中日クラウンズの歴史

混戦を制し、青木史上初の2連覇達成

1979
第20回大会
青木 功
青木 功
Isao Aoki

大会概要

会場 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース
6,162Yards Par70(35 - 35)
賞金総額 ¥60,000,000
期日 4月26日~29日
カット 11オーバー151までのプロ62名とアマ上位3名 計65名
出場者数 116名(アマ16名)

大会スコア

1位 青木 功 67-73-69-70=279 ¥12,000,000-
2位 中村 通 71-77-65-67=280 ¥5,250,000-
2位 安田 春雄 69-71-70-70=280 ¥5,250,000-
4位 呂 西釣 69-73-71-70=283 ¥2,700,000-
5位 鷹巣 南雄 73-73-69-69=284 ¥2,150,000-
5位 森 憲二 67-74-69-74=284 ¥2,150,000-
7位 呂 良煥 68-72-69-76=285 ¥1,700,000-
7位 Graham Marsh 69-71-71-74=285 ¥1,700,000-
9位 横島 由一 70-74-73-69=286 ¥1,450,000-
9位 許 勝三 71-76-70-69=286 ¥1,450,000-
11位 曺 泰雲 74-74-70-69=287 ¥1,110,000-
11位 井上 幸一 70-76-70-71=287 ¥1,110,000-
11位 Kart Cox 70-77-66-74=287 ¥1,110,000-
11位 Ben Arda 69-76-70-72=287 ¥1,110,000-
11位 尾崎 将司 69-73-70-75=287 ¥1,110,000-
16位 島田 幸作 68-77-73-70=288 ¥900,000-
17位 陳 健忠 77-72-73-67=289 ¥825,000-
17位 Peter Thomson 70-76-70-73=289 ¥825,000-
19位 陳 志明 73-71-75-71=290 ¥682,500-
19位 野口 英雄 71-76-71-72=290 ¥682,500-
19位 陳 健振 73-73-70-74=290 ¥682,500-
19位 内田 繁 70-74-73-73=290 ¥682,500-
  • ベストアマ 金谷多一郎 293 31位タイ

1R

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初日から絶好調の青木功

前年、3度目の優勝を手にした青木功は、その年の世界マッチプレー選手権にも優勝。絶好調で迎えた第20回は、史上初の2連覇への挑戦に注目が集まった。初日は雨で、ピン位置もグリーンの端から5メートル以内にあるホールが12カ所もあり、難しい設定の中で行われた。注目の青木は、出足の11番で2メートルを沈めバーディ、続く12番では残り80メートルの第2打をカップインするイーグルと幸先の良いスタートを切った。16番ではボギーを叩いたが、8番で8メートルのバーディパットを決め、3アンダーの67をマーク。パットが好調だった森憲二とともにトップに並んだ。1打差の3位には呂良煥と前年4位の島田幸作が続いた。

2R

2日目は最大瞬間風速10メートルを記録する強風が吹き荒れた。首位スタートの森憲二は、このため距離感がつかめず、17、18番でグリーンオーバーを続けるなど、スコアを4つ落とし5位に順位を下げた。同じくトップスタートの青木功は、グリーンを捕らえたホールがわずか8ホール。それでも5ホールで1パットのパーを拾い、73で踏み止まった。台湾育ちで風に強いはずの呂良煥も72と振るわず、この日のベストスコアは、グラハム・マーシュ、安田春雄、陳志明の3人がマークした71。予選カットラインは史上最多スコアとなる11オーバーを記録した。結局、トップはイーブンパーでマーシュ、安田、呂、青木の4人が並ぶ混戦模様に。ラリー・ネルソン、デビッド・グラハム、ジェリー・ハードら注目の外国勢は、予選落ちした。また、強風の中今井昌雪が、7番でホールインワンを達成した。

3R

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終始リーダーの座をうかがう安田春雄

ようやく好天に恵まれた3日目。安田春雄が2、3番と連続バーディで一歩抜け出たが、7番のボギーに続き8番ではダブルボギーを叩き後退。呂良煥は、ショートパットがうまく決まらず16番で5メートルを3パットするなどスコアを1つしか伸ばせなかった。青木功は、6、9番でボギーを叩いたが、13番で12メートルをチップイン。16番は2メートル、18番は7メートルを沈め首位をキープした。グラハム・マーシュは71とスコアを落とし、首位タイの青木と呂に2打差をつけられた。また、この日ベストスコアの65をマークした中村通が34位タイから7位タイへ急浮上した。

4R

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安田春雄とのデッドヒートの末、青木が逃げ切り

前日まで首位タイの呂良煥が、4番まで3連続ボギー、続く5番でも4メートルを3パットするなどズルズルと後退していった。また、首位と1打差スタートの森憲二は、3番で3メートルを外すと極度の緊張からか、7番まで5連続ボギーを叩いて転落した。好調なパットが光る青木功は、8番まで8連続1パットの離れ技を披露。11番ではダメ押しとなる5メートルのバーディパットを沈めた。ショットが抜群の安田春雄とパットが好調な中村通が追い上げたが、1打届かず2位タイ。また、注目の尾崎将司も2、4、8番でバーディを奪う猛チャージで1アンダー。青木と3打差という所まで上がってきたが、10番の3パットで緊張の糸が切れ、11番でダブルボギー、14番ではOB2発と自滅した。結局、青木は2位に1打差で史上初の2連覇と4度目のタイトルを手にした。