演芸術を鑑賞・体験等する機会を子どもたちに提供する取組を文化庁が支援するもので、下記の要領で子供無料招待席を設け広く募集します。
応募はこちら募集は終了しました。