中日クラウンズの歴史

宮里優作が最終ホールで
劇的バーディ、初の王冠

2017
第58回大会
宮里優作
宮里優作
Yusaku Miyazato

大会概要

主催 CBCテレビ 中日新聞社
主管 日本ゴルフツアー機構
協賛 トヨタ自動車株式会社
後援 名古屋ゴルフ倶楽部 日本ゴルフ協会 中部ゴルフ連盟 日本ゴルフトーナメント振興協会 愛知県 岐阜県 三重県 名古屋市
協力 CBCラジオ
会場 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(愛知・東郷町)
6,545Yards Par70(35 - 35)
賞金総額 ¥120,000,000
優勝賞金 ¥24,000,000
トヨタ賞〔優勝副賞〕 クラウンアスリートS-T
トヨタホールインワン賞 13番 C-HR
17番 プリウスPHV
期日 4月27日~30日
カット 3オーバー143までのプロ64名
出場者数 105名(アマ4名)

大会スコア

1位 宮里 優作 67-65-67-68=267 ¥24,000,000-
2位 谷口 徹 65-67-68-68=268 ¥10,080,000-
2位 藤本 佳則 68-66-67-67=268 ¥10,080,000-
4位 片岡 大育 68-69-63-69=269 ¥5,760,000-
5位 今平 周吾 64-66-72-68=270 ¥4,800,000-
6位 Juvic Pagunsan 65-70-68-68=271 ¥4,140,000-
6位 武藤 俊憲 67-67-65-72=271 ¥4,140,000-
8位 永野竜太郎 70-68-63-71=272 ¥3,660,000-
9位 Angelo Que 72-68-67-66=273 ¥3,264,000-
9位 Brad Kennedy 71-69-66-67=273 ¥3,264,000-
11位 姜 庚男 66-71-72-65=274 ¥2,364,000-
11位 松村 道央 70-70-68-66=274 ¥2,364,000-
11位 高山 忠洋 71-66-70-67=274 ¥2,364,000-
11位 Prayad Marksaeng 70-70-66-68=274 ¥2,364,000-
11位 上井 邦裕 73-63-68-70=274 ¥2,364,000-
11位 香妻陣一朗 68-65-71-70=274 ¥2,364,000-
17位 朴 相賢 72-67-71-65=275 ¥1,764,000-
17位 久保谷健一 69-72-68-66=275 ¥1,764,000-
19位 黄 重坤 69-70-66-71=276 ¥1,416,000-
19位 李 尚熹 71-68-69-68=276 ¥1,416,000-
19位 J・B・Park 71-71-65-69=276 ¥1,416,000-
19位 H・W・Ryu 72-65-69-70=276 ¥1,416,000-
19位 岩本 高志 71-72-63-70=276 ¥1,416,000-
  • ベストアマ 該当者なし

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ツアーでは5年ぶりの同組ラウンドとなった青木功と尾崎将司

日本ゴルフ界の伝説の二人、青木功・尾崎将司がツアーでは5年ぶりに同組でプレーするという、クラウンズならではの組み合わせがギャラリーの注目を大いに集めた。74歳7ヵ月の青木功は昨年の同大会で自らが樹立した日本ゴルフツアー最年長出場記録を更新し、「コースに立つことが僕の人生。今、ここに居られることが嬉しい」と感想を語った。
70歳の尾崎将司は今回は83と大きく出遅れ、「若くてイキのいいのに少しでもいいところを見せたかったができなかった」と悔しがった。
初日トップに立ったのは今平周吾とT・クロンパ。24歳の今平は6バーディ、ノーボギーと攻守に隙のないプレーを見せた。
タイ出身のクロンパは3番をダブルボギーとしたものの、8番で2打目を直接入れるイーグルとしたほか6つのバーディを奪い今平とともに64をマークした。

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単独首位に立った今平選手

初日に続き晴天に恵まれたこの日、今平周吾が5バーディ、1ボギーの66で通算10アンダーとなり首位の座を守った。
選手会長の宮里優作は一時、11アンダーとしたものの17番ボギー、18番ダブルボギーと終盤でスコアを3つ落として通算8アンダー。49歳のベテラン谷口徹と並んで2位タイとなった。
クラウンズ初出場の香妻陣一朗が5バーディ、ノーボギーの65で回り通算7アンダーで4位タイ。
ディフェンディングチャンピオンの金庚泰が通算4オーバーで1打及ばず決勝ラウンドに進めなかった。
話題を集めた青木功・尾崎将司はともに2日目もスコアを大きく落として予選通過はならなかったが、この2人と同組でラウンドした20歳の星野陸也は持ち前の飛距離を武器に随所に好プレーを見せ、通算2オーバーで決勝ラウンドへ進出した。
若手選手の活躍が光ったが、4名のアマチュア選手はいずれも決勝に進めず、5年連続でベストアマは該当者なしとなった。名古屋大学2年の上田敦士は1番でダブルボギーをたたくなどこの日前半の出遅れが響いた。

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日没迫る中、18ホールのプレーを終えた最終組の選手たち

午前中は晴天となったが、雷雲が接近し、午後2時38分に競技が一時中断となった。1時間53分におよぶ中断の後、午後4時31分に競技を再開し、この日のうちに第3ラウンドを終了させることができた。
首位に並んだのは武藤俊憲と宮里優作。武藤は1イーグル、4バーディとスコアを伸ばし、最終18番はボギーとしたもののこの日65で通算11アンダーとした。
昨年プレーオフで涙を飲んだ片岡大育が、この日ベストスコアタイの63をマークして一気に首位と1打差の3位タイまで浮上し、昨年に続いて最終日最終組でのラウンドが決まった。ベテラン谷口徹が片岡とともに3位タイ。
永野竜太郎が2番と10番でイーグル(1ラウンドで2つのイーグルはクラウンズ史上最多タイ)をマークし、この日63で首位と2打差の4位タイ。同じく4位タイに藤本佳則が入り、首位から2打差の中に有力選手6人がひしめく大混戦で最終日を迎えることになった。
単独首位でスタートした今平周吾は14番でダブルボギーを叩いたのが響きこの日72とスコアを落とし、通算8アンダーの7位に後退した。

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劇的なバーディで優勝を決めた宮里優作

最終組の1つ前で回る谷口徹・藤本佳則と最終組の宮里優作が熾烈な優勝争い。最終18番で8メートルのバーディパットを決めた谷口徹が首位に並び、大きくガッツポーズをしてみせた。藤本は18番パー、この時点で3人が通算12アンダーで並んだ。宮里の18番第2打はピンを少しオーバーして約6mの難しい下りのパットが残り、クラウンズでは34年ぶり2度目となる3人によるプレーオフが濃厚かと思われた。運命のバーディパットはカップの右へ、ボールはカップの端を1周したあと、音を立てて消えた。劇的なバーディ決着で宮里優作がクラウンズ初制覇を果たした。
4番ホールで姜庚男が自身日本ツアー実に3度目となるホールインワンを達成した。