中日クラウンズの歴史

Y・E・ヤンが得意の和合で貫録勝ち

2018
第59回大会
Y・E・ヤン
Y・E・ヤン
Y・E・Yang

大会概要

主催 CBCテレビ 中日新聞社
主管 日本ゴルフツアー機構
協賛 トヨタ自動車株式会社
後援 名古屋ゴルフ倶楽部 日本ゴルフ協会 中部ゴルフ連盟 日本ゴルフトーナメント振興協会 愛知県 岐阜県 三重県 名古屋市
協力 CBCラジオ
会場 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(愛知・東郷町)
6,557Yards Par70(35 - 35)
賞金総額 ¥120,000,000
優勝賞金 ¥24,000,000
トヨタ賞〔優勝副賞〕 クラウン
トヨタホールインワン賞 クラウン(13H・17H)
期日 4月26日~29日
カット 2オーバー142までのプロ65名とアマ上位2名 計67名
出場者数 105名(アマ4名)

大会スコア

1位 Y・E・Yang 67-67-67-67=268 ¥24,000,000-
2位 黄 重坤 69-69-72-62=272 ¥10,080,000-
2位 Anthony Quayleg 65-68-72-67=272 ¥10,080,000-
4位 秋吉 翔太 70-63-66-74=273 ¥5,280,000-
4位 上井 邦裕 69-68-65-71=273 ¥5,280,000-
6位 大堀裕次郎 67-69-71-67=274 ¥3,831,000-
6位 Matthew Griffin 69-67-69-69=274 ¥3,831,000-
6位 今平 周吾 66-65-71-72=274 ¥3,831,000-
6位 Prayad Marksaeng 68-68-66-72=274 ¥3,831,000-
10位 大槻 智春 68-68-68-71=275 ¥3,024,000-
10位 Brendan Jones 66-67-69-73=275 ¥3,024,000-
12位 稲森 佑貴 69-70-70-67=276 ¥2,184,000-
12位 谷口 徹 67-67-72-70=276 ¥2,184,000-
12位 趙 珉珪 70-69-67-70=276 ¥2,184,000-
12位 狩俣 昇平 69-65-71-71=276 ¥2,184,000-
12位 星野 陸也 65-70-70-71=276 ¥2,184,000-
12位 北村 晃一 72-65-68-71=276 ¥2,184,000-
18位 松村 道央 68-69-72-68=277 ¥1,512,000-
18位 姜 庚男 69-70-70-71=277 ¥1,512,000-
18位 古田 幸希 70-67-68-72=277 ¥1,512,000-
18位 時松 隆光 70-68-65-74=277 ¥1,512,000-
18位 宮里 優作 68-68-66-75=277 ¥1,512,000-
  • ベストアマ 杉原大河 278 23位タイ

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-5で首位タイに立った星野陸也

選手会長となって国内ツアーへ戻ってきた石川遼が4年ぶりにクラウンズに出場。ディフェンディングチャピオンの宮里優作は欧州ツアーから帰国してこのクラウンズが今季国内初戦。小平智はマスターズで決勝ラウンドに進出した翌週に「RBCヘリテイジ」で日本人史上5人目となる米ツアー優勝を達成し、このクラウンズが国内凱旋試合となった。注目の3人が予選ラウンドを同組で回るという豪華な組み合わせは大きな話題となり、沢山のギャラリーを引き連れてのプレーとなった。
石川は11番までに4つのバーディを奪い、トップに迫る勢いを見せたが、最終18番がダブルボギーとなり小平とともに1アンダーの21位スタート。
186センチの星野陸也と192センチのA・クウェイル、長身の2人がともに5アンダーでトップに立った。

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昨年に続いて単独首位で予選を終えた今平

5バーディ、ノーボギーの65をマークした今平周吾が通算9アンダーとし、昨年に続いて単独首位で決勝ラウンド進出を決めた。2打差の2位には過去優勝者のB・ジョーンズら3人。初日3オーバーと大きく出遅れた香妻陣一朗がこの日10バーディ、1ボギーのベストスコア61(クラウンズでは歴代3位タイ)をマークして一気に首位と3打差まで浮上した。
首位の今平より1組後でラウンドした石川遼は順調にスコアを伸ばして今平に1打差まで迫りながら、最終18番で初日に引き続きティショットを左の深いバンカーに入れたのが響いてまたもダブルボギー。首位と3打差の5位タイで予選を終えた。
2009年の全米プロ選手権優勝者のY・E・ヤンは12番でイーグルをマークし、やはり首位と1打差としたが、15番からの連続ボギーで石川遼と同じ通算6アンダー。
中山絹也(中部学院大2年)、杉原大河(東北福祉大1年)がともに通算1オーバーの52位タイで予選を突破した。クラウンズでアマチュアが決勝ラウンドに進むのは6年ぶり。
尾崎将司はこの日9ホール終了後、腰痛のため棄権した。

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単独首位に立った秋吉は18番のスタンド前でインタビュー

首位と2打差の2位でスタートした今季初シードの秋吉翔太がスコアを4つ伸ばして通算11アンダーとし、単独トップに立った。フェアウェイウッドをバッグに入れず、得意のロングアイアンを駆使してコース攻略に成功し、初めて単独首位で最終日を迎えることとなった状況に本人は「とんでもないことをした」と驚きの様子を見せた。
最終組の1つ前でラウンドしたY・E・ヤンは1番でイーグルを奪う絶好のスタートで、予選2日間と同じ67でまとめて通算9アンダーの単独2位に浮上。「石川・小平と同じ組だったのでギャラリーが多くて楽しかった」と百戦練磨のメジャーチャンピオンらしいコメント。同組の石川遼は、17・18番の連続ボギーで首位と4打差の8位に後退した。
地元愛知県在住の上井邦裕がこの日ベストスコアタイの65をマークし、通算9アンダーとし、最終日最終組でのラウンドが 決まった。「声援をたくさんいただいて、それが力になる」と悲願のツアー初優勝へ意気込みを見せた。宮里優作、今平周吾も通算9アンダーで3位タイ。
時松隆光は上井と同じ65をマークして首位と4打差としたが、最終18番でのダブルボギーが痛かった。

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バーディで最終ラウンドをしめくくったY・E・ヤン

単独首位でスタートした秋吉翔太が2・3番で連続ダブルボギーを叩き、王冠をめぐる争いはY・E・ヤンと上井邦裕のマッチレースとなった。上井は8番からの3連続バーディで単独首位に立ったが、ヤンもすぐさま11・12番でバーディを奪って逆転し、1打リードのまま17番パー3へ。ヤンがバンカーからの2打目をうまくリカバリーしてパーをセーブしたのに対し、上井はグリーン手前からのアプローチをバンカーへ入れてしまい3オン2パットのダブルボギーとなり万事休す。ヤンは最終18番をバーディでしめくくり通算12アンダー。12年ぶりの日本ツアー優勝・クラウンズ初制覇を果たした。ヤンは46回大会の初日に当時のコースレコード「61」をマークしながら2・3日目がオーバーパーだったのが響いて1打差で優勝を逃したが、今回はビッグスコアこそ出なかったものの4日間すべて「67」と抜群の安定感でメジャーチャンピオンの貫禄を見せつけた。
石川遼はバーディなしの6ボギーで28位タイまで後退して4年ぶりのクラウンズを終えた。今大会「鬼門」となった18番のティショットは最終日は右に曲がってOBとなった。18歳の杉原大河(東北福祉大1年)が通算2アンダーの好成績で23位タイとなり、ベストアマチュアに輝いた。クラウンズでは6年ぶりのベストアマ表彰が実施された。