中日クラウンズの歴史

クラウンズ男、
前人未到の3連覇で5勝目

1980
第21回大会
青木 功
青木 功
Isao Aoki

大会概要

会場 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース
5,936Yards Par70(35 - 35)
賞金総額 ¥65,000,000
期日 5月1日~4日
カット 10オーバー150までのプロ60名とアマ上位4名 計64名
出場者数 120名(アマ18名)

大会スコア

1位 青木 功 69-68-71-72=280 ¥13,000,000-
2位 Graham Marsh 75-65-70-72=282 ¥7,000,000-
3位 草壁 政治 72-73-69-69=283 ¥4,200,000-
4位 鷹巣 南雄 69-68-73-74=284 ¥2,900,000-
5位 呂 良煥 73-67-74-71=285 ¥2,300,000-
5位 尾崎 将司 71-71-70-73=285 ¥2,300,000-
7位 前田 新作 70-75-72-69=286 ¥1,700,000-
7位 佐藤 昌一 74-70-71-71=286 ¥1,700,000-
7位 宮本 康弘 74-69-71-72=286 ¥1,700,000-
10位 Mark McNalty 72-72-73-70=287 ¥1,270,000-
10位 鈴木 規夫 72-68-74-73=287 ¥1,270,000-
10位 島田 幸作 75-68-72-72=287 ¥1,270,000-
10位 森 憲二 76-70-67-74=287 ¥1,270,000-
10位 Ben Arda 73-72-68-74=287 ¥1,270,000-
15位 Don Pooley 78-71-69-70=288 ¥937,500-
15位 何 明忠 74-69-72-73=288 ¥937,500-
15位 Hubert Green 73-71-70-74=288 ¥937,500-
15位 Johnny Miler 68-72-73-75=288 ¥937,500-
19位 謝 敏男 74-73-73-69=289 ¥775,000-
19位 Mye Aye 73-71-74-71=289 ¥775,000-
  • ベストアマ 塩田昌宏 304 59位

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初日、青木功としのぎを削ったJ・ミラー

賞金総額が6500万円(優勝賞金1300万円)に増額された第21回。強豪のヒューバート・グリーンとジョニー・ミラーが出場し、青木功の3連覇を阻止するかどうか、話題を呼んだ。初日は10メートルを超える強風が吹き荒れた。インスタートの青木が10番から3連続バーディを奪えば、同じ組のミラーも負けじと11、12番を連続バーディ。後半はともに風でグリーンを捕らえきれず、結局ミラーが68をマークし、青木を1打リードした。鷹巣南雄は一時3アンダーまで伸ばしたが、14、16番でつまずき、青木とともに2位タイ。アンダーパーはわずかにこの3人で、注目されたグリーンは73と出遅れた。

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前日2位タイの青木功は、2バーディ、ノーボギーの68。11ホールでグリーンを外しながら、1パットのパーでしのぎ、ボギーのピンチを切り抜けた。この日は、23パットという驚異的なパット数を記録し、トップタイ。青木とともにリーダーになったのは、4バーディ、2ボギーと2つスコアを伸ばした鷹巣南雄。青木とは対照的にショットが絶好調で、パーオンしなかったのはわずか3ホールだけだったが、出足の10番で1メートルのバーディパットを外すなど、2メートル以内の短い距離のパットに苦しんだ。また、青木と同組のジョニー・ミラーは1バーディ、2ボギーと一歩後退。この日のベストスコア65を出したグラハム・マーシュが44位タイから一気に3位タイに浮上してきた。同じ3位には、ミラー、呂良煥、鈴木規夫がつけた。

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ストップ・ザ・青木に奮起したマーシュだが…

鷹巣南雄は、一時は単独トップとなる4アンダーまで伸ばしたが、11番の3パットから3連続ボギーと崩れ、4バーディ、7ボギーの73と後退。3位スタートのグラハム・マーシュも1、2番でバーディを奪うが、7番でトリプルボギーを叩き、この日はイーブン。通算成績もイーブンパーで鷹巣と並び2打差の2位タイにつけた。単独トップに立ったのは、3連覇に王手をかけた青木。ボギー先行の苦しいスタートとなったが、この日も好調なパットで拾いまくった。3バーディ、4ボギーとスコアを1つ落としたが、通算2アンダーで単独首位に。ベストスコア66を出した郭吉雄が36位タイから一気に5位タイへ急浮上、この日73のジョニー・ミラーらと並んだ。

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3連覇の偉業を達成した青木功

1番で青木功に先行されたグラハム・マーシュは、2番で4メートルを沈め、再び2打差としたが、その後4ボギーと崩れた。鷹巣南雄も好調のショットが乱れ始め、7番から3連続ボギー。アウトを終了し、青木との差は5ストロークも開いた。粘るマーシュは、12番で4メートルのバーディパットを沈め差を詰めたが、青木が15番で約10メートルのロングパットを入れ返し、勝敗は決したかに見えた。しかし、青木が16番でティショットを左に曲げボギー。魔の17番ショートでは、右のバンカーに入れ、そこからホームラン。4打目でやっと4メートルにつけ、それを沈めたがダブルボギー。逆にマーシュはバーディチャンスにつけたが、その絶好のチャンスを外して奇跡の逆転劇は起こらなかった。結局、青木がマーシュに2打差をつけ、大会史上初となる3連覇、5度目のタイトルを手にした。